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台湾よりのメール紹介-3

また、『周辺有事と台湾について-3』の中で
「映画『ラスト・サムライ』・・・は本質的には『滅びの美学』を主題としており、その世界は、・・・西郷南洲翁の『丈夫玉砕耻甎全』といったものである。」
「故孤蓬万里(本名:呉建堂)氏作の短歌:独立も統一も夢蓬莱の民に幸福何時(いつ)なんぞ来る-があらためて思い起こされる今日此頃である。」
と述べたことに対しては、次のメールが届いた。

「西郷南洲翁の『丈夫玉砕耻甎全』といったものは---(寧為玉碎,不為瓦全)台湾独立派にはその美学の描くではない, その滅びの世界を覚悟しないと, 蓬莱の民は全滅される日が何時(いつ)なんぞ来る」

これまた、「台湾人の悲哀」が表れた悲壮な言葉ではないだろうか。
確かに台湾の国際的地位が確定するまでは、その愛国人士にとっては「針の筵(むしろ)」に座らせられているようなものである。

翻(ひるがえ)って、日本の内外の状況としては、外交面で「暴支」及び「狼少年」半島への対応(膺懲、抑止)を引続き要する一方、内政では「郵政民営化」に対する賛否を以てする各議員の「踏み絵」が始まってはいるが、武士道精神を有する政治家を必要とするような緊張した状況には至っていない。台湾と日本の差を痛感する次第である。

【註】
今回、台湾・香港の新聞と日本の新聞を比較してみて、日本の新聞が如何に冷静な報道を心掛けているかを再認識した。尤(もっと)も、情報不足と某国への配慮がその背景にあるのかもしれない。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

by ayanokouji3 | 2005-05-15 21:13 | Comments(0)  

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