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憲法論議について

 大震災後、政府や東電に対する様々な批判・非難はあれども、何となく当を得ていないような感を覚えるのは、マスコミ・識者をはじめとして批判・非難する側が「安全地帯」にいながら、恰(あたか)も被災者の代理人であるようなお節介をする偽善者振りが鼻につくからである。

 小生の見るところ、東北の窮状を根本的に救援するには、国のあり方を見直すことが第一義であるが、現憲法を小手先で改悪したり、下らない表現を盛り込んだものに差し替えるといった厄介な作業をせず、素直に旧憲法を復原して再出発するという極めて妥当な道筋がある。

 現憲法は日本国民の道標(みちしるべ)たり得ないのは明らかであり、浮(うわ)ついた内容では国難を乗り切るどころか、悪化の一途を辿(たど)ることであろう。かかる時、古(いにしえ)の規範に基づき、それを核として新たな思想を生み出すような努力をなす、その過程に救いがあるのではないか。

 議論百出、停滞感の一層漂う日本に必要なのは、白色人種の競争原理主義でも、中国の特色ある社会主義体制から生まれた智恵でもなく、明治以来の復古主義であると思う。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

by ayanokouji3 | 2011-05-01 20:48 | Comments(0)  

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