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香港返還20周年と台湾について

 香港返還が近づいていた1994年秋~97年初、小生は毎月香港や広東・福建に出張していたこともあり、香港市民の様子や大陸での受け止め方は大体判っていた。

 1996年は靖国・尖閣問題が再燃、中国海軍の台湾海峡での演習が話題となり、翌年の香港返還に向けての地ならしが着実に行われているように思われた。

 あれから実に20年余り、中国の発言力が更に大きくなり、香港の「一国両制」の旗印は色褪せた。香港返還で明らかになったことが台湾にとって参考となったということである。

 台湾が容易に第二の香港となる可能性は最早なくなったものの、陰に陽に続く中国の台湾への影響力に対し、日米が国際問題として対処すべきことは勿論である。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

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by ayanokouji3 | 2017-06-28 17:13 | Comments(0)  

「金銭外交」と「恨の外交」について

 パナマが中国の「金銭外交」に屈し、台湾と断交したとの記事を読んだが、流れは決まっており、今更(いまさら)驚くには当たらない。

 中国の「金銭外交」は香港の民主化の波もとどめ、くすぶる不満を押さえつけているのは事実であり、抗(あがな)うのは困難である。

 他方、韓国は相変わらず「恨(ハン)」にもとづいた外交を続けているが、慰安婦合意の再交渉に関する方針が揺らいでいる面もある。

 魑魅魍魎(ちみもうりょう)のひそむ国際政治の舞台の中で、台湾も日本も「金銭外交」や「恨(ハン)の外交」に振り回されることなく、これ迄の経緯を踏まえ、譲歩せず、自国の主張を繰返していれば良いだけの話である。それにしても、日本の外務省や各国外交部の実務担当者による、成果を明らかに出来ない様々な努力には頭が下がる。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

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by ayanokouji3 | 2017-06-14 11:04 | Comments(0)