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陳前総統の一部無罪確定について

 延々と続いている陳前総統の裁判の一つで外交機密費横領罪に問われた事件の上告審判決では、28日に無罪が確定したという。収賄等については、昨年11月に懲役17年6ヶ月の刑が確定しているとのことである。

 それにしても前総統に対する追及の厳しいこと、法治国家ならではのことなのか、政権交代による単なる政治上の理由なのか、或(ある)いは中国や米国の差し金や私怨もあるのか、色々と説はあるだろうが、尋常ではない。

 在任中の不正追及については、韓国ではより一層の厳しさがあり、前大統領が自殺したことは記憶に新しい。グレーの部分があってこそ腕を揮うことの出来る政治家に清廉潔白さを求めても仕方ないではないか。

 小生が学生の頃、田中角栄が逮捕されたのは衝撃的であった。彼は隠然たる勢力を保持した後、結局天寿を全うしたと思う。陳前総統の場合、「過去の人」となり果てるのか、一花咲かせることが出来るのか。台湾人の身の処し方として一つの模範を示すことになるであろうか。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

by ayanokouji3 | 2011-04-29 21:57 | Comments(0)  

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