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2005年 05月 08日 ( 3 )

 

尖閣諸島の所属について

この数年来、特にこのところ、遅ればせながらも、漸く一部の日本人が領土問題に目覚めて来たのは、好ましい現象である。尖閣諸島の所属について、様々な資料が取上げているので、今更説明を要しないが、サンフランシスコ条約の当該部分につき、台湾よりメールしていただいたので、この際掲載しておきたい。諸彦にとって英語の勉強とならば、幸いである。

Have you checked the following article of San Francisco Peace Treaty if Nansei Shoto south of 29deg. north latitude (including the Ryukyu Islands and the Daito Islands), which 尖閣諸島 are included in the interpretation ?

Article 3

Japan will concur in any proposal of the United States to the United Nations to place under its trusteeship system, with the United States as the sole administering authority, Nansei Shoto south of 29deg. north latitude (including the Ryukyu Islands and the Daito Islands), Nanpo Shoto south of Sofu Gan (including the Bonin Islands, Rosario Island and the Volcano Islands) and Parece Vela and Marcus Island. Pending the making of such a proposal and affirmative action thereon, the United States will have the right to exercise all and any powers of administration, legislation and jurisdiction over the territory and inhabitants of these islands, including their territorial waters.

(和文)
第三条【信託統治】
日本国は、北緯二十九度以南の南西諸島(琉球諸島及び大東諸島を含む)、孀婦岩の南の南方諸島(小笠原群島、西之島及び火山列島を含む。)並びに沖の鳥島及び南鳥島を合衆国を唯一の施政権者とする信託統治制度の下におくこととする国際連合に対する合衆国のいかなる提案にも同意する。このような提案が行われ且つ可決されるまで、合衆国は、領水を含むこれらの諸島の領域及び住民に対して、行政、立法及び司法上の権力の全部及び一部を行使する権利を有するものとする。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

by ayanokouji3 | 2005-05-08 21:03 | Comments(0)  

日台意志疎通の具について

漢詩や対聯等の解釈について、現在日本では学者と一部の好事家を除いては殆ど話題に出来なくなった。残念なことである。

さて、小生は日台間の個人レベルでの意志疎通の具として、日本人にも台湾人にも理解出来る文体は如何にあるべきか考えて来た。今のところ、漢字を多用する一種の漢文体しかないと思う。具体的には、中文における来、過、得、着といった助辞を無視し、簡略化する一方、漢文に倣って時制を無視することや、漢字自体が未統一の現状下では、適宜当て字(偏や部を入れない別の字にする)にすることでもよいと思う。台湾人にとっては物足りない文体となり、他方、日本人の方にとっては最低減の漢文の知識を要し、漢文の変形体のように見えるが、双方共訳する手間が省けることになる。

以上のメッセージを台湾に送ったところ、

『"日本人の方は最低減の漢文の知識を要する" のは kawaiso.
To my understanding that a language should be the simple, the better, the shorter, the better.
最低減の漢文の知識を要しますと日本人の方はみな ZZZZZZZZ.
漢字を多用する必要はない.
Do not put too much of pressure on the younger generations for we have taken too much of it. Modern Japanese, Korean, English.....etc. are very simple and easy.---Communication.』

との返事を得た。これは極めて妥当な意見である。
日台それぞれの人々が相手の言葉を学習すればよいだけの話である。今のところは共通語としては、英語-欧米人の使うものではなく日台双方で判り合えるレベルの文法・語彙のみ-を身につけていればよいのである。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

by ayanokouji3 | 2005-05-08 20:56 | Comments(0)  

日本精神について

最近、ある在日台湾人向けのタブロイド紙の記事で、「日本精神」について触れていた。小生の考える台湾人と日本人の歴史認識の相違点と所感は次の通りである。

  • 台湾人
    「日本精神」を美化し過ぎ、現代日本人を過少評価、これは老台北の影響によるものだろうが、いささかズレを感ずる。「日本精神」は台湾という特殊な環境の下に徳として称えられたもの。「日本精神」は韓半島、満州にもあったのに、その徳を唱える人はいない、これは頑迷な両班(ヤンバン)精神や共産党政府の教育方針によるものだけではなく、受け取る側の民族、人民の心の余裕如何による。「日本精神」は昔も今も不変である。

  • 日本人
    司馬「史観」の影響により、明治を美化し過ぎで、戦前昭和を貶しめる悪弊が老若日本人の頭に残っている。戦前昭和は明治に比べ、経済的に相当向上していた、ただ戦争末期、戦後の一時期、経済的、精神的に疲弊していたのは事実であり、戦後貧困なるが故に混乱の中、様々な社会事件が起こった。小生の父母の世代は複雑な思いから戦争につき総括することが出来なかった、また、「日本精神」の客観的評価も出来なかった。我々の世代は、過去を美化することも自虐的にもなることのない大人の歴史観をもつべきである。手はじめに「侵略」という用語の公式の場での使用を止めさせるべきである。

諸彦のご意見を俟ちたい。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

by ayanokouji3 | 2005-05-08 20:52 | Comments(0)