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日米朝関係と中国・台湾について

 6月の米朝首脳会談の実現後、朝鮮半島のきな臭さは一旦収まったものの、日米韓共に次の一手が打てずに「手待ちの無駄」という状況が続いている。

 北朝鮮との交渉は譬えるならば、老獪(ろうかい)で試合巧者の監督とのゲームであり、今のままでは日米韓共に太刀(たち)打ち出来ないのではないか。

 北朝鮮を日米と対等な立場で交渉のテーブルにつかせるには、先(ま)ず人民が一定程度豊かになることが先決であるが、これは実現しそうにもない。また、そうなればなったで、別の目標が掲げられる筈(はず)である。

 最近、来日30年の中国人の小事業主と話した。彼は貧富の差が広がった現在の中国よりも物のなかった昔をなつかしく思うことがあるという。中国の台湾への一層の執着心も人民が豊かになりつつあるが故(ゆえ)の引き締めに向けての焦りと思われる。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

by ayanokouji3 | 2018-08-27 17:54 | Comments(0)  

聖書の言葉について

 台湾には熱心な基督(キリスト)教信者が多いことを知っている。小生自身は信者ではないが、母方の祖先が17世紀初に小藩の宗門奉行(しゅうもんぶぎょう)として切支丹(キリシタン)弾圧の先棒(さきぼう)を振ったことから、若い頃から聖書には関心を抱いて来た。

 他方、日本同様、台湾にも福祉主義が浸透しつつあると聞く。基督教の神と福祉の神は同一の存在に見えることがある。そこで、福祉の観点から聖書の言葉の解釈を自分なりに試みた。日本人よりも台湾の方々に読んでいただければ有難(ありがた)い。

(聖書の言葉-福祉の観点からの解釈)

  • 請ふ者に与へ借らんとする者を拒むな。真に福祉・援助を必要としたり、暫時借金・借用を熱望する人を拒否してはならない。もし、それらに理由がなく偽りであれば、罪作りとなり面倒なことにもなる。

  • カイザルの物はカイザルに神の物は神に免除措置がない限り、公租公課等、納付すべきものは速やかに納付すべきであり、また、自分の所属する団体に会費を納め、寄付も行うのは当然のことである。

  • 天は自ら助くる者を助く。天とは実在する主宰・援助者ではなく、己自身である。何事も努力することなく得られるものは少ない。時に「棚からボタモチ」の幸運もあるが、長続きはしない。

  • 医者を必要とするは病人なり、われは義人を招くに非ずして罪人を招かんがため来たれるなり。福祉の前では万人が平等であり、病人・障害者・前科者の別を問わない。程度が悪ければ悪い程、救済の道が広がっている。一般の人は関与せず見守るのみである。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

by ayanokouji3 | 2018-08-13 12:19 | Comments(0)