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台風8号への対応について-4

台風8号への対応が後手後手に回った事により、米国CNNテレビのネット投票で8割以上、台湾英語ラジオ局ICRTに至っては実に96%もの人が「馬英九総統は被災者救助の遅れの責任を取って辞めるべき」だと答えたそうだ。又、閣僚の中からも、林火旺・総統府国策顧問(台湾大学教授)が辞任し、薛香川・行政院秘書長(内閣官房長官)、陳肇敏・国防部長(国防相)、陳伸賢・水利署長が辞意を表明。劉兆玄・行政院長(首相)も辞意を漏らす始末。それにしても、馬総統が置かれている光景を、以前、目にした事がある・・・と思ったら、この日本で同じ様な出来事があった事を思い出した。

平成7(1995)年1月17日午前5時46分52秒、淡路島北部沖の明石海峡を震源とするマグニチュード7.3の巨大地震が兵庫県・大阪府を中心とする近畿一円を襲った。所謂(いわゆる)「阪神・淡路大震災」である。

この時、時の総理・村山富市にはかなり早い時点で地震の一報が入ったものの、未曾有の大災害発生にも関わらず、何と、当時懸案となっていた新党結成問題への対応、財界首脳との食事会等の公務を、キャンセルする事無く予定通りこなし、災害に対する対応を疎(おろそ)かにした。そして、3日後、衆議院本会議の場に於いて、二階俊博・衆議院議員に、その辺りの事を問い質(ただ)されるやいなや、「何分(なにぶん)初めての経験でもございますし、早朝の出来事でもございますから、幾多の混乱があったと思われまする」と曰(のたま)い、大顰蹙(ひんしゅく)を買い強い批判に晒(さら)される事となった。(コメント:「何分初めての経験でもございますし・・・」>誰だって初めての経験でしたよ、村山さん)

阪神・淡路大震災の村山富市と言い、今回の台風8号の馬英九と言い、緊急時に於いて如何(いか)に差配するかが指導者の器量である事を思えば、両者共にその器(うつわ)では無かったと言える。まあ、CNNが馬総統の進退をテーマにアンケートを実施した時点で、米国指導部は馬総統を見放した共言える訳で、リベンジを果たした国民党政権の行く手には暗雲が立ちこめている訳だが、当の馬総統が政権維持の為に、なりふり構わず支那共産政権に益々傾倒する様では、台湾(当然、日本も)の世も末だ。そうならない様に、いや、そうなる前に親支那・馬政権の「中華民国」が瓦解し、「台湾民国」を標榜する新政権が誕生する事を切に願っている。

竹下義朗 TAKESHITA Yoshiro

by ayanokouji3 | 2009-08-20 23:25 | Comments(0)  

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