台湾問題について
欧米の動揺や朝鮮半島情勢の緊迫化を受けて、南支那海や台湾問題が一時期より矮小化して来たように見える。
台湾問題については、中国側から嫌がらせがあっても現状が大きく変更することはないだろうという安定感がある。
従って、台湾側の要求が他国には重く受け止められず、反応が中途半端に終わっているのだと考える。
台湾の然るべき国際的地位および個人のアイデンティティの確立は依然として課題であり続けるものの、その重要度を他国が親身になって考えるには不安定現象が不可欠である。当分の間そうはならないのは台湾にとって非常に良いことである。
台湾問題については、中国側から嫌がらせがあっても現状が大きく変更することはないだろうという安定感がある。
従って、台湾側の要求が他国には重く受け止められず、反応が中途半端に終わっているのだと考える。
台湾の然るべき国際的地位および個人のアイデンティティの確立は依然として課題であり続けるものの、その重要度を他国が親身になって考えるには不安定現象が不可欠である。当分の間そうはならないのは台湾にとって非常に良いことである。
古川 宏 FURUKAWA Hiroshi
by ayanokouji3 | 2017-05-28 13:08 | Comments(0)