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戦後70年の終わりに当たり

 戦後70年という年が終わりに近づきつつある。良きにつけ悪しきにつけ、総括が出来ない儘で終わるのは意味のあることである。

 『文学界』12月号に「自然の成り行き」というタイトルの1頁のみの随筆で、海軍がミッドウェーの敗北を秘匿した経緯について海軍側の大本営発表担当者たりし田代格大佐が「自然の成り行き」と表現したと書いてある。

 これを読んで、昭和59年に、小生が田代大佐の娘婿に当る人から随筆に記されている非売品の回想録を贈呈されていたことを思い出した。都内では政策研究大学院大学と水交会くらいにしか所蔵がないという。

 「自然の成り行き」、これ以外に表現のしようがあるのだろうか。如何にも日本らしい、また、率直な表現である。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

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by ayanokouji3 | 2015-12-27 21:46 | Comments(0)  

『轉法輪』について

 李洪志著『轉法輪』については、来春の法輪功(註1)芸術公演たる「神韻」を鑑賞後、熟読しようと考えていたところ、去る10月に信者と会う機会があり、一読を勧められた。

 早速注文、読んだところ、理解困難な箇所(註2)もあるが、宗教書としてよりも講話集として惹かれるものがあり、日をおいて4回熟読した。

 中国大陸という特殊な風土にあってこそ語られる、道教と仏教が渾然一体となった様々な実体験談である。

 特に50代以上の男性にとって一読・再読の価値がある書であると思われる。同書を推薦した上記信者に深甚の謝意を表するものである。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi


(註1)1999年に出版された角間隆や莫邦富の法輪功に関する著書は参考となる。
(註2)荒唐無稽とも思える部分もあるが、比喩・置き換えと考え、れば、科学の観点から読む人のレベルに応じた理解可能となる。また、実生活に応用可能な便法が多々記されている。
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by ayanokouji3 | 2015-12-12 21:47 | Comments(0)