日台交流について(台北在住李叔徳氏への返信に代えて)

 古い世代が次々と亡くなり、日台の絆が稀薄・表面的になりつつあった頃、乃南アサ「六月の雪」の創作の契機となったと作者が認める東日本大震災が絆を思い出させ、蘇らせることとなった。

 去る4月、李叔徳氏は京阪神のほか、「播州赤穂浪士所在地兵庫県」を巡ったという。台湾人たる彼が、現代日本人の心理の分析の一助ともなるという忠臣蔵の故事について如何なる感想を抱いたのかは、今更尋ねる迄もない。

 上記作者によれば、「日本人と台湾人は、生活習慣も感性も、似ているようで全然似ていない」が、「私たちは通じるところもあるんだと思ったんです」という(週刊文春6月14日号)。

 根本的な深層において、加害者・被害者共に実は朝鮮系という、コリアンワールド内の怨念に満ちた状況に振回されて来た過去を深く反省し、共通点の方が多い日台が未来のために何が出来るかを共に考える時機が正に到来したと言えよう。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

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by ayanokouji3 | 2018-06-14 13:48 | Comments(0)  

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