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訪台所感-15(最終回)

訪台所感を締め括るに当って、次のことを指摘しておきたい。訪台の総括としては「過去と向き合う-出会い・解析」であり、具体的には、

 劉氏 古き良き日本を偲び日本人との友情を大事にしている大人
 甲氏 ドロドロした内情や新聞やニュースだけでは知り得ない世界を知る人
 乙氏 時代と対象範囲を限定した過去の人間関係を探求する人

との出会いにより、台湾の過去・現在が一列に並んだような気がした。

特に乙氏との出会いにより、日本に帰ってから様々な史料を入手することが出来、多大の啓発を受けた。

結論として、過去と現在の一端は垣間見ることが出来たものの、将来の明確な台湾像を描くには時期尚早という感は否めない。

最後に、滞在中、種々お世話になった「靖國英雄」氏に対し、満腔の謝意を表したい。 (此項畢)

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

by ayanokouji3 | 2008-03-13 20:08 | Comments(0)  

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