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OECDの報告書について-2

同じく7月20日に、OECDの事務総長が記者会見で、「日本経済は『失われた10年』と長期にわたるデフレを脱却した」と述べ、景気回復が軌道に乗ったとの認識を示したという。

振り返ってみれば、日本はデフレで経済的には後退したように見えたが、国民精神の面から言えば引き締まったという利点もあり、また物価の下落は高齢者には都合のよいものだったのではないだろうか。

OECD事務局の指摘は有難く拝聴しておくこととして、デフレ脱却後の生き方については、国や地方公共団体の施策に頼らず、各人がそれぞれ考えておかねばならない。

物心両面の調和を図るというのは理想であり、何(いず)れかに偏するのが人の常である。物に重きを置いた軽薄さを追求するのか、精神にとらわれ過ぎて頑(かたく)なになるのか、人それぞれである。今後の日本人の生き方には興味がある。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

by ayanokouji3 | 2006-07-21 13:43 | Comments(0)  

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