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毒を食らわば皿迄も

<駐台湾代表>辞表提出 馬政権と関係悪化

12月2日2時32分配信 毎日新聞
 【台北・大谷麻由美】日本の対台湾窓口機関、交流協会台北事務所の斎藤正樹代表(66)が1日までに辞表を提出したことが分かった。親しい知人に「志半ばで12月末に帰国する」と文書で伝えており、近く東京で開かれる交流協会理事会で承認される見込み。
 斎藤代表は今年5月の講演で「台湾の国際的な地位は未定」と述べ、馬英九政権から「中華民国(台湾)の主権を否定する発言」と抗議を受けていた。異例の辞任劇は今後の日台関係にしこりを残しそうだ。
 日本は戦後、51年のサンフランシスコ講和条約で台湾に関する権利を放棄。「台湾は中国の不可分の一部」との中国の主張を「理解し、尊重する」としながらも、「台湾の法的地位を独自に認定する立場にない」との公式見解をとってきた。このため、斎藤代表の発言は「台湾の主権は日本から中華民国(台湾)に移譲された」と主張する馬政権を刺激、辞任要求が高まった。
 斎藤代表は66年外務省入省。中国大使館公使、カンボジア大使などを歴任し、昨年7月から現職。大使に相当する代表は通常3~4年の任期で交代する。

元記事:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091202-00000011-mai-int


馬政権の「台湾の主権は日本から中華民国(台湾)に移譲された」との主張は正しくない。日本はサンフランシスコ平和条約に於いて台湾に関する一切の権利を放棄したものの、放棄した台湾を中華民国を含む他国に譲渡するとは一言も言っては居ない。況(いわん)んや、中華人民共和国への帰属等、論外である。その点(法的)では、斉藤代表の「台湾の国際的な地位は未定」との発言は的を射たものである。然(しか)し、日本が権利を放棄する以前から居住していた台湾人が、日本の権利放棄と共に台湾を去った訳では無い。だとすれば、普通に考えれば、其処(そこ)に暮らす住民が主権を有すると考えるのが筋であろう。詰まり、国共内戦に於いて共産党に敗れて逃げ込んだ国民党の中華民国にしろ、共産党の中華人民共和国にしろ、抑(そもそ)も、台湾の主権を主張しうる明確な法的根拠は有していない事になる。これが、台湾は「中華」に非(あら)ずとの所以(ゆえん)である。

それにしても、斉藤代表もどうせ辞任する位なら、「台湾の国際的な地位は未定」等と言わず、もっと踏み込んで「台湾は中国の不可分の一部では無く、あくまでも主権独立国家」と言えば良かったものを。そうすれば、「中国」(赤化支那)からは猛反発を受けたにせよ、台湾の正名独立派や日本の親台派からは拍手喝采を受けただろうに。
竹下義朗 TAKESHITA Yoshiro

by ayanokouji3 | 2009-12-02 22:08 | Comments(0)  

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