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カテゴリ:未分類( 2009 )

 

台湾問題・日韓関係について

 北朝鮮が米国との交渉の中で中国の役割の「値踏み」をし、中国もまた北朝鮮の役割の「値踏み」をしているうちに、米中問題に焦点が移り、日韓関係も一層怪しなって来た。

 米中関係や朝鮮半島問題がこじれている限り、台湾問題が俎上に載らないというのは楽観論かも知れないが、香港での騒擾もあり、台湾が現状維持を国際的にアピール出来る場が増えて来たことは確かである。

 台湾は中国の「金銭外交」に、日本は韓国の「恨(ハン)の外交」に過度に反応して振り回されてはならない。関係正常化や改善に幾ら努めても、正に「労多くして功少なし」となるのは必然である。

 中台間に横たわる問題の根源にあるのは米国の関与であり、それが長い時を経て米中摩擦という形となって現われて来た。また、国際的に厳しい競争に伍して行けなかった韓国を日露対立で日本が先取し、日米対立で日本が失った後、米中・米ソの対立による南北分断が避けられなかったのは、国の運命としか言い様がない。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

by ayanokouji3 | 2019-07-14 21:34 | Comments(0)  

文化大革命五十年について

 新聞の書評にあった、本年1月岩波書店刊「文化大革命五十年」(楊継縄著、辻康吾編、現代中国資料研究会訳)を読んだ。

 中共上層部の権力闘争が文革という壮大な実験場ならぬ悲惨な修羅場を各地にもたらし、長い目で見れば、その反作用ともいうべき、民衆のエネルギーの発散たる天安門事件や今の香港における混乱を生んだ。

 小生が1981年瀋陽で中国語修得に努めていた頃は文革の雰囲気が強く残り、1985年上海・蘇州・杭州に旅行した頃も文革の余韻はあった。香港・大陸に出張していた1994〜1996年頃であっても同世代以上の中国人に会えば文革が必ず話題となり、なつかしく語る成功者も中にはいた。

 日本に帰化した今の中国人の忍耐心と不屈の精神の根源は天安門事件であり、その大本は文革である。文革発動時に学童期であった小生も「権威を否定し、労働を重視する」という動きを父から伝えられ、子供心に中国で何か大きなことが起きていると感じたことを覚えている。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

by ayanokouji3 | 2019-06-27 10:52 | Comments(0)  

楊逸氏の北京再訪記について

 6月11・12日付の神奈川新聞に楊逸氏の北京再訪記が掲載された。「愛する天安門」の前でチェックを受けたために入れなかったのは気の毒であるが、文章だけで天安門広場の雰囲気や現地中国人の思いが十分伝わって来た。

 楊逸氏の指摘する、現代中国におけるカメラの増殖は密告社会の弛みを補完し、得点主義は人民管理の徹底を図り、広がる格差は経済成長の裏返しと考えれば、全ては巨大国家の運営に伴う必要悪と考えられないことはない。

 同氏程の能力があれば、共産党の模範幹部となれただろうが、日本に留学、日本に帰化して、作家として活動する生き方は傍目には良いように見えても、愛国と憂国がないまぜとなった、その複雑な思い迄を理解することは出来ない。

 香港での大規模デモや台湾での一国二制度に対する反発といった状況を見るに、嘗て失うものが少なかった中国も経済発展を達成した今となっては路線・政策に失敗があれば、破綻の道が待つのみ。内政外交面での疑心暗鬼の攻防が続く。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

by ayanokouji3 | 2019-06-13 12:30 | Comments(0)  

台湾との交流について

 日本の周辺国、中国・韓国・北朝鮮が基本的に反日であることは歴史的に、また現在の内政運営上、変えようがないことは言う迄もない。

 台湾の存在意義とは、日本との関係では親日的という以上に中国暴発の際のクッション的な役割を果たすことである。

 国共内戦で蒋介石が台湾に拠点を移し、70年もの間、為政主体を異にして来たという厳然たる事実と今後もそのシステムが容易に崩れそうにないという確固たる見込みには重みがある。

 日本国としては、台湾が親日である以上に親台を表面的なものではなく、実質的な形として示す必要があり、そのためには、政府要人の頻繁な交流と先行き、皇族方の御訪台が望まれる。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

by ayanokouji3 | 2019-05-27 12:35 | Comments(0)  

国際情勢と日本の進むべき道について

 英国のEU離脱やフランスにおける騒擾(そうじょう)が話題となっていたところに、ここに来て米中の関税問題が突出して来た。

 台湾においては来年の総統選へ向けての様々な動きが見られるが、最終結果が出る迄には対中関係で一筋縄では行かないのは当然のことである。

 日本は他国と比べて内政が安定しているのが最大の特長であり、これを堅持して行くしかない。

 国として小事に拘泥(こうでい)せず、大本を見失わず、新天皇の下、億兆心を一にすることこそ令和日本の進むべき道であると確信する。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

by ayanokouji3 | 2019-05-13 11:41 | Comments(0)  

令和時代の台湾との関係について

 戦後74年で始まる令和時代が後世如何(いか)なるものとして評価されるかは、社会・経済面ともに偏(ひとえ)に国民の努力次第である。

 他方、外交面においてアジア諸国との一層の善隣友好を図るには、先(ま)ず親日的国家・地域との関係を揺るぎないものとする政府の毅然とした明確な方針にもとずく決断を要する。

 台湾の国際的地位向上のため、日本国として可能なことは、種々の条件のもとに皇族方の御訪台を実現させることである。

 令和時代の開始を前にして、その実現を心待ちにしている。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

by ayanokouji3 | 2019-04-28 10:03 | Comments(0)  

新元号「令和」について(2)

 4月1日に新元号が発表され早半月。もう間もなく「平成」の御世が幕を閉じ、「令和」の世を迎えます。

 万葉集出典の「令和」については、「令」が命令の令である等と難癖を付ける向きもありましたが、私自身は非常に良い元号だと思っています。

 日本語学者の金田一秀穂氏は「令」の字には、古くは「神様のお告げ」と言う意味があると指摘。一方の「和」の字には聖徳太子の十七条の憲法にも登場する「以和為貴」(和を以って、貴きと為す)に見られるが如く調和の意味があります。詰まり、「神様のお告げによる日本国の調和」と解する事も出来る訳です。

 又、漢和辞典、英和辞典、和食、と言った用法に見られるように、「和」は日本を表す語でもあります。その意味では、正に新元号に相応しい語ではないでしょうか?

 平成の御世も残り半月。恙(つつが)なく新たな御世が始まる事を切に願ってやみません。

竹下義朗 TAKESHITA Yoshiro

by ayanokouji3 | 2019-04-18 21:36 | Comments(0)  

台湾北東部大地震の報に接し

 本日、現地時間13時頃(日本時間14時頃)、東部は花蓮県を震源のマグニチュード6.1の大地震に台湾が見舞われ、少なからぬ被害が出ているとの報に接し、心配すると同時に、被災された皆様方に心よりお見舞い申し上げます。

竹下義朗 TAKESHITA Yoshiro

by ayanokouji3 | 2019-04-18 21:17 | Comments(0)  

新元号「令和」について(1)

 4月1日、万葉集の美文を典拠とする新元号「令和」が発表された。

 先(ま)ず、音のひびきが良く、報道されている「英弘」「広至」「万和(ばんな)」「万保(ばんぽう)」といった最後に残った六つの中の他の候補や、例えば、石川忠久氏が出したと言われる13案の一つである「和貴」よりも結果として受け入れられ易かったと感ずる。

 「人々が美しく心を寄せ合う中で、文化が生まれ育つ」という意味はそれはそれとして、他方、「令(和平)成」「冷(和平)成」とする読み方によっては、平成時代に解消しなかった「冷たい平和」という国際場裡の厳しい現実を踏まえて、「平和(穏やか)にさせる」の使役形、換言すれば、日本国民や日本国の役割を暗に示したものとも取れる。

 更に深読みして「冷(和(泉」とすれば平安時代の冷泉(れいぜい)帝の御世(みよ)に起きたという安和(あんな)の変を想起させる。新元号にこめられた真の意味を各人がそれぞれの考えで咀嚼(そしゃく)・玩味することで来るべき新時代への覚悟を持つべきものと思う。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

by ayanokouji3 | 2019-04-15 09:46 | Comments(0)  

平成時代と新時代について

 平成時代に関する共同通信社の郵送世論調査につき新聞記事を読んだ。73%が「良い時代」と評価しているという。売らんかなの下心で、暗さばかりを突出させていたマスコミの期待には沿わない結果である。

 今にして思えば、豊かになり過ぎた昭和時代の後、バブル崩壊が始まり、浸透して来た情報・デジタル化の動きについて行けない一部の国民が、社会の矛盾、貧困・格差といった言葉を振りかざすマスコミに錯覚させられ、国全体の雰囲気が悪化しつつあった頃に、国の根幹を揺るがすような、節目となる天災や大事件が起きたのであった。

 アジアにおいては台湾のことがやや気掛りではあったが、経済成長を遂げた中国の台頭と韓国の異議申立の過激化が特筆すべき2点であった。力の行使という判り易い中国の動きに対し、過去を引きずる韓国には永遠に不平不満を言わせておくしかない。両国への対応には落としどころはなく、事態の推移を見守りつつ外交努力に期待するのみである。

 平成の次の時代もまた平坦な道ではなく、マスコミは「失われた○○年」の表現を継続するであろう。たとえそうであるとしても、新時代には大いに期待している。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

by ayanokouji3 | 2019-03-27 16:47 | Comments(0)