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共産党政権の対日主張と「愛国無罪」のスローガンについて

共産党政権が日本に主張しているのは、自国に都合のよい歴史認識の押し付けと国連常任理事国入りへのケチつけであるが、二点を併せれば台湾の新聞見出しにあったように日本が「入常先要認罪」(常任理事国になりたければ先ず罪を認めるべき)ということになる。

歴史認識については、日本はこれ以上の譲歩をするにせよ、最早譲歩するものがなく、認めるべき罪もない。また、国連常任理事国入りは、国際場裡の力関係であるから、実現しないからといって憂慮するに及ばない。分担金が多過ぎるとかそれを減らそうとかいう狭い料簡は捨てた方がよい。

今回のデモで、中国人民の遣る方なき憤懣は、共産党政権に向けられていることが愈々明らかになり、また共産党政権の基盤が脆弱であることを世界が再認識した。今回デモに参加した中国の人民の不平不満は、韓国の一部国民のそれと同様、一種病的なものである。何ら同情すべきところはない。

今回の騒動は文革と比べ表面上外向きとも取れるが、実は文革同様、悪者を打倒せよという点において、似通っている面もある。今回は資本主義か社会主義かというイデオロギー対立ではなく、過去の歴史という亡霊を捉え来って恰も現実に問題があるかの如き虚構の下に展開している運動である。従って、「愛国無罪」ではなく、「愛国多罪」ということになる。何と空しい「愛国」ではなかろうか。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

by ayanokouji3 | 2005-04-17 19:58 | Comments(0)  

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