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統一綱領廃止譲らず 米と中国、警戒を強める 台湾総統

統一綱領廃止譲らず 米と中国、警戒を強める 台湾総統

 【台北23日遠矢浩司】台湾の陳水扁総統は中国との統一政策の指針である「国家統一綱領」廃止問題について、訪台中の米下院議員との会談で「綱領は台湾の未来について住民の自由な選択を奪うものだ」と発言するなど廃止へ向け積極姿勢を見せている。これに対し、二十三日付台湾各紙によると、中国国務院台湾事務弁公室の陳雲林主任は「綱領廃止は台湾独立の動きが一段階進む危険な信号だ」と警告。米ブッシュ政権も陳政権に自制を求めた。
 統一綱領は「一つの中国」を認め段階的な統一目標を定めたもので、一九九一年当時の李登輝・国民党政権が策定。陳総統はこれが有名無実化しているとして、中台関係の諮問機関「国家統一委員会」とともに廃止を検討すると表明していた。
 陳総統は二十二日の米議員との会談で、中台の交流機関トップによる一九九二年香港会談で「一つの中国」の原則に合意したとされる「九二年合意」について「そんなものは存在しない。(野党)国民党と中国共産党が世界をだましている」と対話協調路線を進める両者を批判した。
 一方、二十二日付の聯合報など台湾主要紙によると、米政府はワイルダー米国家安全保障会議(NSC)アジア上級部長代行を今月中旬に台北に派遣。陳総統に綱領廃止をしないよう要請したが、陳氏は拒否したという。これについて米国務省のエアリー副報道官は二十二日の会見で「それは確認していない」と述べたうえで、「台湾海峡の現状を一方的に変えることに反対する。両岸が対話で問題を解決することが最善だ」と語った。
(西日本新聞) - 2月24日2時13分更新
陳水扁・台湾総統による「国家統一委員会」と『国家統一綱領』の廃止問題について、支那(中共)が反発するのはよく分かります。何故なら、「一つの中国」を前提に、台湾との統一=「中国」への併合を企図している訳ですから、その前提が無くなる事に反発するのは当然です。然し、米国までもが台湾に対して「自制」を求めると言うのは、如何なものか? 抑(そもそ)も、米国は「自由と民主主義の盟主」を自認する国家です。その米国が、同じ民主主義体制を採る独立主権国家「台湾」では無く、言論・思想の自由に著しい制限を加え、共産党による一党独裁体制を堅持する支那に肩入れする事の何処に「正義」があると言うのか? 言ってる事と、やってる事に違いがあり過ぎます。

私は、予(かね)てから「反米」(嫌米)のスタンスを採っています。それは、こう言う面に見られる米国の「二重基準」(デュアル・スタンダード)を忌み嫌っているからです。とは言え、私が「親中」になる事は決してありません。今後、台湾の脱「中華民国」化=正名独立路線に対して、米支二大国による圧力が益々顕著になる事でしょう。然し、台湾がその理不尽な圧力に屈する事無く、自主独立路線を堅持する事を希望しますし、そんな台湾と日本が一日も早く復交する事を切に希望して止みません。

竹下義朗 TAKESHITA Yoshiro

by ayanokouji3 | 2006-02-26 19:17 | Comments(0)  

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