「以台制支」の戦略について-2、に対する意見と考察

台湾の方よりメールを頂戴した。

「『以台制支』とは台湾を前線の戦場とするような STRATEGY は不確定要素が多すぎる, 長期的に中国の跳梁跋扈を防遏、抑止するというように受け取られるかも知れないが小生の意図するところはそうでよいものである。
  1. 「以台制支」とは ---WHAT ARE THE FUNDAMENTAL STRATEGIES ?

  2. BACK-UP PLANS

  3. WHAT ARE YOUR CONSTRUCTIVE / STRATEGIC PLANS FOR SUPPORTING TAIWAN.」

小生は、先日の中国全人代の模様を北京放送(短波ラジオ)で聞いて、台湾の人々の複雑な心境と緊張感を推察した。

論点を整理してみると、
  1. 「以台制支」の基本戦略
    台湾は中国のいわば急所であり、これを制することによって、韓半島における中国の突出を押さえ、尖閣を巡る問題に事なきを得、東アジア地域の平和安定を将来する。これには米国との協調が前提となる。飽迄も目的は対中戦争遂行ではなく、「備えあれば憂いなし」(有備無患)を意味するものである。

  2. 台湾のサポート体制
    今後10年をかけ、逐次実施して行くべき事項の例としては、次の通り。

    • 条約-日中間条約上の台湾関連文言の解釈変更、日台間条約締結

    • 台湾の日本への編入を前提としての法制度具備-台湾人のビザ廃止、有事の際の台湾人の救済施策、日台軍事交流(人事、装備)

    • 対韓国工作-有事の際の出動の事前確約(これを「日韓関係の踏み絵」としておく)

    • 対ロシア工作-有事の際の中立、不介入密約

    • 対東南アジア諸国工作-有事の際の軍事援助密約

    • 有事の際(法制度具備が間に合わない場合)には、米軍の先行駐留、自衛隊の台湾方面重点配備、米軍よりの引継

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

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# by ayanokouji3 | 2005-03-23 20:14 | Comments(0)  

天下の愚法『反分裂国家法』に見る中華人民「狂」和国の思考回路

「中国」(支那)の国会に当たる第10期全国人民代表大会(全人代)第3回会議に上程されていた『反分裂国家法』(反国家分裂法)が、全人代最終日の2005(平成17)年3月14日、圧倒的多数の賛成で可決成立しました。この法律は、現実的に主権独立国家として存在する「中華民国」(台湾)が正名(名を正す事)し「台湾共和国」として「独立」する、「中国」にとっての最悪の事態を阻止する為に、「平和統一、一国両制(一国二制度)」の基本方針を指導理念とし、所謂(いわゆる)「一つの中国」の原則を貫徹、場合によっては「台湾問題」の軍事的解決をも辞さない、と言う断固たる決意の表れ ── であるとされています。実際、「中国」は台湾を自国の領土であると主張し、自らの主権が及んでいない台湾が、名実的に「独立」する事を絶対に認めない。その為には、「武力行使も辞さず!!」との考えでいます。しかし、台湾に対する「中国」の身勝手な論理と言い、今回成立した『反分裂国家法』と言い、私から見れば、到底、「中華人民『狂』和国」の戯言(たわごと) ── 狂人(パラノイア)の妄言にしか思えません。又、それと同時に、この様な法律を制定しなければならない所に迄、追い詰められた「中国」の真の姿も浮かび上がってきます。と言う訳で、今回は、「中国」が成立させた天下の愚法『反分裂国家法』について、書いてみたいと思います。

「中国」が成立させた『反分裂国家法』とは具体的にどの様な内容(条項の詳細)なのか? 関心のある所ですが、実は、驚くべき事に成立させたにも関わらず、『反分裂国家法』の条項を「中国」は公表していないのです。日本を含め、近代法治国家たるものは、必ず、法令対象者に対しては当然として、広く外国に対しても、その条項を開示するものです。しかし、「中国」は、その対象が台湾であるにも関わらず、台湾政府に対しても、台湾公民(国民)に対しても、開示してはいません。つまり、『反分裂国家法』なる法律は、具体的条項を明かさない「秘密法」である訳です。「人治の国」と称される「中国」とは異なり、法治が定着している日本や台湾には、全く以て理解し難い次元の話です。

偖(さて)、「秘密法」である『反分裂国家法』ですが、香港のメディア等から漏れ伝わってくる情報を組み合わせると、

  1. 「統一」が両岸(「中国」と台湾)関係の唯一の選択肢

  2. 「中国」による一方的な「反国家分裂」の定義とその範囲の制定

  3. 「独立」又は「国家分裂行為」と見なされる要件並びに、それに対する法的責任と罰則の規定

を規定し、その上で、

  1. 台湾当局(政府)が独立を宣言

  2. 台湾で動乱が発生

  3. 台湾に対する外国勢力の武力介入

と言った事態が発生した際には、人民解放軍・武装警察隊・民兵に『非平和的手段』 ── つまり、武力行使によって問題を解決する権利を付与する、と謳(うた)っているとの事です。

常日頃から「中国」は、

「台湾が独立を宣言したら武力行使する」

と言ってきましたし、2月19日、ワシントンD.C.での日米外務・防衛閣僚による安保協議委員会、所謂「2プラス2」に於いて合意・採択された『日米の共通戦略目標』に、

「台湾海峡を巡る問題の対話を通じた平和的解決を促す」

との文言が入れられた事に見られる様に、「台湾問題」に日米と言った外国勢力が関わる事態を避ける為にも、又、台湾を「自国の領土」と主張してきた経緯から「台湾問題」をあくまでも「内政問題」として処理する為にも、今回の『反分裂国家法』制定は「中国」にとって必要不可欠だった、と言った所なのでしょう。しかし、それは、あくまでも「中国」にとって極めて都合の良い「身勝手な論理」でしかありません。

私は、嘗(かつ)て、『4.台湾は中国の一部ではない!』(1997.3.8)や、『101.「割譲」の意味を知らない支那 ── 「台湾問題」に見る支那の矛盾』(2002.4.7)等のコラムを通して、台湾に「中国」=「中華人民共和国」の主権が及ばない事を主張してきました。改めて書きますが、国共内戦を制した毛沢東が、1949(昭和24)年10月1日に樹立した「中華人民共和国」は、「自国の領土」と主張する台湾を、今日(こんにち)迄、建国以来一日たり共、統治した事はありません。いや、統治云々以前に、抑(そもそ)も、蒋介石は国共内戦に敗北したと同時に、「中華民国」ごとそっくり台湾に移転してしまった訳で、此処(ここ)で台湾が改めて「独立」を宣言しようが、しまいが、最初から独立主権国家として存在していた訳で、その台湾に対して、「中国」の単なる「国内法」でしか無い『反分裂国家法』を適用しようとする事自体がそもそも滑稽である訳です。その様な視点で捉えると、『反分裂国家法』は「中国」が世界に晒(さら)した「天下の愚法」と言えますし、又、その様な法律を真顔で制定した「中華人民共和国」とは、正に、

中華人民「狂」和国


と言っても過言では無いでしょう。とは言え、別の視点から『反分裂国家法』を眺めてみると、全く異なった「中国」の実情が見えてきます。

今回、「中国」が制定した『反分裂国家法』の適用範囲は、大陸と台湾(の人民・企業・団体・公務員)とされています。つまり、この法律の矛先は、何も台湾に限定している訳ではありません。たまたま、「台湾問題」の比重が大きいと言うだけであり、同法に定義されている「独立」又は「国家分裂行為」と見なされる要件が満たされれば、分離独立運動が盛んなチベット自治区や新疆ウイグル自治区、独立志向の強い広東省や東北三省(満州)と言った大陸部(本土)の地域にさえ、その矛先が向く訳です。そして、その事は裏を返せば、経済発展が著しい臨海部と、発展から取り残され未だに貧しい内陸部の経済格差 ── 言い換えれば、「中国国内に於ける『南北問題』」や、余りにも肥大化し過ぎたが故に、隅々に迄、統制が行き届かず、自己矛盾と機能不全に陥ってしまった共産党一党独裁体制下の「中国」が、見かけの発展とは裏腹に、常に内部崩壊(国家分裂)の悪夢に呵(さいな)まれている姿を浮かび上がらせます。

中国崩壊


彼(か)のソビエト連邦でさえ、多くの人々は、よもや内部崩壊する等とは思ってもいませんでした。しかし、実際にソ連は崩壊してしまいました。その様に考えると、「中国」の崩壊もそう遠くない日に訪れるのかも知れません。果たして、2008(平成20)年の北京五輪迄、「中国」が保(も)っているかどうか? ひょっとしたら、「まさか!!」・「青天の霹靂(へきれき)」と言った事態に向けて、歴史の歯車は既に回り始めているのかも知れません。

竹下義朗 TAKESHITA Yoshiro

(本投稿は、Web『帝國電網省』の「歴史再考」に、2005年3月21日付で掲載したコラムです)
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# by ayanokouji3 | 2005-03-22 21:20 | 歴史再考 | Comments(0)  

「以台制支」の戦略について-1に対する意見と考察

台湾の方よりメールを頂戴した。

「TO MY UNDERSTANDING,KOREANS DO NOT TRUST CHINESE AT ALL BASED ON:

  1. WHEN RECALLING, CHINESE ALSO PUSHED KOREANS A LOT FOR THE PAST HUNDREDS YEARS.

  2. THE REASONS FOR GETTING CLOSED TO CHINA WERE:

    1. また台湾の犠牲の下にN. KOREA の跳梁跋扈を防遏、抑止するというように受け取られる、N. KOREA を牽制するという「以中制韓」(中国を以て北韓を制する)の戦略を推進するべきとの主張をしたというかも知れない.
      (IT IS UNDERSTANDABLE THEY TAKE SUCH ACTION AT THE EXPENSES OF TAIWAN, IF YOU WERE THEM, YOU'D DO SO.)

    2. INWARDLY SPEAKING, THEY DO NOT LIKE JAPAN DUE TO THE PAST HISTORY, BUT DO YOU THINK THEY REALLY LIKE THE US TROOPS STATIONING IN THEIR COUNTRY? THEY HAD NO CHOICE BUT TO TAKE IT FOR THE LAST RESOLUTION (THEY DO NOT KNOW THAT CHINA AND N. KOREA MIGHT JOIN TOGETHER TO ATTACK THE SOUTH KOREA).

    3. 以後過去の歴史問題に触れる触れないと韓国は現状以上のものではなく
      THEY CAN NOT GET AWAY FROM THE IMPACT BETWEEN TAIWAN AND CHINA, THEY CAN NOT GET AWAY FROM THE IMPACT BETWEEN JAPAN AND N. KOREA.」


論点を整理してみると、

  1. 韓国が中国寄りになる理由は北朝鮮対策
    これは、中国(台湾を犠牲)を利用して、北朝鮮を牽制するという「以中制鮮」 (中国を以て北朝鮮を制する)の戦略であるが、現在の韓国政権は多少の無理をしても統一を図ろうという意図ありとみられるので、何とも言い難い。歴史的に朝鮮は支那の下位にあった(事大主義)ので、日本(倭)より中国を選ぶと思う。

  2. 韓民族の面子による歴史問題へのこだわりと在韓米軍への悪感情
    これは確かに存在すると考える。

  3. 台中関係、日鮮問題の韓国に与える影響大
    逆の立場から、韓国が中国寄り、対北朝鮮宥和政策をとっている以上、日本が「以韓制支」することは実質的に困難である。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

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# by ayanokouji3 | 2005-03-22 21:07 | Comments(0)  

「兄弟牆に鬩ぐ」について-2、に対する意見と考察

台湾の方よりメールを頂戴した。

「As the US is going to send military officers to Taipei by this coming summer.
My comments are:
  1. 建国独立の道は: long, sad, ひさしく助くるなし, helpless. 国連再加入不可能.

  2. 主動的に台湾と相携え、東アジアの平和安定に寄与、安全保障体制を確立するということしかない。行き着くところは、「共栄圏」の復活である-不可能。
(It's too late for Japan to take the action for you have been late for decades without doing any possitive action toward Taiwan, once the US troops arrive in Taiwan which means.........etc.)」


小生は、これにつき、
「以台制支」の戦略について-2、でご紹介した、「台湾万葉集」所載の独立も統一も夢蓬莱の民に幸福何時(いつ)なんぞ来る(孤蓬万里、本名呉建堂作)という歌を思い出した。独立建国は中国の掣肘を加えられ難しく、さりとて統一(本来は中華民国による全土統一であろうが、今となっては中国による併呑)もスンナリとは行かないというジレンマを叙べているのであろう。

論点を整理してみると、
  1. 米軍将校団の台北派遣
    台湾重視政策の一環である。

  2. 建国独立の道は前途多難、国連再加入不可能
    これは確かに一筋縄では行かないことを認めざるを得ない。
  1. 「共栄圏」の復活は不可能
    日本は未だに法整備が出来ていないので、確かに米軍の方が先手を打つことは出来る。日本は後追いに徹するのみ。今のところ、台湾を戍るにはそれしかない。併し、「共栄圏」の復活が可能か不可能かは最終的に判断すべきであり、また可能か不可能かというよりも是か非かという議論になるものと思う。その意味では、台湾が米国の一州になるという手段が「共栄圏」よりも現実的であるが、台湾公民にとって果して受け入れられるものとなるや否や。米国にとって、中国がイラクであれば、台湾はクェートの如きものか。米国がいつまでもお節介を続けるとは思えない。
古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

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# by ayanokouji3 | 2005-03-20 20:01 | Comments(0)  

「以台制支」の戦略について-2

小生は今直ちに日本と韓国が反目するというような荒唐無稽な考えは持ち合わせていない。北朝鮮問題が未だに懸案となっている現状では、不確定要素が多すぎる。併し、長期的な、大枠の構図を抱いていた方がよいというものである。

さて、「以台制支」という表現は、日本の都合のよいように、台湾を利用して、盾にして、また台湾公民の犠牲の下に、中国の跳梁跋扈を防遏、抑止するというように受け取られるかも知れないが、小生の意図するところはそうではない。

以前、台湾の方より次のようなメールを受け取ったことがある。

I assume that your government has signed a lot of similar agreements with other countries, why not Taiwan ? who you claimed as brothers and colonial history under 萬世一系.

As my father recalled that no 内地人 would do this (台湾人を外人と取扱うこと) to us during the colonial period for we shared food and everything together.

台湾を統治した頃の日本は、明治天皇御製

  「新高の山のふもとの民草の茂りまさると聞くぞうれしき」

にみられるように、台湾に精神的な紐帯を感じていたのだと思う。

また、台湾側でも、「台湾万葉集」に(いずれも、孤蓬万里、本名呉建堂作)

  「すめらぎと曽(かつ)て崇めし老人の葬儀のテレビにまぶたしめらす」
  「万葉の流れこの地に留めんと生命のかぎり短歌(うた)詠み行かん」

とあるような面もあったことは否定出来ない。

日本統治下に教育を受けた世代の人々が少なくなった現在、これは単なるノスタルジアかも知れない。併し、中国の頤使に甘んずることを潔しとしない台湾の一部の人々からすれば、共産党支配よりも、国民党(蒋介石)の方がましだという人々を含めて、中国に対抗する口実とはなり得る。

「以台制支」とは台湾を前線の戦場とするような日本側の無責任、手前勝手の戦略とならないことは勿論、その実現が台湾公民の最終意思次第ということは自明の理である。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

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# by ayanokouji3 | 2005-03-19 18:04 | Comments(0)  

「以台制支」の戦略について

中国の軍事評論家が、「亜洲週刊」最新号で、韓半島を統一させ、日本を牽制するという「以韓制日」(韓を以て日を制する)の戦略を推進するべきとの主張をしたという記事を読んだ。小生はこれについて、次のように考える。

現在の盧武鉉(ノ=ムヒョン)政権が反日姿勢を強めて来たのは事実であり、これは韓国民の大半の支持を得ていると思う。1998年に金大中(キム=デジュン)大統領から、以後過去の歴史問題に触れないといった申し出があったこと自体、何かおかしい、裏があると感じていた。これが韓国政権の本来の姿なのである。韓国は現状以上のものではなく、また以下でもない。

これからは、「八方美人」ではなく、戦国時代のような合従連衡が必要である。

統一された『大高麗国』は中国の友邦国になればよい。或いは属国となってもよい。そのような国には早々と見切りをつけることである。

この場合、日本の選択肢は自ずと限られ、「以台制支」(台湾を以て支那を制する)の戦略を以て臨むことになる。

  1. 日本海から東支那海、台湾海峡以南に亘る長距離の海上防衛ラインを装備・人員面で十分に構築した上で、韓半島、大陸への先制攻撃の法的根拠を具備する。

  2. 台湾と合邦し、『大日本皇国』となる。

  3. 日本在住の未帰化韓国・朝鮮人については、帰国を強制する(公明党担当)。

これは逆説的に、日台対中韓の軍事バランスを招来し、東アジアの安全保障、平和安定に寄与することにつながり、今後予想される不安定で、中途半端な国際情勢を解決する一つの途となり得る。尚、米国のお節介は有難く頂戴し、活用せざるを得ないと考える。

台湾の有志諸君、以上の意見を李登輝氏及び陳総統へお伝え願えれば幸甚に存じます。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

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# by ayanokouji3 | 2005-03-18 13:04 | Comments(0)  

「兄弟牆に鬩ぐ」について-2

「兄弟牆に鬩ぐ」にはその続きがある。これを記せば、

  兄弟鬩于牆    兄弟牆に鬩げども
  外禦其務     外、その侮りを防ぐ
  毎有良朋     良友ありといえども
  烝也無戎     ひさしく助くるなし

即ち、兄弟不仲でも外からの侮辱に対しては協力して防ぐものだ、仲のよい友人でもこういう時には助けてくれないものだから、というものである。

これを台湾に当て嵌めてみれば、兄弟不仲とは独立派の内訌である。然らば仲のよい友人とは何れの国か。

今、台湾の向かうべき道は次の三つしかない。

  1. 中国への編入 ── 台湾公民の意思が明確となれば、日米も異議を唱えることは出来ない。

  2. 現状維持 ── 台湾公民の意思が二分されるのであれば、中国と日米が牽制し合い、当分の間、今の中途半端な体制を継続する。

  3. 建国独立 ── 内政問題を抱えた中国が許さない。逆に許すようであれば、中国の崩壊必至とみてよい。

上記の三つ以外に考えられるのは、現状維持のまま日米と緊密に提携、建国独立並の権利を得る(国連再加入)というものである。併し、これには大義名分を必要とする。

中国側に立てば、漢民族としての同一性や香港の例を否定出来ないし、台湾独立派側に立てば、共産党政府との関連性が薄れ、政治体制が長期間異なっていることもまた否定出来ない。

日本としては、主動的に台湾と相携え、東アジアの平和安定に寄与、安全保障体制を確立するということしかない。行き着くところは、「共栄圏」の復活である。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

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# by ayanokouji3 | 2005-03-17 21:56 | Comments(0)  

「兄弟牆に鬩ぐ」について

「兄弟牆(かき)に鬩(せめ)ぐ」とは詩経が出典の成語である。

最近、親戚が随分前に書いた本を読んでいて、面白い箇所を見つけた。
「紙に書いた家憲などの持ち合わせのない旧家の方が、家も平和でよく治まり、代々栄えているのに、よさそうなことを・・・新しく奉書紙などに麗々しく書き上げて巻物にしたり、掛額にしたりしている新興の成金の家の、その新家憲などが一向に行われず、その家では喧嘩口論の波風が絶えず、・・・家も支離滅裂、親も子も兄も弟も、仇敵同様になりがち」とあった。

そこへ、「西武」グループ総帥の堤氏の逮捕のことを知った。報道では堤家には立派な家憲があるらしいが、兄弟の仲は悪かったという。

その本にはこうも書いてある。
「それにしても、家は小さなものだから、大したことにはならないけれども、国は大変である。」

翻って、台湾内の政情を仄聞するに、陳総統の親民党の宋楚瑜主席との合意を不満とした独立建国派の総統府顧問が相次いで辞表を提出したという。親中、中立、独立の各派が対立するのはまだしも、独立派の中でも対立が表面化して来たようである。意見の異なる者同士が妥協を図ろうとすると、如何しても悶着の種となるのは世間の常である。これをしも「兄弟牆に鬩ぐ」というのだろう。

台湾がもし人心の統一に失敗することになると、現状維持はおろか、独立は困難、何れ中国に呑み込まれてしまう恐れがある。独立を大声で叫んでも、国際場裡の冷厳な駆引と諸国の戦略に押し潰されてしまう。それは国々の滅亡の歴史が物語っている。このことは、台湾人自身が真剣に考えなければならぬことである。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

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# by ayanokouji3 | 2005-03-16 22:15 | Comments(0)  

明石元二郎の事蹟について

「日露戦争終結百周年」に関連して台湾の方から指摘があったが、日露戦争時、欧州にて暗躍した明石元二郎(1864~1919)の分骨された墓が台湾にあるとのことである。

Now, his bones were buried nearby 北海墓園(台北縣三芝?) facing the Pacific Ocean.

明石元二郎(1864~1919)
日露戦争後、韓国で憲兵隊長(後に改組、憲兵司令官)となるが、来韓直前に起きた反日排日運動(日韓協約による)が翌年にかけ全道に広がる過程において、憲兵を用い韓国民を抑圧したとされている。但し、日韓併合直前の大暴動では鎮圧に銃砲を用いず、泥水をポンプでかけ、解散させたという逸話もある。在韓6年半、第一次大戦に際して参謀次長となったが、1年半で師団長(熊本)に転補、2年8ケ月で台湾総督となり、1ケ月後陸軍大将、その後3ケ月余りで死去。
(資料-「帝国陸軍将軍総覧」、「日本軍閥の興亡」ほかによる)

明石元二郎の在韓(1907~1914)よりやや遡る1905年11月の緊張した状況は次の通りで、こうした文面からも明石のいた当時の事情が推察出来る。
(資料-韓国駐剳軍第十五師団歩兵第五十九聯隊附将校「満韓出征誌」)

十一月中旬伊藤侯ハ韓帝ニ献策スルニ韓国ノ外交及内政ノ事一ニ日本国政府ニ於テ代理シ将来韓国ノ進歩ト国権維持ヲ図ランコトヲ以テス当時君側ノ頑陋間ニ異議盛ニ起リ儒生諸町ニ群衆シテ侯ノ商議ヲ害セントシ一進会ハ日本国旗ヲ掲揚シテ益々日本説ヲ張ル等事態穏カナラズ十一月十五日十六日十七日ノ三日間ヲ以テ韓廷内ニ折衝最モ重ク議セラル是ニ於テ時ノ駐箚軍司令官長谷川大将ノ警戒訓示アリ我聯隊ハ京城内ニ巡邏ヲ派シ示威ト捜索ヲ併ビ行フノ命ヲ受ケ一個中隊或ハ一個小隊約二時間乃至四時ヲ間シテ市ヲ東西ノ二区ニ別チ昼夜ヲ徹シ巡邏ヲ派セラル砲兵ハ砲列ヲ市ノ当方訓練院空地ニ敷キ盛ニ空砲発火ヲ演習シ憲兵其他ノ者又各々密偵ニ服スル等今ヤ京城ハ殺風ノ観アリ十一月十七日韓帝世運ノ挽回スベカラザルヲ悟リ周囲ノ妄論ヲ排シ遂ニ侯ノ籌策ヲ容レ給ヒ爰ニ新条約成立ヲ告ゲ純然タル日本ノ保護国トナルニ至ル

尚、明石が韓国から去った5年後、有名な独立万歳事件(1919年3月1日、200万人の朝鮮人が国内618ケ所で暴動)が勃発した。

ご参考となれば、幸いである。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

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# by ayanokouji3 | 2005-03-15 19:08 | Comments(0)  

韓国関連事項について

小生はかつてインドネシアのジャカルタにおいて多くの台湾人と交流があり、その発想や習慣につき知ることを得た。そうした経験から、その国の事情に通ずるには、海外に出ている人達を知るに如かず、と考える。更に、観点を変えて、海外から見たその国の事情を調べることは大いに意味があると思う。

そこで、韓国関連の事項について台湾の方へ問い合わせてみた。

  1. 韓国電化製品の台湾における評価
    Well, quality and performance are getting better than before, but price is lower than other branded names such as Sony, Panasonic, Toshiba, Philips.....etc. But for most Taiwanese people prefer Japanese branded names though they've to pay more to get a Japanese TV--Sony.

  2. 中国では、漢城(ソウル)を首爾と記すことを始めたが、台湾では如何
    I think so, there's no reason for Koreans to follow by a Chinese name for decades, like the Chinese characters that they have used for decades.(not many Chinese words you'll find in the books or papers in Korea.)

  3. 台湾での韓国駐在員の漢字認識能力と会話能力
    Basically speaking, "understandable", they took Chinese in Korea and China separately. Most of time, I have to think if they say what they mean because the Chinese they took in China are not frequently used in Taiwan.

  4. 韓国TVドラマの台湾での反響
    It is just a trend. like the high heel shoes or cloths that the younger generations would pay attention to it for a while, and then throw it away.

以上の通りであり、非常に参考となった。
古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

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# by ayanokouji3 | 2005-03-15 00:06 | Comments(0)  

日露戦争終結百周年について-2(続き)

そこで、

> 勢余騎虎猶残悔- Meiji--> Showa ? 猶残悔? Why ? Can you check it
> out for me ? Was he implying something ?

という質問に対し、小生より次のように答えておいた。

勢余騎虎猶残悔須讃明治懸命人

この箇所は訓読にすれば、

「勢余騎虎猶ほ悔を残すも須(すべから)く讃(たた)ふべし明治懸命の人」

となります。

日本軍自体は大会戦後も露軍を追撃、殲滅するの気概があったが、国費消耗、財力が続かず媾和に至り、その結果ポーツマス条約で賠償金も得られなかったという無念さが残った。併しながら、国の運命を賭して強大露国と戦った当時の日本人を大いに評価すべきだ(それにひきかえ今の日本人は・・・)、という意味だと思います。

更に、

> 須讃明治懸命人- This is the most wonderful part after I finish reading.
> What's the major difference between 明治人 and Showa人 ?

という質問に対しては、

明治人と昭和人の違いは物質的に豊かであるか否かです。日清戦争頃までの日本の貧しい経済状況を知っているのが明治人であり、それ以降は昭和人といってよいでしょう。巷間、明治を持ち上げて昭和を見下す風潮もありますが、冷静に考えると、明治と昭和は大正を介して連続しており、昭和人が明治人に比べ精神的に劣っているということはないと思います。明治の人達は江戸時代以来の古い慣習を引きずっていたことは事実であり、洗練されていないマイナス面も多くありました。

小生の説明が正しいか否か自信はない。諸彦の御教示に俟ちたい。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

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# by ayanokouji3 | 2005-03-13 19:22 | Comments(0)  

日露戦争終結百周年について-1

日露戦争以来百年を閲した。ここで総括しておくことは決して無益ではない。学者先生の単なる講釈であれば既に聞き飽きたし、読み飽きたというのが本音である。ともあれ、我々現代日本人には精神作興が必要であると思い、然るべき資料を探していたところ、ある会報に掲載された漢詩を見出した。

 憶日露戦捷百年  常春 竹内淳美
獅子衰眠無力嗔貪熊南下起戎塵満州曠野散魂魄対馬高波呼鬼神
一国驚天開世紀五洲動地励蒼民勢余騎虎猶残悔須讃明治懸命人

そこで、台湾の方へ解釈をお願いした。

「In a way that Mr. Takeuchi implied that China is so weak like a sleeping lion, and unable to stop the enemy from the North and protect its own people from being killed by the Russians.
対馬高波呼鬼神一国驚天開世紀
At the situation in China, Japan plays an important role to deter the Russia.
五洲動地励蒼民勢余騎虎猶残悔須讃明治懸命人
Which encourage the people that the Saviour has come.

Let's do like this:
憶日露戦捷百年
竹内淳美
獅子衰眠無力嗔- Weak China
貪熊南下起戎塵- Greedy Russia
満州曠野散魂魄- Being killed
対馬高波呼鬼神- The Saviour comes
一国驚天開世紀- A new century
五洲動地励蒼民- People are being encouraged
勢余騎虎猶残悔- Meiji--> Showa ? 猶残悔? Why ? Can you check it out for me ?
Was he implying something ?
須讃明治懸命人- This is the most wonderful part after I finish reading.
What's the major difference between 明治人 and Showa人 ?」

という解釈と質問であった。

(以下次項に続く)

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

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# by ayanokouji3 | 2005-03-12 22:21 | Comments(0)  

日米戦略目標は「主権侵害」?

2月19日、ワシントンでの日米外務・防衛閣僚による安保協議委員会(2プラス2)に於いて合意・採択された「日米の共通戦略目標」中に、「台湾海峡を巡る問題の対話を通じた平和的解決を促す」との項目に対して、3月6日、李肇星・支那外相が、以下の様な発言をしました。
日米の安全保障協力の範囲に台湾を含める事は、中国の主権への侵害であり内政干渉だ。断固反対する

又、日支関係については、

「歴史と台湾問題の適切な処理が必要」と強調し、尖閣諸島については「中国の領土」と述べた上で、対話を通じた解決を呼びかけた・・・そうです。

それにしても、随分と虫の良い話である。
「日本の領土」である尖閣諸島に対する領有権を主張する事は「日本の主権への侵害」であり、小泉総理の靖国参拝中止や所謂「A級戦犯」分祀要求等は「日本に対する内政干渉」以外の何ものでも無い。又、「台湾問題」は、日本のシーレーン上に台湾が位置する以上、日本が看過出来る問題では無い。日本の国防・存立にも関わる重大事であり、抑も「台湾問題」に対して「当事者」である日本が今迄言及してこなかった事の方が不思議であり、問題であったと思う。

その点でも、日本は支那の「ご都合主義」をはねつけ、もっと貪欲に日本の「国益」を追求しても良いと思うし、それ位の意識を持たなければ、何時迄経っても、支那・ロシア・南北朝鮮に嘗められっぱなしだろう。

竹下義朗 TAKESHITA Yoshiro

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# by ayanokouji3 | 2005-03-11 11:46 | Comments(0)  

中国原潜の日本領海侵犯事件について

「熱し易く冷め易い」というのは大衆の習性であり、また大衆に媚びるメディアの矯め難い因習でもある。中国原潜の日本領海侵犯事件についても、人々の脳裏から既に消えつつある。事前に台湾側から日本側に伝えられていたと後日判明したとき、台湾の重要性を再認識した。

ここでメールをご紹介する。

For instance, the nuclear submarine intrusion and mechanical problem (2 different and separated issues occured that have never been released to the press)

  1. why a submarine rescued ship appeared nearby Japan ? They lost another sub. again ? which model ? How many have died in the sub. ? what is the cause ?

  2. why a nuclear submarine appeared nearby Okinawa almost the same time when the rescue ship appeared nearby Japan ? If the nuclear submarine appeared nearby Okinawa which it had passed by east Taiwan when detected and informed both Japan and US Pacific Fleet, then it is likely that they lost another submarine again nearby Japan.


この事件の真相は如何であったのか、関係当局各位におたずねしたい。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

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# by ayanokouji3 | 2005-03-11 10:09 | Comments(0)  

「台湾漁船が東中国海で日本側に拿捕」について

先日、次のような報道を見出した。

「-台湾漁船が東中国海で日本側に拿捕 10人が留置(人民網)-

京華時報の報道によると、台湾漁船1隻が22日、東中国海で日本側艦艇に拿捕され、保釈金430万円を請求されたという。漁船には当時、中国台湾籍の3人と中国大陸籍の7人の漁業者が乗っていた。乗組員10人は日本・福岡へ護送、留置された。漁船は現在、日本・五島列島の港に留め置かれている。」

これにつき、次のようなコメントを得た。

My comment is:
The political background and plot that the Chinese Government sponsored Web Press (人民網) intended to widen out the accident and remind Taiwanese that Japan is our enemy and we shall join together to take against the enemy.

My "own" pledges are:

  1. Agreement, such as "a joint fishery agreement" can be signed that Taiwanese fishermen can fish a "certain areas" in Japan's sea territory under the condition that most Japanese fishermen would agree for common and joint profits and interests in the areas.

  2. Both the 海自 and 海上保安廳 do not have to take Taiwanese as 外人 when doing their jobs to crack down on illegal sea activities in the areas.


上記の通りにつき、日本の関係各位には十分配慮願いたい次第である。

尚、台湾と日本との深いえにしについては、戦前台湾に住んでいた小生の親戚が昔をなつかしんで詠んだ短歌をご紹介しておく。

敗戦はとにもかくにもはらからと別れしことの悔やまるるかな
領土はも抛棄するともみ民らがおほみたからたることは忘れじ
蒋介石に義理を立つるはともかくもはらからのちぎり忘れざらなむ
「新高の山のふもとの民草」と仰せたまひしことは忘れじ
(参考-明治天皇御製「新高の山のふもとの民草の茂りまさると聞くぞうれしき」)

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

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# by ayanokouji3 | 2005-03-10 21:24 | Comments(0)  

「対中武器輸出」について

河村さん、こちらこそ初めまして。
私も欧州からの「対中武器輸出」については非常に危機感を抱いています。

私自身、弊ウェブ『帝國電網省』のコラムにも書いた事ですが、支那は日本にとっての最大の仮想敵国だと思っています。その支那が、従来の「大陸国家」から外洋へと展開する「海洋国家」路線を邁進している実情は、元来の純粋な海洋国家である日本の国家権益を著しく侵すものであり、到底受け入れられるものではありません。又、台湾は地政学的に見ても日本にとって極めて枢要な位置に存在しており、その台湾を擁護し、防衛する事は、即ち、日本の権益を確保し、国土を防衛する事と同義であるとさえ言えます。

その意味でも、日本は「憲法九条」を改正、自衛戦力の保持を明確に認め、「自衛隊」を正式な国軍に改組昇格させ、その上で、支那を共通の主敵とする台湾との軍事同盟(集団安全保障)を実現し、兵器装備の共通化及び、運用面での連携を図っていくべきでしょう。

竹下義朗 TAKESHITA Yoshiro

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# by ayanokouji3 | 2005-03-09 23:26 | Comments(0)  

嗚呼、何たる体たらく・・・支那の顔色ばかり窺う日本

日台関係筋によると、今月初め、台湾側から5月上旬から中旬にかけ、5~6日程度の日程で、愛知県で開催される万博「愛・地球博」の会場や、東京都内の大学、福祉施設等の見学を目的に、陳水扁・呉淑珍総統夫妻の来日について、日本政府に打診してきたと言う。しかし、小泉純一郎総理の「靖国参拝」問題(日本にしてみれば、別に問題でも何でも無く、支那の一方的な「言いがかり」である)で冷却化している日支関係が決定的に悪化する事を懸念した日本政府・外務省は、陳総統の来日(つまりは「査証発給」)は困難との判断を台湾側に伝えたと言う。そして、25日の記者会見で、細田博之官房長官が、観光目的が明確な場合に限り、呉淑珍総統夫人の来日を認める旨発言した訳ですが、嗚呼、何たる体たらく・・・と改めて自国政府・外務省の不甲斐なさに呆れると同時に、憤りを感じました。

確かに、外交関係が冷却化する事は、政府・外務省からすれば好ましい事では無い、その事は私も理解出来ます。しかし、理不尽な要求に応じて迄、媚び諂って迄、外交関係を保とうとする、その方が余程、問題でしょう。そんな事で維持される外交関係は単なる「屈辱外交」でしかありません。ましてや、小泉総理が靖国神社を参拝しようが、しまいが、それは日本の「国内問題」であって、支那がとやかく言ってくる筋合いの問題ではありません。これこそ、正に支那が一番嫌っている「内政干渉」そのものです。

台湾要人の来日問題も同様です。政治的発言は認められないとか、「観光目的」ならば云々、と言った制約を付ける事自体がそもそもおかしな事です。政治的だろうがなんだろうが、「発言」は発言であり、そもそも日本は「言論の自由」を保証している国家である訳です。その日本が李前総統にしろ、今回の呉淑珍総統夫人にしろ、まるで前科者でも扱うが如き制約を課し、それに従うなら査証を発給する等とは、何たる事か。

台湾の「総統」は、英語では"President" ── つまり和訳すると、「大統領」である訳です。つまり、李前総統は「李前大統領」、陳総統は「陳大統領」である訳です。一国の国家元首の訪問に対して、様々な制約を課し、それを守るならば査証を発給する等とは、国際儀礼上も非常に無礼な話です。そして、その「無礼」な事を台湾に対して平然と行っているのが、日本政府であり、外務省である訳です。

「靖国参拝」問題で冷却化している日支関係が決定的に悪化する・・・だとしたら、一度、決定的に悪化させてみてはどうだろうか? 最終的に困るのは、日本では無い。支那の方なのだから。

竹下義朗 TAKESHITA Yoshiro

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# by ayanokouji3 | 2005-02-27 21:30 | Comments(1)  

投稿「台湾側の覚悟について」に対する反響について

先日、台湾より次のメールが届いた。

◇ ◇ ◇ ◇ ◇


Dear Mr. Furukawa,

Regarding your article「台湾側の覚悟について」,
仮に、同海域で日中両軍が対峙した場合、台湾軍は静観するのか、日本側に味方するのか。

I would humbly convey my personal message to Japanese people who are interested in this question, as follows;

WE SHALL JOIN YOU AND FIGHT AGAINST THE CHINESE.
IF ALLOWED, I'D LIKE TO JOIN THE IMPERIAL NAVY AS ONE OF THE JOINT STAFFS TO WIN THE BATTLE. MY FATHER WOULD BE VERY PROUD OF ME AND HAPPY THAT I MAKE HIS DREAM COME TRUE. ( IF I DIE, SAVE A SPACE FOR ME AT YASUGUNI). I SUGGEST THAT BOTH NAVIES WORK TOGETHER CLOSELY. ( COUNTERMEASURE /STRATEGY / AIR AND SEA JOINT STRIKE / MINE LAYING /.....ETC.)

◇ ◇ ◇ ◇ ◇


小生はこれに対し、感嘆措く能わず、次のメールを送った。

◇ ◇ ◇ ◇ ◇


Thank you for your comment on my article.
I fully appreciate your aspiration toward Japan-Taiwan collaboration. In addition, I would like to point out that your understanding for the former regime of Japan is hard to share among contemporary Japanese. Paradoxically speaking, it means that the notion which is summed up in the name of Bushido or Yamatodamashii, is, in fact, one the most precious thing in the world nowadays. We should not forget the terms once forbidden to use by GHQ. We have to cherish those terms forever, to commemorate the glorious achievement brought by the strenuous efforts of our forefathers.

Greater East Asia Co-prosperity Sphere 大東亜共栄圏
Greater East Asian War 大東亜戦争, instead of 太平洋戦争
Universal Brotherhood 八紘一宇

◇ ◇ ◇ ◇ ◇


これが意味するところは読者ご自身にて熟考されんことを切に望む次第である。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

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# by ayanokouji3 | 2005-02-27 19:55 | Comments(0)  

政治体制と台湾の帰趨について

1993年、日本では古今無比の無能な宮沢・河野コンビの失体を嘲笑するかの如き新党ブームの中、近衛文麿の孫、熊本藩主細川家の後裔、細川護熙氏を首班とした連立内閣発足、「55年体制の終焉」と称して、左派系の暴走がここに始まった。以後、1998年に自民党橋本首相の参議院選挙敗北による退陣に至る5年間というもの、日本は狂っていた。

細川談話、阪神大震災、オウムサリン事件、戦後50年の謝罪決議、ペルー人質事件、金融危機に続くマネー敗戦、男女を問わぬ茶髪の流行等々、思えば、在日朝鮮人や同和出身者が国政の中枢に入ることを許した当時の日本の民主主義自体に問題があったのである。外交面では、土下座外交の継続、慰安婦・強制連行問題等反日行動の再燃は目を覆うばかりであった。

1993年8月、小生は台湾に行き、台湾での「新党ブーム」をテレビにて知った。鵝鑾鼻にて蒋介石の大陸に向かって立つ銅像を見た。「2.28事件」の真相を初めて知った。

1996年、台湾の総統選挙を機に中国によるミサイル演習のことがあった。小生は当時、香港・広東・福建に毎月2週間程度滞在していたが、福州空港にはシートで覆われた戦闘機が配備され、何となく物々しかった。厦門(アモイ)で民間人に、また福州軍区の兵士に本当に「打台湾」するのか聞いたが、彼等は皆否定していた。

さて、台湾の有志諸君、あなた達の敵は決してミサイルの照準を台湾に合わせている中国人民解放軍、またその背後にいる共産党幹部ではない。1993~1998年の日本の例の通り、緊張感を欠いた政界中枢に浸食した不逞の輩が日本国を崩壊せんと意図した如く、民主政治体制の世の中では、集票結果により、政治を如何様にでも動かすことが出来る。亡国も興国も紙一重であり、大衆を侮ってはならないのである。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

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# by ayanokouji3 | 2005-02-25 19:08 | Comments(0)  

中国ビジネスと台湾の帰趨について

「政冷経熱」といわれる。国家間の外交関係は別にして、日中の経済が年々深化しているのは事実である。民間ビジネスを国家が制限するのは余程のことがない限りはあり得ない。大連において商業施設の工事費用(請負契約の解釈如何)を巡り、一審で敗訴した清水建設が、中国の最高裁に当たる中国最高人民法院に上訴したとの報道を読んだ。これは民間レベルの問題であり、国が乗り出し、外交問題にすべきことではない。ビジネスにリスクはつきものであり、個々の企業がその負担をする。

台湾の場合、対中貿易の意味は日本とは別の面で甚だ大なるものがあると思う。なぜなら、殆どの台湾人は大陸人とその血筋を同じくするからである。内省人の家庭で話されている台湾語は、対岸で話されている閩南話(minnanhua)とほぼ同じである。公式語である台湾の国語は、大陸の普通語と発音と言い回しに若干の違いはあるが、ほぼ同じである。血筋も言葉も習俗も同じであるが、雰囲気が異なる。雰囲気が異なるのは、政治体制と教育による。

1997年、香港は祖国中国に返還された。香港には新界以南九龍までの大陸部と香港島とに分かれる。香港人の殆どは広東人と血筋を同じくし、通常話されている広東語は広東省一帯で通用する。香港人と広東人の関係は台湾人と福建人の関係に似ているが、勿論前者の関係の方がより緊密である。

香港程ではないが、中国ビジネスを基本とする台湾の帰趨については、香港を「鑑」として、台湾の公民自身が決めるべきことである。共産党政府をはじめ、他国がいろいろと干渉、お節介すべきではない。他方、我々日本人は、日本政府にも本音と建前があること、また国際情勢の変化に応じてそれらは変化することを汲み取る必要がある。例えば、かつて有事立法制定の際、有事の範囲に台湾を含むと明言出来なかった政府が、昨今実質的にこれを認めた類である。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

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# by ayanokouji3 | 2005-02-24 19:12 | Comments(0)  

歴史の見方と台湾について

6年前のことになるが、歴史の好きな弁護士兼事業家であった鹿島曻(1926-2001)氏の一見、荒唐無稽と思われる内容の著書に初めて接したとき、驚いたことを覚えている。同氏の論点は次の3点に要約出来る。

  1. オリエントと東アジアは古代、海(海のシルクロード)及び陸(タイのバンチェン経由)を通じて実際には広汎な移動、交流があった。

  2. 日中韓の古代史にはそれぞれ捏造した部分がある。就中、司馬遷『史記』の始皇帝以前の部分については、オリエント史よりの借史である。

  3. 日本の天皇は万世一系ではない。

ことの真偽はさておき、同氏の「歴史観」は歴史学界では取り上げられることもなく、完全に無視されたまま、同氏は逝去した。

さて、思い起こすに、我々の世代は江戸時代を戦前より更に暗黒で窮屈な時代と信じて成長した。昭和60年頃より江戸時代のシステムが環境を重視したものであったと再評価され、今日に至っている。歴史観とは見方一つで如何様にも変化するのである。

仮に鹿島曻氏の歴史観によれば、中華民族(中国大陸に現存する全民族)の栄光を唱える共産党政府(そのために日本には「支那」と呼ばれたくない)の現在の支配者である漢民族が、古代より他民族の植民地の奴隷階級たる民族であったことになり、また、かつて大陸にいた倭人の後裔たる日本人が中国大陸に進出したのは、「侵略」ではなくなる。何れも些か牽強附会であるにせよ、前者については、大衆の民度の低いことや政府の外交政策に「徳」が感ぜられないことから、「当たらずと雖も遠からず」といったところだろうか。

台湾について言えば、明末には海賊の根拠地であり、一時期、混血児鄭成功(母は日本人)がオランダ軍を駆逐して、清国に対抗したことがあったが、日本の領有まで一貫して「化外之地」であったことは確かである。一説には、領有後、「生蕃」を「高砂族」と呼ぶことを提案したのは当時の皇太子(後の大正天皇)であったという。領台以来、歴代総督の手腕、事件、その他日台交流の事蹟につきここで更めて贅言するには及ばない。

付言すれば、台湾とは、過去の日本を探り(何が正で何が誤りであったか)、現在の日本につき再考(果たして今のままでよいのか)し、将来の日本のあるべき姿(東アジアの体制は如何にあるべきか)を模索する一つの切り口となり得ることは確かである。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

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# by ayanokouji3 | 2005-02-23 20:52 | Comments(0)  

「台湾側の覚悟について」について

古川さんから、
仮に、同海域で日中両軍が対峙した場合、台湾軍は静観するのか、日本側に味方するのか。前者では、爾後、共産党政府の頤使に甘んじることとなり独立への道は断たれる。後者では、一部の日本知識人からは「お節介」とし敬遠される一方、戦後60年近く「不磨の大典」として日本国民が有難く戴いて来た「日本国憲法」の根幹部分に風穴をあける契機となり、日本国民を大いに覚醒させる。これはまた、日台提携の動機づけとなり得るのである。

と言う発言がありましたが、これは日本にも当て嵌まる事です。

仮に、同海域で台中両軍が対峙した場合、日本自衛隊は静観するのか、台湾側に味方するのか。前者では、爾後、「親日国」台湾は完全に日本を見限り、台湾(海峡)問題に於いて日本は完全に発言権を失う事になりますし、「台湾陥落」後は、シーレーンを押さえられる事はおろか、尖閣諸島から「沖縄県」全体が支那の脅威に直接晒される事になります。後者では、台湾が戦略的パートナーとしての日本の存在を再認識し、国交回復を含めたあらゆる分野での関係強化 ──「日台同盟」に国策の舵を切るであろう事は明かです。

極東の島国(海洋国家)として地政学的に見ても共通点がある日台両国は、政治体制・経済体制も共通点が多く、嘗て「大日本帝国」の下で一体だった事を考えれば、兄弟国と言っても過言ではありません。シーレーン、主敵を共有し、さしたる重大且つ深刻な外交案件を抱えていない日台両国が国交断絶したままでいる方が寧ろ不自然でさえあります。その不自然さ ── 一種の「捻れた関係」をほぐし、正常な状態に戻す契機を戦後60年と言う節目の年である今年、何とか形にしたい物ですね。
竹下義朗 TAKESHITA Yoshiro

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# by ayanokouji3 | 2005-02-22 20:37 | Comments(0)  

台湾側の覚悟について

『台湾問題への対処について』において、日本側の備えについて、その第一歩として、日中間の条約の文言上の解釈の変更の必要性につき述べた。今回は台湾側が台湾問題の解決につき覚悟しておくべきことを指摘したい。

さて、台湾に近い海域での日中の懸案事項として、周知の通り、尖閣問題と春暁ガス田問題がある。後者につき、朝日新聞社説(2月20日)では、「自衛隊や海上保安庁の艦船と中国艦船が向き合う事態は、悪夢と言うしかない。」とする。

冷静に考えて、この海域における中国の跋扈を許すということは日本の「利益線」を脅かされるということである。台湾にとっては、「生命線」を制され、完全に共産党政府の領土になると言うに等しい。

仮に、同海域で日中両軍が対峙した場合、台湾軍は静観するのか、日本側に味方するのか。前者では、爾後、共産党政府の頤使に甘んじることとなり独立への道は断たれる。後者では、一部の日本知識人からは「お節介」とし敬遠される一方、戦後60年近く「不磨の大典」として日本国民が有難く戴いて来た「日本国憲法」の根幹部分に風穴をあける契機となり、日本国民を大いに覚醒させる。これはまた、日台提携の動機づけとなり得るのである。

台湾の有志諸君、上記意見につき、李登輝氏及び陳総統にお伝え願いたい。尚、我々日本人は固より平和を愛好する民族であり、事端を滋くすることにより、他国との戦争を求めるものではないことを併せてお伝え願えればと存じます。
古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

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# by ayanokouji3 | 2005-02-22 18:37 | Comments(0)  

台湾問題への対処について

北朝鮮の動向が相変わらず注目されているが、一体、北朝鮮に関する六ケ国協議というのは、勿体をつけた、主要国同士の鍔ぜり合いの観がある。中国としては、北朝鮮に対し建国以来のつながりから、種々要求する権利があるし、北朝鮮が言うことを聞かないのは面子がつぶれると他国から思われても仕方がないのに、強く主張しないのは何か下心があるからである。

2月19日午前、ワシントンにて開催の日米安全保障協議委員会では、共通戦略目標として、北朝鮮と台湾海峡情勢を注視することになった、との報道である。

台湾問題が北朝鮮問題の裏に隠れずに懸案となっていることを示しているが、この何れが先に危機として顕在化して来るのか、或いは時を同じくして東アジア地域に一挙に動揺をもたらし噴出して来るのか、今のところ何とも言い難い。

台湾問題は、外交カードとして使われる運命にある。日本政府としては、北朝鮮問題への対処と平行して、台湾問題への備えを行っておくべきである。即ち、台湾に関する日中間の条約の文言上の解釈の変更を準備しておく必要がある。それが第一歩であり、親台政治家諸氏の具体的検討開始を期待する次第である。
古川 宏 FURUKAWA Hiroshi
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# by ayanokouji3 | 2005-02-21 22:20 | Comments(0)  

Web版 旧「台湾之声」の記事について

Web版 旧「台湾之声」に掲載致しました過去の記事については、随時、blog版『台灣之聲』に再掲載致します。尚、その際には、元記事の掲載日(つまり、blog版『台灣之聲』開設日以前の日付)に投稿した形式を採ります。


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# by ayanokouji3 | 2005-02-21 22:04 | Comments(0)  

とある参議院議員へのメール

以下は、過日、とある参議院議員に送付したメールです。参考までに皆様にご披露致したいと思います。


参議院議員●●様

(前略)

韓半島に目を向けてみると、小生の年代ですと、李承晩ライン・金大中事件・朴大統領暗殺未遂事件(在日による)の3点セットが記憶にあり、その後、金賢姫事件、ソウルオリンピックあたりが印象的で、歴史認識ではうるさい国民位にしか思っていませんでした。それが拉致問題、在日の人々の「心の闇」、「冬のソナタ」といったようなことで、一般の日本人も漸く半島問題に関心を抱き始めて来た訳です。

これに引き換え、台湾問題はどうしても中国との付き合いの陰に隠れて、余り気に留められていないのが実状です。併し、いずれは大きな国際問題として俎上にのせられて来ることでしょう。小生は、台湾問題が過去の歴史を引きずった、単なる感傷的なものではなく、日本国のあるべき姿を絡めて、国民の耳目を引く形で、国会内で大いに議論されることを期待しております。

(後略)
古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

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# by ayanokouji3 | 2005-02-19 17:12 | Comments(0)  

想いを次世代へとつなぐバトン

 最近『台湾人元志願兵と大東亜戦争 いとほしき日本へ(鄭春河 著)』をリサイクルショップで見つけた。  http://tendensha.co.jp/daitoa/dai162.html

 これはもはや一期一会だ!とのことで早速入手した。 コレいいね、『魂』とか『ソウル』みたいなモノがバシバシとオーラを放っている。 つまり知識欲を高めてくれる類の商業作品とは一線を引かれたモノだということです。  ちなみにとなりに陳列されていた本のタイトルは『毛沢東秘話』だったかな?コレはパスね(笑)。

読んでいて感じたことですが、著者=台湾の元日本人・鄭春河 氏による現代日本人への『想いを次世代へとつなぐバトン』ですね。 街頭で配った日本の精神を憂いたビラを本にしたのが本書です。 それは・・・日本の良いところも、悪いところも『すべて含めて』日本を愛してくれている、大日本帝国で生まれ育った『強さ』・・・そんな方の『想い』を綴られたのだから、『なら読むしかないじゃないか!』ってな感じでした。



♪教えて、『強さ』の定義

 自分貫くことかな

 それとも

 自分さえ捨ててまで・・・『護るべきもの』護ることですか♪



これからじっくりと読み進めていこうかと思います。

久保田泰啓 KUBOTA Yasuhiro より

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# by ayanokouji3 | 2005-02-16 15:30 | Comments(0)  

先般の李登輝氏訪日の件

暫く時間を経過した今、親台日本人として、小生は次のように考えております。

李登輝氏の行動について、共産党政府がケチをつければつける程、同氏の価値が高まる一方、共産党政府の自家撞着振り(中華民族の栄光を説きながら、台湾の一大功労者を戦争メーカー呼ばわりし、移動の自由を奪うことは、台湾人民が足枷をつけられるに等しい)が一層顕在化するのではないでしょうか。かくなる上は、李登輝氏が余生を捧げ、頻繁に訪日かつ長期滞在、種々の合法的活動をされることをお勧めしたい。それで日本政府が同氏を強制退去させるような事態に至れば、台湾同胞や親台日本人が黙っていないであろうし、李登輝氏の名は老「志士」としていやが上にも高められることでしょう。本年以降は、かかる効果的アピールをして行くこそ、李登輝氏に課せられた「天命」であると思います。

台湾の有志諸君、以上の意見を李登輝氏及び陳総統へお伝え願えれば幸甚に存じます。
五十翁 古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

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# by ayanokouji3 | 2005-02-15 22:32 | Comments(0)  

blog版「台灣之聲」開設にあたり

従来、弊ウェブサイト『帝國電網省』の一コーナーとして位置付けてきました「台湾之声」は、この度、blog版「台灣之聲」として装いも新たに再出発する事となりました。

Web版「旧・台湾之声」や掲示板「喫茶室」とは、又ひと味違う blog版「台灣之聲」が、日本人の台湾理解、台湾人の日本理解の、それぞれ一助になれば開設者の一人としても非常に喜ばしい事です。そして、その延長線として、日台両国の友好・共存共栄の架け橋となる事を切に希望しています。


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# by ayanokouji3 | 2005-02-14 22:54 | Comments(0)  

日本と台湾の合邦を前提とした「台湾州」に関する素案

2003年7月13日起案

1. 地位

 日本と台湾は、日本国と日本国民統合の象徴である天皇陛下の下、その地位は平等でなければならず、決して支配者・被支配者の関係であってはならない。

2. 施政権

 台湾の施政権は、最高施政権者である台湾総督(旧台湾総統)の下に設置された台湾総督府(旧総統府及び行政院)が掌握・行使するものとし、総督は台湾公民の中から公選によって民主的に選出された上で、日本国内閣総理大臣の就任時と同様、天皇陛下の親任を以て正式に就任する。又、台湾総督の地位は、日本国総理に準ずるものとし、「国家元首」としての天皇陛下の下、日本本土(日本国総理)・台湾(台湾総督)の施政権をそれぞれ陛下より委任されていると言う形式を採る。

3. 行政区分

 台湾は行政区分上、「台湾州」(Commonwealth of Taiwan)とし、日本本土の各都道府県(Prefecture)よりも上位にランクされるものとする。これは、都道府県の自治権が「三割自治」と評される程、小さい事とは異なり、台湾の内政自治権が極めて高度である事を示す。(日本本土の都道府県についても、道州制によって統合再編する)

4. 法制

 台湾の法制については、日本の憲法を最高法典(国家基本法)とした上で、総督府の下に設置された州議院(現立法院)に於いて憲法を逸脱しない範囲内で州独自の法制(州令)を審議・可決し、州内に施行出来るものとする。(州令は、都道府県あるいは政令指定都市の条例に類する)

5. 防衛

 台湾国防軍は、日本国軍(自衛隊より改称)に統合の上、台湾軍に改組されるものとし、台湾軍総司令は台湾総督の兼任(現行自衛隊の最高司令官は日本国内閣総理大臣)、実際の軍務については台湾軍司令部が管掌する。台湾軍の管轄範囲は、台湾州内に限定されるものとし、その地位は日本本土の各軍管区と対等とする。又、日本国軍が大型正規空母を建造配備する際には、台湾軍に対しても1隻乃至2隻を配備し、海防の要と為す。

6. 外交

 台湾の外交主権は「日台合邦」と共に日本国政府に移管され、内政自治権のみを有すものとするが、合邦以前に台湾が各国に設置していた大使館・代表処等は、日本国大使館台湾弁事処・日本国領事館台湾弁事処に改組した上で存続させ、台湾州と各国との文化・経済交流に活用する。


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# by ayanokouji3 | 2003-12-18 19:20 | next phase⇒日帝台湾 | Comments(3)