日米朝関係と中国・台湾について

 6月の米朝首脳会談の実現後、朝鮮半島のきな臭さは一旦収まったものの、日米韓共に次の一手が打てずに「手待ちの無駄」という状況が続いている。

 北朝鮮との交渉は譬えるならば、老獪(ろうかい)で試合巧者の監督とのゲームであり、今のままでは日米韓共に太刀(たち)打ち出来ないのではないか。

 北朝鮮を日米と対等な立場で交渉のテーブルにつかせるには、先(ま)ず人民が一定程度豊かになることが先決であるが、これは実現しそうにもない。また、そうなればなったで、別の目標が掲げられる筈(はず)である。

 最近、来日30年の中国人の小事業主と話した。彼は貧富の差が広がった現在の中国よりも物のなかった昔をなつかしく思うことがあるという。中国の台湾への一層の執着心も人民が豊かになりつつあるが故(ゆえ)の引き締めに向けての焦りと思われる。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

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by ayanokouji3 | 2018-08-27 17:54 | Comments(0)  

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