行政の対応について

 米国雑誌『TIME』の最新号には、かつて自動車生産の基地として栄えた、今は衰微の一途を辿(たど)っている市で、財政逼迫(ひっぱく)により塩素処理が不十分な水を使用したため、腐食した鉛管から流れ出た鉛中毒が発生し、非常事態となっているという記事が掲載されている。

 最近、日本でも温暖な地域での予期せぬ降雪で断水を余儀なくされている地域があるという。水道は生活に直結しているため、問題は大きくなる。

 事故は思いもかけぬところから生ずるのが常であるが、そのためだけに巨額の費用を要するのは割に合わないとして見送られるケースも多い。治水・橋梁等の大型事業もそうであろう。

 一旦事が起きた場合に如何に対処するかは、地方公共団体の首長の手腕によるほか、権利意識の高い住民が大声で主張出来るか否かに尽きるが、予想される被害の大きさと費用対効果により必ずしも問題の全面解決に至る訳ではない。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

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# by ayanokouji3 | 2016-01-28 21:24 | Comments(0)  

切なる願い~日台復交~

 安倍晋三総理に於かれては、蔡英文新総統との間に、馬英九総統執政下に滞っていた日台関係の強化を、是非共図って頂きたい。願わくば、日台復交を!

竹下義朗 TAKESHITA Yoshiro

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# by ayanokouji3 | 2016-01-17 14:50 | Comments(0)  

祝 蔡英文民主進歩党主席当選

 台湾の新総統に、民主進歩党の蔡英文主席が当選し、合わせて行われた立法院議員選挙に於いても、民主進歩党が過半数を獲得した事に、親台派の一人として、心よりお祝い申し上げる。

竹下義朗 TAKESHITA Yoshiro

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# by ayanokouji3 | 2016-01-17 14:47 | Comments(0)  

台湾総統選について

 台湾総統選の結果は予想通り、民進党蔡英文氏当選となったが、これ程の圧勝となるとは思わなかった。

 2008年2月、小生が竹下氏と台湾を訪れた時は選挙戦の最中であった。爾来8年、国際環境は大きく変容した。

 台湾では第二の香港となることを回避せんとする学生達の実力行使が目立ち、一定の影響力があった。

 日台関係が今後「日台一宇」を基軸として展開されることを期待してやまない。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

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# by ayanokouji3 | 2016-01-17 14:39 | Comments(0)  

日台新時代の夜明け前

 いよいよ明日、1月16日は、台湾の総統及び立法院議員選挙の投票日だ。

 先ず間違いなく、両者共に野党、民主進歩党が勝利し、中国国民党が下野、政権交代するであろう。

 願わくば、台湾社会の一新と日台両国の絆が深まらん事を。

竹下義朗 TAKESHITA Yoshiro

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# by ayanokouji3 | 2016-01-15 17:45 | Comments(0)  

世界動乱について

 世界各地で動乱や事件が起きる度に思うことは、それらの要因が内蔵していた原因を除去したことによるもので、本来の姿に過ぎないということである。

 欧米がサダム・フセインやカダフィを打倒することがなければ、或(ある)いは今でも平静を保っていた地域はあったことであろうが、打倒出来たということはそれが可能となる限界点に達していたからであろう。

 欧米だけが悪い訳でもなく、地域と周辺の国々、更に利害関係を持つ国々の全てに連帯責任がある。

 世界平和を唱えることはそれはそれとして非常に意義があり、また、一定の効果を齎(もたら)すものである。併(しか)し、威圧・破壊・犠牲・再生の繰返しは避けられない。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

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# by ayanokouji3 | 2016-01-13 20:09 | Comments(0)  

戦後70年の終わりに当たり

 戦後70年という年が終わりに近づきつつある。良きにつけ悪しきにつけ、総括が出来ない儘で終わるのは意味のあることである。

 『文学界』12月号に「自然の成り行き」というタイトルの1頁のみの随筆で、海軍がミッドウェーの敗北を秘匿した経緯について海軍側の大本営発表担当者たりし田代格大佐が「自然の成り行き」と表現したと書いてある。

 これを読んで、昭和59年に、小生が田代大佐の娘婿に当る人から随筆に記されている非売品の回想録を贈呈されていたことを思い出した。都内では政策研究大学院大学と水交会くらいにしか所蔵がないという。

 「自然の成り行き」、これ以外に表現のしようがあるのだろうか。如何にも日本らしい、また、率直な表現である。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

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# by ayanokouji3 | 2015-12-27 21:46 | Comments(0)  

『轉法輪』について

 李洪志著『轉法輪』については、来春の法輪功(註1)芸術公演たる「神韻」を鑑賞後、熟読しようと考えていたところ、去る10月に信者と会う機会があり、一読を勧められた。

 早速注文、読んだところ、理解困難な箇所(註2)もあるが、宗教書としてよりも講話集として惹かれるものがあり、日をおいて4回熟読した。

 中国大陸という特殊な風土にあってこそ語られる、道教と仏教が渾然一体となった様々な実体験談である。

 特に50代以上の男性にとって一読・再読の価値がある書であると思われる。同書を推薦した上記信者に深甚の謝意を表するものである。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi


(註1)1999年に出版された角間隆や莫邦富の法輪功に関する著書は参考となる。
(註2)荒唐無稽とも思える部分もあるが、比喩・置き換えと考え、れば、科学の観点から読む人のレベルに応じた理解可能となる。また、実生活に応用可能な便法が多々記されている。
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# by ayanokouji3 | 2015-12-12 21:47 | Comments(0)  

米国雑誌『TIME』について

 小生が約6年定期購読している米国雑誌『TIME』はこれ迄読みづらく、そのリベラルさ故に辟易するような記事も多かったものの、衝撃的な写真誌としての価値は十分あった。

 先般、編集長が女性に交代したことにより、構成・観点が変わり、新しい記者も増え、内容がかなり充実して来たので、毎号楽しみにしている。

 例えば、人種差別に起因する黒人射殺事件や学生ローン破産の救済策に関し、掘り下げた分析を行っている記事には、米国の抱える社会問題が数字で説明されている。

 これ迄は分析が浅薄に感じられたアジア関係について、今後如何に改善されるのかを注視したい。『TIME』は60代以上の男性に薦めたい。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

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# by ayanokouji3 | 2015-11-27 21:56 | Comments(0)  

『満州国演義』について-2

 7月に読後感を記した船戸与一著『満州国演義』、9冊目の「残夢の骸」を読了した。参考文献が450冊近くにも及ぶ、盛り沢山の小説で確かに読み応えがあった。

 会話の表現形式がワンパターンな割りには、飲食の内容は詳細で余計と感じた。それを除けば、実にスケールが大きく、テンポの早いスリリングな展開は米国テレビドラマ「24」を想起させた。

 小説の「通奏低音」たる、奉天特務機関の間垣徳三と敷島四兄弟の歪んだ血縁関係は、人間の異常な側面を示唆し、強烈な印象を与えるテーマの一つでもあった。

 欲を言えば、四兄弟の中で生き残った四郎が戦後所帯を持ち、その子孫が新たな人間ドラマをつむいでいるという構成とすれば一層良かったと思う。50代以上の男性に薦める好著である。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

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# by ayanokouji3 | 2015-11-13 19:35 | Comments(0)  

大紀元時報の声明について

 10月22日に届いた大紀元時報(中国語版)には、2・3面見開きで、習近平氏を評価するという大々的な記事と編輯部の声明(10月12日付)があり、驚いた。翌23日にはニュアンスが異なる日本語版が届き、非常に感動、知り合いの中国人達に大紀元時報が今回鮮明にした立場
を周知するようにした。

 中共解体が中国が明るい未来に向かう道と主張して来た大紀元時報にとり、今回の声明が単なる観測気球の意味合いなのか、方針の大転換なのかは今のところ判らない。

 内外の賢明な中国人は中国の四分五裂を回避せんと必死に努めている筈で、また、中国でビジネスを展開している日本企業の幹部はもとより、中国を中心とする国際情勢に関心のある日本人も同意見だと思われる。

 大紀元時報中国語・日本語版を通じ、毎週、中国のホットな話題に触れることは実に得るところが大きい。法輪功の活動の一環である来春の神韻公演も今から楽しみにしている。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

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# by ayanokouji3 | 2015-10-27 14:54 | Comments(0)  

高齢者問題

 世は正に高齢社会となり、国家社会に対し屈折した思いを抱く高齢者は多いが、如何せん、これを披露する場・手段を持たぬがための焦りが負のエネルギーとなり、社会の隅々を陰鬱な雰囲気としていることに気付かされる。

 小生の見る所、昭和10年代前半生まれ迄の人々の多くは物理的には生存しているものの、実際は酔生夢死のような状況に陥っており、同情に値する。続く10年代後半、20年代前半生まれも次第にその状況に近づきつつある。

 日本の将来を考えるに、希望がもてるのは、レベルの高い人達が揃っている昭和40年代前半生まれの男女である。その年代が社会の人々を一定レベルに迄引き上げれば、日本の未来も決して暗いものではないと考えられる。

 2020年の東京オリンピックに向け、社会構造の更なる変化と動揺という時代に際会する現代の日本人が各種の事態に適宜対応し、若きはチャンスをものにし、老いたるは穏やかで満たされた余生を送ることが出来ることを心から望むものである。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

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# by ayanokouji3 | 2015-10-14 18:24 | Comments(0)  

安保騒動について

 9月中旬は安保法案に関する動きが慌しく、戦争反対・子供達を守れのデモの様子を映すテレビニュースは見るに堪(た)えなかった。

 安保騒動が台風一過の如く感ぜられる今日此頃(このごろ)、静かに思うに、「おれにも言わせてくれ」の中小党の乱立が政治の停滞を齎(もたら)らす理由であることが判った。

 日本における政党は自民党のほかに、マルクス・レーニン主義を今尚(いまなお)信奉し、一部の外国の代弁者でもある日本共産党および何でも反対の「仲間達」の党、三つあれば十分である。

 それにしても、安倍首相は戦後70年談話を取巻く喧噪に続き、安保騒動に対しても隠忍自重(いんにんじちょう)、うまく乗り切ったものと考える。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

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# by ayanokouji3 | 2015-09-28 21:00 | Comments(0)  

日米関係について

 戦後70年という節目の暑い夏が終わった。種々の記事・評論を読み、テレビ討論番組を視た後は、世界規模で賛同が得られるような歴史の真実は皆無であるということをあらためて痛感した。

 成熟した現在の日米関係においては、原爆・大空襲等の歴史問題が提起されることがあっても、直ちに政治問題となることはない。

 日米の戦争が不完全燃焼で終わり、米国の傘の下で繁栄した日本と威圧的な米側との間に、幾度も貿易摩擦が生じたのは残念であった。

 日米間の和解が理想的なものではないにせよ、従属・属国といった卑下(ひげ)をすることなく、頼りにならない他の国々よりましな関係を維持して行くべきことは言う迄もない。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

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# by ayanokouji3 | 2015-09-14 19:59 | Comments(0)  

古川氏との懇談について

 昨日、久方ぶりに上京し、古川氏と学士会館にて会食しがてら懇談した。

 小生がウェブサイト『帝國電網省』を開設したのは、平成9(1997)年2月21日の事。その3年後、古川氏と知己(ちき)を得て、爾来(じらい)、今日に至る迄、良き理解者且つ支援者として、小生を支えて頂いている。

 又、小生が開設した本ブログ『日臺一宇』を見れば、お分かりの通り、小生がウェブサイト『帝國電網省』に専念する代わりに、古川氏が主に『日臺一宇』に寄稿すると言うスタイルが定着、今日に至っている事を鑑(かんが)みれば、古川氏の功績甚だ大なる事は論を俟(ま)たない所でもある。

 古川氏のバイタリティと観察眼は、小生も一目置く所である。

 国内に於いては、第二次安倍政権の下(もと)、安全保障関連法制推進を軸に、去る8月27日の「いずも」級ヘリコプター搭載護衛艦(ヘリ空母)二番艦「かが」の進水等、国防政策が粛々と進んではいるものの、国外に目を転じて見れば、相も変わらず、反日政策を採っている朝鮮・支那、そして、北方領土を占領しているロシアと、日本が枕を高くして寝て等いられない状況が続いている。

 『帝國電網省』開設より18年。その間、歴史認識の補完再考は、当時と比べれば考えられない程、是正されつつあるが未だ途上にある。後発のウェブサイトの相次ぐ誕生で、最早(もはや)、「老舗(しにせ)」の部類に入る『帝國電網省』は、後身に道を譲って引退しても良いのかも知れない等と時折思う事もあるが、シールズ等と言う左翼反社会勢力が跳梁跋扈(ちょうりょうばっこ)する百鬼夜行の現代に於いては、まだまだ、その役割少なからずと自らに言い聞かせて、これからも、古川氏との懇談を通じて受ける多くの示唆を噛み締めつつ、『帝國電網省』並びに『日臺一宇』を継続していこうと、改めて思った次第である。

竹下義朗 TAKESHITA Yoshiro

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# by ayanokouji3 | 2015-08-30 21:29 | Comments(0)  

竹下氏との懇談について

 竹下義朗氏との関係は、平成12(2000)年秋に小生がメールで「帝國電網省」につき所感を伝えたことから始まった。平成15(2003)年秋に品川で初めて面談、それ以来、平成20(2008)年2月の台湾行を含め、少なくとも年に1回は東京地区での各種行事の折、面談している間柄である。

 8月29日、神田錦町の学士会館で食事・喫茶、じっくりと意見を交換することが叶い、有意義であった。夙に憂国の思いを抱き、「帝國電網省」等を通じて歴史認識の是正に取組まれて来た同氏との面談における小生の意見は下の通りである。

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 昨今の中国における波乱の様相や韓国における反日傾向の進行につき、そのひとつひとつの現象を見れば、自業自得のさだめに翻弄される哀れな隣邦という印象が強い。

 我々日本人のつとめとは、寛仁大度の態度を以て困った隣邦の動きを冷静に観察すると共に、日本国が隣邦における面倒な問題に巻き込まれても狼狽せぬよう、「備えあれば患えなし」の法的整備を行うことを全面的に支持することである。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

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# by ayanokouji3 | 2015-08-29 20:47 | Comments(0)  

戦後70年談話について

 BSフジのプライムニュースでの四夜(8月10~13日)に亙(わた)る各界論客よりの意見聴取の番組を視た後、大いに期待していた戦後70年談話の内容は、落ち着くべきところに落ち着いた。

 欲を言えば、昭和20年8月15日の終戦詔勅から、

「他国ノ主権ヲ排シ領土ヲ侵スカ如キハ固ヨリ朕カ志ニアラス」

という表現を引用すべきではなかったか。

 他方、興味の程度もあろうが、昭和30年前後の生まれの日本人には受け入れられるものの、昭和10年代前後の生まれであれば切実さに欠けると感じ、また、50年代前後ともなれば、意味が理解出来ない部分があるかも知れない。

 談話発表後、『村山談話』の当の御本人が70年談話が50年談話を引き継いでいないと明言していることで、悪因縁を断ち切った面もあるのは、大きな前進である。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

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# by ayanokouji3 | 2015-08-15 18:02 | Comments(0)  

『少年皇族の見た戦争』について

 昭和55年、小生の上司が海兵77期の同期会の幹事をつとめるというので、小生も受付等の下働きをした。

 その際、久邇邦昭氏の姿を拝見したのであるが、PHP研究所から出版された同氏の著書は、読む前から興味深い内容であることが判っていた。

 少年皇族の立場からの人生観、戦争観でこれ以上のものはないと言って良いと思われる。

 戦前・戦後は断絶しておらず、江戸時代からの流れさえ今に続いていることを思うとき、日本人として心の安らかさを覚えるものである。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

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# by ayanokouji3 | 2015-07-28 18:54 | Comments(0)  

『満州国演義』について

 去る4月逝去した船戸与一『満州国演義』全9冊のうち、8冊迄を読了した。最後の9冊目は未だに手に入らない。

 敷島四兄弟の活躍は、満州国のみならず、北方・南方に及び、その劇的な描写は刺激的でさえある。小説としてはそれで良い。

 その中に出て来る有名人の何人かと、その晩年に小生も会って話したこともあったが、当時の状況が継続的に劇的なものでなく、刺戟的なものでもなかったことは推測出来た。

 一部の日本人にとって、満州国は永遠の郷愁を呼び起こす確たる機縁である。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

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# by ayanokouji3 | 2015-07-14 20:59 | Comments(0)  

新聞の論調について

 最近の新聞の一般的論調には新鮮さが感じられず、同じ話の蒸し返しといった陳腐なところも少なからずある。

 安保・憲法・歴史認識といったテーマは長い間議論されて来たものであり、何を今更というほかはない。

 時として、読者投稿欄に、当該新聞社とは反対の意見が掲載されることがあるのがせめてもの救いであると思う。

 小生にとって、この夏の楽しみは、戦後70年談話の内容を知ること位である。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

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# by ayanokouji3 | 2015-06-28 17:44 | Comments(0)  

村山・河野氏の主張について

 去る9日に日本記者クラブで行われた村山・河野両氏の会見の内容について新聞で読んだ。

 自分達が良かれと思って進めた談話の内容が否定されるのは政治家として見過ごす訳には行かないという危機感が表われている。

 激しい権力闘争を繰返す中国や、北朝鮮から監視されているような韓国へ道義的な配慮を行う必要があったのだろうか。

 御老体が心配をされる割には、多くの日本国民は醒めている。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

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# by ayanokouji3 | 2015-06-14 20:01 | Comments(0)  

張戎の著書について

 『マオ』上・下を初めて読み、また、『ワイルド・スワン』の上・下を日本語で読み直した。

 『鴻』(『ワイルド・スワン』)を読んだ中国人にたずねると、一様に、「彼女は恵まれていた」とか「文革の実態はもっとひどかった」といった反応で、恐らく、そうした批判を受けた思いが、夫との共著という形で、『マオ』という、共産党上層部の状況に相当踏み込んだ、辛辣な内容の書となって結実したのではないか。

 さて、張戎が奮闘していた1967~69年頃は日本でも大学紛争等で騒然としており、詳細は略するが、小学校高学年から中学生であった小生自身も、中国の文革の影響を受けたのを覚えている。

 小生は、同世代の日本人同様、これ迄の人生で食料等の物不足で困ったことは一度もなく、張戎が激動期の中国で味わった出来事を真に理解することは出来ないが、同世代の人間として気持が少し判るような気もする。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

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# by ayanokouji3 | 2015-05-27 19:13 | Comments(0)  

世界文化遺産について

 「明治日本の産業革命遺産」が世界文化遺産として「キリスト教会群」より先に登録の見込みとなることの意味は大きい。

 日本の立場が確固としたものではない、欧米主導の国際機関で動きの中で、今後の日本にとって明るい兆しの一つではある。

 一部の登録に反対する韓国の言い分は、大度を以て聞き流しておけば良い。

 靖国・慰安婦問題にばかり焦点が当てられて来た戦前の歴史の見直しは、かかるところから始まるのであろう。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

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# by ayanokouji3 | 2015-05-14 20:06 | Comments(0)  

「神韻」について

 4月19日に上野の東京文化会館の大ホールで開催された、法輪功による中国古典舞踊・音楽の芸術公演「神韻」を鑑賞した。

 古代舞踊にCG映像を駆使した演出と宗教色を伴ったソプラノの歌詞は、前評判に違わず、非常に印象深いものであった。

 法輪功は大紀元時報を通じて率直に中国の現状を伝えており、その分析は正鵠を得ている。

 中国の将来を憂慮する日本人も在外の中国人の間の自発的な「復興」の動きを実見すれば、中国に対する考え方も改まることだろう。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

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# by ayanokouji3 | 2015-04-27 16:34 | Comments(0)  

アジアインフラ投資銀行について

 アジアインフラ投資銀行(AIIB)への創設メンバー入りの意向を表明していた台湾であったが、中国の台湾事務弁公室は、台湾が創設メンバーにはならないことを明らかにしたという。

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# by ayanokouji3 | 2015-04-14 21:12 | Comments(0)  

八紘一宇問答について

 先日、某新聞に「侵略戦争を正当化 八紘一宇(はっこういちう)国質問」という社会の右傾化を憂慮する記事があった。

 なつかしいひびきのある「八紘一宇」であるが、50歳の女性議員が着目したことに意義がある。

 漢語というのは、凝縮され難解であるが故に深遠、また、如何様(いかよう)にでも評価・認識・解釈され得るという便利さがある。

 普通とは異なる観点からの主張に対し、社会一般が違和感を覚えないような社会になりつつあるのではない。如何(いか)なる主張であれ、目くじらを立てない寛容さが見られるのは結構なことである。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

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# by ayanokouji3 | 2015-03-28 23:54 | Comments(0)  

中国からの帰化人について

 中国問題が、内政・外交・経済・軍事等、何(いず)れをとっても興味が尽きないのは、日本との関係が一層増しているからである。

 中国全体が今正に「整風」の状況となっており、これが何時迄(いつまで)続くのか、見極める必要がある。

 天安門事件後、1990年代に陸続と日本に身を寄せて来た多くの中国人の中で帰化した人は限られるが、彼等(かれら)の味わった苦労は察するに余りある。

 困難が如何(いか)なるものであっても、克服して明るい未来を切り開こうとする、その「志」と姿勢には敬服する次第である。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

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# by ayanokouji3 | 2015-03-13 21:14 | Comments(0)  

政治献金について

 野党が与党を攻めあぐね、材料に乏しい時は必ず政治献金が前面に出る。献金の是非がまたぞろ俎上(そじょう)に載(の)せられ、旬(しゅん)の話となって来た。

 政治家にとって説明責任とは黒を白と言い、白を黒と言いなすが如きものであり、雄弁を以(もっ)て対応せねばならないが、その前にどこからつつかれても良いように絶えず身辺をきれいにしておく、或(ある)いはそのように見えるようにしておくことである。

 中国や発展途上国に比し献金額の桁(けた)が小さいのは、日本で清廉(せいれん)さを政治家に求めるというよりも、政治家の集団が人気取りのために自縄自縛、がんじがらめとなっているとも言える。

 政治に携わる人々がそのレベルであることを弁(わきま)えれば、国民の側には自(おの)ずと諦観(ていかん)が備わる筈(はず)だが、政争絡みの、ためにする議論であり、事実の暴露であり、欠点の剔抉(てっけつ)であるからして、如何(いかん)ともし難(がた)いのである。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

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# by ayanokouji3 | 2015-02-28 22:02 | Comments(0)  

新聞の論調について

 最近、新聞各紙を読んで物足りないように感ずるのは小生だけではあるまい。国内外の諸問題について、以前の、女性のヒステリーにも似た情緒不安定で近視眼的な論調の記事が殆(ほとん)ど見られなくなったのである。

 そうした論調の記事があればあるで何事かと思い、なければないで何か知らん寂しい気持にもなる。

 事実の全体を伝えず、いいとこ取りで読者を散々煽(あお)って来ていた大新聞の○○○の遠吠えや○○○○の小唄を目に見える形で聴くには、今後もあの手の捏造記事に期待するよりほかない。

 大新聞は我々日本国民にとって恰好の反面教師であり、特集・記事の内容は毎回熟読玩味しておきたい。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

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# by ayanokouji3 | 2015-02-14 21:28 | Comments(0)  

戦後70年談話について

 安倍政権に与えられた課題は二つ、即ち、日本経済を好転させずとも極端に悪化させぬことが一つ、今一つは、歴史認識の是正である。

 後者で、戦後70年談話の文言が如何なるものとなるかについて野党側ほかより議論が徐々に高まって来るのは勿論のこと、多くの心ある日本人もまた文言に並々ならぬ関心を寄せるであろうことは想像するに難くない。

 能うべくんば、8月15日に談話を発表した後、正々堂々と靖国参拝を決行するのが望ましい。

 以前の老人の繰言のような型にはまった内容ではなく、前向きの新しい談話として百年後に残るような意義のある文言を期待している。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

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# by ayanokouji3 | 2015-01-29 21:11 | Comments(0)