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台湾内の動きと日台関係について

統一地方選の結果を受けて、動きがみられる。

陳総統が窮余の一策として立法院長の王金平氏(国民党)に行政院長就任を打診したといった憶測や、香港出身の馬英九氏が中台統一の前提は中国による天安門事件の評価次第と発言したこと等である。

前者については、少数与党の不利をカバーするためのポーズと受け取ることが出来るし、後者は民主化要求で揺れている香港の実状を踏まえた、人気取りのためのものである。

天安門事件のような比較的新しい、検証可能な事件に拘泥することは勝手である。ただ、日・中韓間で古い過去を云々する「歴史認識」摩擦は、どっちもどっち(日本はマスコミ主導、中韓は政治主導)でウンザリしている。願わくば、将来台湾が「日本糾弾包囲網」の輪に加わることなきことを。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

by ayanokouji3 | 2005-12-08 21:03 | Comments(0)  

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