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籠池騒動について

 籠池理事長の国会での証人喚問はテレビでずっと見ていたが、それよりも興味深かったのは、ケーブルテレビで放送された夕刻からの外国人特派員協会での質疑応答である。

 香港フェニックステレビの女性の質問に対し、中国が日本に対して行うと同様に、日本も中国のことを考え、立ち向かって行く、というような答えで、成程と思った。

 歴史観や信条は、先ず国会の場で取り上げられるべきであった。本人は日本会議から脱会しているというが、2ケ月前の本欄で触れた「日本会議の研究」(扶桑社新書)の著者が、この騒動の取り掛かりに関わったとされることは納得出来る。

 今回の籠池騒動は、寄付だけでは足らず、公的援助を要し、規定上からか、十数億円もするような豪華な建物を建てることとなったのがそもそもの問題である。バラックやプレハブの建物では、正式の学校にはなり得ず、また、生徒も集まらないというのが成熟した社会の良さでもあり、悪いところでもある。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

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by ayanokouji3 | 2017-03-28 23:52 | Comments(0)  

「明治百五十年」美しき日本人について

 文藝春秋4月号には、私を捨て公のために生きた五十人「明治百五十年」美しき日本人、と題する文化人中心の特集がある。

 明治百五十年と言えば、かなり昔のようにも思われる一方、天保(てんぽう)生まれの曽祖父や明治初年生まれの祖父を持つ小生の世代から見れば、未だに生々しさが残っている。

 天寿の長短にかかわらず、国家理念と個人の人生観との相克、立ち遅れた官の制度と民間の旧思想による新体制への移行の困難さに臆することなく、我国の抱える諸問題に立ち向かって行った者のみが賞賛に価するということである。

 上記の美しき日本人の中に政治家は殆(ほとん)どいない。今で言えば、人権重視の風潮の中で種々の課題を見事に捌き、搦手・死角から論ぜられる攻撃に耐え得る実力者のみが生き残るのであろう。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

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by ayanokouji3 | 2017-03-14 12:53 | Comments(0)