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陳総統発言について

陳総統発言の波紋は想定内で、余り大きくなかったようである。

わずかに、中国外務次官補(外交部部長助理)何亜非氏がワシントンで米国政府に懸念の意を伝えたこと位か。

台湾大陸委員会としては、事を大きくせず、実務に徹している様子でもある。

発言が米国の機嫌を損ねない程度の「口先介入」である限り、直ちに両岸関係の安定をもたらすものではないのは自明のことである。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

by ayanokouji3 | 2007-03-06 20:30 | Comments(1)  

Commented by 古川 宏 at 2007-03-06 22:06 x
米国は北朝鮮との和解で、当面は両岸関係に余り関わりたくないのが本音なのか。将又(はたまた)余裕がないのか。後者の方かも知れないが、日本としては、中川発言にみられるように、台湾問題は常に提起しておくべきである。

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