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米朝首脳会談の影響について

 米朝首脳会談は、それ自体ではなく、台湾に与える影響の面から見れば、長期に亙(わた)り継続し、問題解決の糸口が見えないままの方が良い。

 協議が続き、米中朝共に一触即発の関係ではなくなるものの、一つの大きな懸案として残る限り、米中が台湾問題に敢えて踏み込むゆとりも意味もないからである。

 昨年の4月頃はかなり緊張した米朝情勢であったが、幾つかのシナリオのうち、結局対話路線が実現したかに見える。

 将来、台湾問題が再燃した場合、今の三国間関係のように、米中台の間で様々なやりとりがなされるのであろう。北朝鮮問題は台湾にとって、正(まさ)に自国の問題を映し出す鏡でもある。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

by ayanokouji3 | 2019-02-27 17:55 | Comments(0)  

国際関係の特殊性について

 個人レベルで言えば、困った人を助けることは道徳的観点からは奇特な行(おこな)いとして賞賛される一方、警察の観点では、事件が起きたとき、何かのたくらみがあった第一容疑者とされ、別の側面からはただの良い人という評価もあり得る。

 国同士の関係もこれに酷似しており、善意で行ったことがあだとなり、後年否定されるといった事態も生じ得るのは規模が大きいだけにその影響たるや測り知れないものがある。

 嘗(かつ)て日本が朝鮮半島や支那大陸に軍事力を行使したことは果して過ちであったのか、米国と事を構え無理を承知で開戦に踏み切ったのは無謀の一言で片付けられるものなのか。小生の今の心境としては「否(いな)」である。

 問題を抱えた隣国に不用意に関与するのはそれなりの事情・事件があったからであり、世界情勢に巻き込まれることがないように努めても成り行きでそうなってしまうというのが、国としての逃れることの出来ない宿命であると思う。様々な形の後講釈(あとこうしゃく)を弄(ろう)しても殆(ほとん)ど無意味・無駄である。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

by ayanokouji3 | 2019-02-13 11:30 | Comments(0)