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日本精神について

最近、ある在日台湾人向けのタブロイド紙の記事で、「日本精神」について触れていた。小生の考える台湾人と日本人の歴史認識の相違点と所感は次の通りである。

  • 台湾人
    「日本精神」を美化し過ぎ、現代日本人を過少評価、これは老台北の影響によるものだろうが、いささかズレを感ずる。「日本精神」は台湾という特殊な環境の下に徳として称えられたもの。「日本精神」は韓半島、満州にもあったのに、その徳を唱える人はいない、これは頑迷な両班(ヤンバン)精神や共産党政府の教育方針によるものだけではなく、受け取る側の民族、人民の心の余裕如何による。「日本精神」は昔も今も不変である。

  • 日本人
    司馬「史観」の影響により、明治を美化し過ぎで、戦前昭和を貶しめる悪弊が老若日本人の頭に残っている。戦前昭和は明治に比べ、経済的に相当向上していた、ただ戦争末期、戦後の一時期、経済的、精神的に疲弊していたのは事実であり、戦後貧困なるが故に混乱の中、様々な社会事件が起こった。小生の父母の世代は複雑な思いから戦争につき総括することが出来なかった、また、「日本精神」の客観的評価も出来なかった。我々の世代は、過去を美化することも自虐的にもなることのない大人の歴史観をもつべきである。手はじめに「侵略」という用語の公式の場での使用を止めさせるべきである。

諸彦のご意見を俟ちたい。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

by ayanokouji3 | 2005-05-08 20:52 | Comments(0)  

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