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「知台」と「親台」について

竹下氏の投稿を読んで、「知日」「親日」ならぬ「知台」「親台」について考えてみた。

知ることと知らないことには相対的に幾分かの差があっても、絶対的には殆(ほとん)ど差はない。

併し、台湾に関して幾ら知識があっても、台湾を親密に感ずると感じないとでは雲泥の差を生ずる。

以前の台湾を知っているからではなく、現在の台湾を知ることによって親密の度は一層増すものと考える次第である。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

by ayanokouji3 | 2007-12-22 14:36 | Comments(1)  

標榜「知日派」馬氏 VS 元来「親日派」謝氏

先月下旬の馬英九・前中国国民党主席(野党・中国国民党次期総統候補)に続き、今月16日から4日間にわたり、謝長廷・元行政院長(与党・民主進歩党総統候補)も日本を訪れました。
謝長廷氏、訪日終え帰台 「親日派」尖閣問題も配慮

12月20日8時3分配信 産経新聞

■要人との会談は“不発”

 台湾の与党・民主進歩党の総統候補である謝長廷元行政院長(首相)が19日、4日間の訪日を終えて帰台した。11月に訪日した最大野党、中国国民党の総統候補、馬英九前主席を強く意識した今回の訪日では、京大留学で仕込んだ日本語で「親日」ぶりをアピール。中国との「終極統一」を掲げる馬氏に対抗し、自立路線に根ざす対日関係を重視する民進党の主張を訴え、尖閣(台湾名・釣魚台)問題でも日本に配慮する姿勢を貫き、日本側に一定の安心感を与えた。(長谷川周人)

 新婚生活を過ごした京都への再訪で謝氏は、滞在最終日の朝、「(謝氏は)一本筋の通った信頼できる良き友。次の台湾を率いていく力強き指導者になってほしい」と話す京大時代の旧友、河上倫逸同大教授と再会。謝氏は「当選後に台北でお迎えしたい」と約束するなど、勝利への自信と日本人脈の広さを周囲に見せつけた。
 「にわか仕立ての知日派はいらない。成熟した日台関係に必要なのは親日派だ」。17日からの東京訪問では、超党派の議員でつくる日華議員懇談会(平沼赳夫会長)メンバーとの懇談で、大江康弘参議院議員が「知日派」を目指すという馬氏を暗に牽制(けんせい)、謝氏に対する期待感を表明した。

 これに応じ、「日本統治時代にインフラ建設が進み、私も日本教育を受けて日本に親近感を持つ父親の影響を受けた」と話す謝氏。「心の深い所にある感情を呼び起こす日本の演歌が大好き。橋幸夫の昔の歌なら全部歌えますよ」と明かし、「反日イメージ」の払拭(ふっしょく)に始まった馬氏の訪日とは対照的な印象を残した。

 尖閣問題では、総統に就任しても領有権問題で日本との「政治衝突」は避けるとし、代わって周辺海域における台湾漁船による操業を実現する話し合いに交渉の主軸を置く考えを示した。実利を優先する穏健な話し合いを目指すもので、沖ノ鳥島問題でも日本の排他的経済水域(EEZ)を認めない中国の主張に同調する馬氏とは一線を画した。

 その一方、台湾の国際的孤立化という問題の重要性を訴えたことが訪日の収穫とした謝氏は、滞在中に行った3回の講演も観念的な主張が中心で、対中政策や経済再生に向けた取り組みについて、馬氏に比べて内容が具体性に欠けたという指摘も多く聞かれた。

 日本の主要政党幹部との懇談をも実現した馬氏に対し、謝氏が正式に会ったのは日華懇を除けば森喜朗元首相だけで、石原慎太郎都知事との会見は当日にキャンセルされた。関係者によると、麻生太郎前外相ほか3人の政治家と「プライベートな会談」を行ったとされるが、日本側から提示された会談の受け入れを謝氏が党から制限されるケースもあり、党内にくすぶる不協和音が訪日日程にも影を落とす形となったようだ。
c0058035_22192178.jpg元々、親中・反日派と見られていた馬氏は総統選にあたり、隣国である日本との関係を「重視」する姿勢を見せ、訪日に際し自身を「知日派」として売り込みましたが、対する謝氏は、自らの「親日派」ぶりを強調する事で、日本に舞台を移した「総統選」での有利を確保しようと考えたようです。馬氏の出馬母体である国民党は正式名称を「中国国民党」と称し、台湾にありながら、目は台湾では無く隣の「中国」(支那)に向いており、いくら「知日派」を標榜したところで、「日本を知る」事と「日本と親しく付き合う」事が必ずしもイコールでは無い以上、「敵(支那にとっての日本)の実情を知る為」に「日本を知る」と考える事も出来る訳です。

謝氏の最終的対日スタンスがどうであるかは、彼が選挙に勝利し、総統に就任してみなければ当然分からない訳ですが、少なく共、中台統合路線とは一線を画し、尖閣諸島領有権問題でも実利処理(領有権(名分)では日本に譲歩し、漁船操業(実利)で日本からの譲歩を引き出す)を標榜する、言い換えれば日本から見ても「親日派」であり対日穏健派の謝氏の方が、俄(にわか)仕立ての「知日派」を口にする馬氏よりも安全パイである事は確かでしょう。又、総統候補に謝氏が名乗りを上げている事で、対立候補の馬氏も否応無く日本との関係を意識、そして、重視せざるを得ず、日本にとって見れば、謝氏の存在そのものが、馬氏の対中傾倒に対するブレーキの役割を果たす訳で、選挙の勝ち負けに関係無く、謝氏(を含む親日派)とのパイプは維持しておく可きでしょう。

年が明ければ、いよいよ総統選も終盤。与野党共に選挙戦がヒートアップする事でしょう。その過程に於いて、台湾にとっての日本の存在価値が益々上がり、日本にとっても台湾の存在がクローズアップされる。日台両国の関係が益々親密となり、ひいては国交樹立へと向かう事を、一日本国民として強く望みたいと思います。
竹下義朗 TAKESHITA Yoshiro

by ayanokouji3 | 2007-12-20 22:23 | Comments(0)  

香港フェニックステレビニュースについて

NHK衛星第1で夕刻放送される香港フェニックステレビニュースは中国政府の代弁者の機能を果しており、参考となる報道が多い。

本日は「住民投票の危険性指摘」というNHKのつけたテロップで、米中の学者が議論したこと(中美認同台公投厳重性)、その中で中国の学者が大陸を甘くみてはならない、とか、台湾問題は香港・マカオの返還に則って解決すべきとかの意見を出していた。また、謝氏の訪日にも触れていた。

NHKが中国寄りの報道しか紹介出来ない事情は理解出来ないこともないが、報道の幅を拡げることも考えてほしい。

来年3月の総統選に向けて台湾関係のニュースが一層多くなることだろう。客観的にとらえる姿勢を心掛けることとしよう。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

by ayanokouji3 | 2007-12-19 20:35 | Comments(0)  

イージス艦のミサイル迎撃成功について

ハワイ方面における海自イージス艦のミサイル迎撃成功のニュースが報道された。

香港フェニックステレビのニュースでは、北京の軍事専門家の宋暁軍という人が、台湾問題を引き合いに出して、台湾配備への懸念を示していた。

何かにつけ台湾問題と重ね合わせるのは、中国側としては、軍事・外交の枕詞(まくらことば)のようなものである。

防衛関係では汚職問題で暗いニュースばかりだが、少しは明るいニュースもあってよい。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

by ayanokouji3 | 2007-12-18 21:59 | Comments(0)  

「テレビ霊能者を斬る」について

書店の店頭で、「テレビ霊能者を斬る- メディアとスピリチュアルの蜜月」という新書(小池靖著、ソフトバンク社刊)を見つけ、読んでみた。

霊能者自体の能力よりも、持て囃す側の傾向に興味を覚えた。同書によれば、女性は占いやスピリチュアルに対する関心が高く、男性はナショナリズムに存在意義を見いだす傾向が強いとする。

そして、「拠り所のなさを抱えた個人(特に男性)が、一足飛びに国家や、過去の国家が持つノスタルジーに自己のアイデンティティを見いだすという傾向」を指摘している。(同書146頁)

事は然程単純ではないかも知れないが、精神的に模索の時期にある人にとっては、その可能性もあり得る。不偏不党の人生観の涵養が求められる時代である。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

by ayanokouji3 | 2007-12-17 21:05 | Comments(0)  

古川氏との面談について

古川氏が既に書かれた事ですが、14日久々に上京、浅草にて夕食を共にし乍(なが)ら、歴史認識から台湾問題その他諸々の事柄について論じました。

歴史認識問題 ── 殊に欧米諸国による所謂「従軍慰安婦」非難決議 ── については、何れ(近々?)「歴史」とは違う視点から反駁(はんばく)したいと思っています。

又、台湾に関しても少々思う所があるので、年が明けてからアクションを起こしてみたいと考えています。

竹下義朗 TAKESHITA Yoshiro

by ayanokouji3 | 2007-12-16 22:03 | Comments(0)  

竹下氏との面談について

去る14日、竹下氏と東京で再会した。1年4ケ月振り、4回目である。

時局を論じたが、互いに共感する部分は多かった。

歴史認識については、現在の尺度を以て過去を断罪することの愚を今更ながら感じている。

国家間の駆引の材料としてではなく、個々人が修養の一つと考えれば、その認識は真実より遠ざかることはあるまい。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

by ayanokouji3 | 2007-12-16 21:19 | Comments(0)  

政党ビラ配布逆転判決について

共産党のビラを配った住職への控訴審の判決が下った。

12日付朝日新聞朝刊の解説で指摘する「住民の防犯意識やプライバシー意識の高まりという近年の状況」という点は、社会が否応(いやおう)なしに求めていること、恰(あたか)も米国の如し。

共産党のビラだから、というのは穿(うが)ち過ぎかも知れないが、象徴的な意味合いがあるのは事実である。

「今後、ビラ配りに萎縮効果を与えることが十分に想定される」という点については、そうなってほしい。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

by ayanokouji3 | 2007-12-12 20:28 | Comments(0)  

日中経済対話について-2

中国商務部は11日午前の記者会見で、共同文書ではなく中国側から勝手に内容を変えたものではないとしている。

アバウトな中国側に緻密さを求めたのは日本側の勘違い、不手際であったと思う。

高村氏がいうような「ちゃんとしてもらった方がなお信頼が高まる」とは、日米間でいえることであって、日中関係ではないものねだりである。

滑稽ともいうべき一幕であった。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

by ayanokouji3 | 2007-12-11 21:12 | Comments(0)  

日中経済対話について

朝日新聞に「日中経済対話 中国、公表文書書き換え 日本側は抗議」という見出しの記事があった。

成功とされた経済対話にケチがついても驚くに足らず、目クジラ立てる必要もない。

「福田首相の訪中を控える中で、中国側の対応次第では日中間の新たな火種となりそうだ」とは大袈裟である。

中国側とすれば、首相訪中前の日本側の反応を冷ややかに見ている程度のことだろう。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

by ayanokouji3 | 2007-12-10 20:52 | Comments(0)