人気ブログランキング |

<   2018年 06月 ( 2 )   > この月の画像一覧

 

日朝関係について

 お互いに「百年河清を俟(ま)つ」ことの出来ない米朝首脳会談の「余韻」が収まり、当面の危機はないが、融和も見込めないという、日朝関係の日常に戻った感がある。

 日中関係の南方版たる台湾問題に対応する北方版が日朝関係であり、飯島勲氏が意欲を示す交渉人(週刊文春6月14日号)を立てたとしても、後見人の中国のみならず他国からも足を引っ張られ、「やらずぶったくり」の憂(う)き目に遭ったりして、事がうまく運ぶ保証はない。

 それよりも、安倍首相の任期を3年延長、2021年迄といった短期とせず、拉致問題を含め、全ての懸案を処理・解決するための「終身」の首相とする旨を北朝鮮側に確約する方が余程(よほど)効果的である。

 或(ある)いは、若干の交渉チャンネルのみ残し、只管(ひたすら)現状維持、無為無策のまま、危機が沸騰点に達する迄、様子見を続けるという手もある。日中関係が主で、日朝関係は従であることを日本人は呉々(くれぐれ)も忘れてはならない。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

by ayanokouji3 | 2018-06-29 04:38 | Comments(0)  

日台交流について(台北在住李叔徳氏への返信に代えて)

 古い世代が次々と亡くなり、日台の絆が稀薄・表面的になりつつあった頃、乃南アサ「六月の雪」の創作の契機となったと作者が認める東日本大震災が絆を思い出させ、蘇らせることとなった。

 去る4月、李叔徳氏は京阪神のほか、「播州赤穂浪士所在地兵庫県」を巡ったという。台湾人たる彼が、現代日本人の心理の分析の一助ともなるという忠臣蔵の故事について如何なる感想を抱いたのかは、今更尋ねる迄もない。

 上記作者によれば、「日本人と台湾人は、生活習慣も感性も、似ているようで全然似ていない」が、「私たちは通じるところもあるんだと思ったんです」という(週刊文春6月14日号)。

 根本的な深層において、加害者・被害者共に実は朝鮮系という、コリアンワールド内の怨念に満ちた状況に振回されて来た過去を深く反省し、共通点の方が多い日台が未来のために何が出来るかを共に考える時機が正に到来したと言えよう。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

by ayanokouji3 | 2018-06-14 13:48 | Comments(0)