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「脱亜入欧」について-4

さて、ここで歴史を振り返って、日本が欧米との関係で衝撃を受けたり、「勉強」になった事件について考えてみたい。
  1. 三国干渉(1895年)
    露仏独による遼東半島還付要求の一大事件であるが、これは当時の青年輩にとって国際場裡の厳しい現実として、大きなトラウマとして残ったものであり、その後日露戦争、第一次大戦で戦勝国となり、些か溜飲を下げ、フランスについても仏印進駐により漸く「三国干渉」の「精算」をしたように感じたことだろう。

  2. 北清事変(1900年)
    これについては、柴五郎中佐の「北京籠城」での活躍が美談として有名であるが、真実は日本軍が欧米諸国軍より危険で損な役回りを担わされ、体よく使われたことのようである。また、このときに欧米の兵が日本兵をからかい、日本兵が怒って仕返ししたという不祥事が多発し、日本側は陳謝に努めたとのことである。

  3. カリフォルニア排日移民法(1913年)、米国排日移民法(1924年)
    日本人労働者の増加に好感を持っていなかったカリフォルニアで1906年大地震が起こったときに、日本人の下層労働者の振舞に問題があった(下卑た習慣が理解されなかった)ということに遠因があったようである。


古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

by ayanokouji3 | 2005-05-01 18:20 | Comments(0)  

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