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台湾の米国産牛肉輸入再開と国連について

日本が米国産牛肉の輸入を強く求められている中、台湾が米国産牛肉輸入再開を決定したことを報道により知った。台湾を通じて日本に圧力をかけるとは、米国は流石に外交巧者である。

台湾は米国から兵器や牛肉の輸入を押し付けられるその都度、段階的に米国に対し、台湾側の条件を求めて行けばよい。例えば、暫定的国家承認、国連への「準会員」としての参加、期限付き加盟等々である。国連は世界の「仲好し倶楽部」であり、欧米の意のままに動かせるというメリットがある(イラク戦争勃発時の不一致はポーズに過ぎない)。台湾にとって国連本体と関わることが即ち大義名分を得ることになる。WHO加盟は条件として低過ぎる。

翻って、日本は国連の欺瞞性を承知の上で、世界の孤児とならぬよう、地道な活動を続けて行けばよい。拒否権のない常任理事国になったところで、代表権のない執行役員になるようなものであるが、現在の平社員待遇よりは少し増しになる。また、外務省の小役人が国連の昇進活動で公金を多少無駄遣いし、ついでに不正費消したところで、手柄があればこれを見逃す度量を示すことも国民として必要である。尤も、NHK職員の不正経理に義憤を覚える潔癖な国民性からすれば、手練手管を使った狡猾、老獪な外交は本来求むべきことではないかも知れない。しかし、それが「清廉」なる日本が従来歩んで来た道であり、今後もこの路線を逸脱することのないのが運命だと達観すれば納得出来ることではある。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

by ayanokouji3 | 2005-04-12 17:40 | Comments(0)  

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