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日本人の義務について

昨日、さる政治評論家の講演会に出席した。その中で、台湾の許文龍氏の変節事件につき言及があった。台湾人は中国ビジネスにおけるリスクは承知の上で進出しているのであるが、この事件は、要路者への献金で解決し得ないこともあることを示したものに過ぎない。

講演会で気付いたことは、講演の内容自体よりも、出席者同士のヒソヒソ話に、中国に対する非難と怨嗟があったことである。こうした一般人の考えがマスコミにより誘導されていると称して、「日本の右傾化」と呼ぶ向きもあるようだが、それは見当違いというものである。「日本の右傾化」ではなく、「日本の正常化」なのである。

さて、7月4日の「台灣之聲」にある通り、竹下義朗氏著『汝の敵、中国を知れ』が出版の運びとなったことは、ご同慶に堪えない。2年前であれば、この題名では出版は困難であったかも知れない。

既に日中は思想戦での敵対関係に突入したとも言える。その意味で、今後、社会の各層における親中派の跋扈を許すことによる過ちを二度と繰返してはならない。これは、子孫の将来に対して責任を負う、心ある現代日本人に課せられた義務といえよう。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

by ayanokouji3 | 2005-07-12 21:06 | Comments(0)  

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