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大震災一周年に思う -1

 大震災一周年、感傷的な表現しか出来ず、被害者の方々にはお悔やみを申し上げるほかはない。

 各国の支援の中で台湾が最も目立ち、対日感情の表われが一層明らかとなったのはせめてもの慰めであった。

 今尚、日本国の力が試されており、一段落ついたというような状況ではない。

 来るべき更なる大震災が如何なる規模となるのか、運を天に任せるしかないのが国民の心情であろう。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

# by ayanokouji3 | 2012-03-11 20:52 | Comments(2)  

昨今の所感

 昨今の政治・経済・社会に亙(わた)る諸問題への取組みおよび外交案件への対応の数々を見るに、情報が多過ぎるのか、皮相に感ぜられて仕方がない。

 福祉社会を根本から覆すような大転換が行われない以上、財政上何処(どこ)かで辻褄(つじつま)を合わせることは必須であるにもかかわらず、議論百出、足踏み状態が続いている。

 エネルギー問題は欧米・中東次第であり、双方の御機嫌をとらなくてはならないという矛盾がある。残るは一神教の彼等(かれら)の神に祈ることのみである。

 中韓との諸問題については、滑稽(こっけい)な漫画のように映るのである。これもまた、多神教の彼等の神に祈ることしか残されていないのかも知れぬ。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

# by ayanokouji3 | 2012-03-04 22:36 | Comments(0)  

雇用情勢について

 中高年の雇用情勢は今後一切改善しないものと考えておいた方が良い。

 限られた一部の人を除いては定年退職後の新天地での再就職は困難なので、悠々自適の身分に甘んずるべきだと思う。

 困っているのは、40・50代で長期失業中の憂慮すべき人々である。

 人生の目標というより寧ろ価値を失った人に対し何を説いても無駄であるというのが、昨今の実感である。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

# by ayanokouji3 | 2012-02-26 20:20 | Comments(0)  

王立軍事件について-1

 重慶市前公安局長王立軍が成都の米国領事館に駆込んだという事件は一般紙に報道されていたが、15日付の『大紀元時報』にて詳細を読んだ。

 重慶で成果を収めた市委書記薄熙来が絡む政権内の内部闘争とあっては、司馬遷の『史記』で言えば、列伝で扱われるより、寧(むし)ろ本紀に載せるレベルのものである。

 法輪功側にとっては王立軍は弾圧者として怨恨が深いようである。

 中国に比べれば、「維新」、「新党」や小沢氏の粘り等の動きは穏やかなものである。日本人に生まれて良かったとつくづく思う。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

# by ayanokouji3 | 2012-02-19 21:51 | Comments(0)  

民主党の役割について

 民主党政権が誕生したのは3年前の夏であった。この間、自民党時代よりの案件が増幅され噴出、その最たるものが原発問題である。

 民主党政権の役割とは選択した国民に対し理念なき政党の矛盾を知らしめたということであり、後世に伝えられることだろう。

 財政再建に着手する前に、外交問題で得点を上げ、国民のプライドを傷つけぬ形で弱者救済の打ち止めを説き、全国民の心を整えるために努めるべきであった。

 日本社会に内在する欠陥・問題点の剔抉に終始するのではなく、やることとやらないこと、出来ることと出来ないことを区別すべきであった。目下、殆どの案件が手続論に終始しているが如く見受けられるのは幹部の力不足也。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

# by ayanokouji3 | 2012-02-12 23:15 | Comments(0)