警察庁の情勢認識でも中国による台湾への圧力強化は続くものとしており、日本での諸工作も決して看過出来ないレベルに迄達している。一般の国民としては座して待つのみでは実に腑甲斐(ふがい)ない。
先(ま)ず、地域では隙のない社会とし、監視ではなく観察社会とすべきである。小単位で役割分担のもとに対象者や対象物件を観察さえしておけば、事件・事故が起きた時も分析・対策が容易となる。
国防・治安などという高度で一般国民には手の届かない次元のことも周囲の身近なことから始めるような国民教育を徐々に行えば良い。或(ある)程度の代償を伴うかも知れない。致し方ないことである。
(補記)
一国の興廃は経済如何(いかん)であるが、成熟社会では団体・企業・個人が収入増を図るより節約する方が、人心の萎縮はあるものの、効果が得られるものと思う。その観点では一億総活躍社会よりも一億無病・無介護社会を目指して医療福祉費用を削減すべきであろう。後れた国民にいらぬ不安を与えないように情報の一定の制限が必要である。このあたりのことは米国製の現憲法を後生(ごしょう)大事に遵守(じゅんしゅ)している限りは無理であるとはいうものの、運用面で多くのことは出来る筈であり、実態から言えば、日本社会は既にかなり隙のない国防社会になっているように感ずる。後は政府が国防社会の到来を如何に闡明(せんめい)するのか、そう遠くない将来であろう。
# by ayanokouji3 | 2023-05-25 10:26 | Comments(0)