戦争の評価について

 先日、当該業界では最大手のメーカーの事業所の見学会に参加した際、写真・映像・漫画を駆使した会社紹介ビデオを見た。明治10年代の創業で、国策に従って事業を展開、国と盛衰を共にして来た経緯が良く判った。

 日清以来の一連の戦争の場面はあっても、評価は一切なく、淡々としたものであった。また、1937年7月に始まった戦争のことは文字にせず、単に音声で「日華事変」と表現し、支那事変、日支事変、日中戦争としていなかったところに製作上の意図を感じた。

 先の戦争に関しては事ある毎に、総括が終わっていない、真実の解明がなされていないなどと声高に言う識者もいるが、思うに、昭和30年代迄には議論は出し尽くされていたのではないか、それ以降の議論は能書・後講釈に過ぎず、国内外で不毛な議論が繰返されたのではないか。

 余計なものが捨象され、後先のことが見えるような年齢となった今、そのように考えることしきりである。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

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by ayanokouji3 | 2018-07-28 20:38 | Comments(0)  

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