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日米共通戦略目標について

 ベトナムの異議申立に一定の効果があったようで、21日に発表された日米共通戦略目標に対し、中国政府が強い不快感を日本側に伝えていたと28日に明らかになったという。

 米国は「腐っても鯛」、日本はその御威光に従って、唯々諾々、共同歩調をとるしか道はない。台湾問題の明記も日本側の主導によるものとは思われない。

 南シナ海情勢もさることながら、台湾問題が全ての鍵となっている。その延長線上に沖縄への働き掛けがあり、その先にガス田・尖閣問題がある。

 ガス田問題は棚上げ、尖閣沖衝突事件については、28日、那覇地検が船長を再度不起訴とした。日本の外交に戦略は無理という愚痴は止めて、今後の推移を見守るのみ。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

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by ayanokouji3 | 2011-06-30 07:05 | Comments(0)  

北京当局の統制強化について

 報道によれば、今月中旬、北京市委員会宣伝部が新聞各社に対し、発行前日に第一面の紙面を送付するよう指示したという。

 報道統制を強化しても、賢明なる人民諸君は現実との乖離に気付いている訳であるが、こういう事実が明らかになること自体に、統制を強化する必要が一層出て来る。

 30年前、小生も現地で経験があるのだが、人民日報やテレビニュースを読んだり、視たりして余計な情報に接することなく静かに生活することにはそれなりの安定感があった。

 日本こそ報道統制をして扇情的な新聞記事、下らないテレビニュースや番組を排除するのが良い。これは一国民としての切実なる望みである。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

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by ayanokouji3 | 2011-06-28 21:17 | Comments(0)  

「漢字が日本語をほろぼす」について

 新聞に『漢字が日本語をほろぼす』(田中克彦著、角川SSC新書)が著者のインタビュー形式で紹介されていた。中々刺戟的なタイトルであり、「民衆を欺く漢字と決別を」と説く。漢字崇拝・愛好者には許し難い暴論に映るであろう。冷静に読んでみると、感情的な部分が殆どであるものの、観点は面白い。

 「朝鮮人のやったハングル化」をマネして、「日本のハングル=かな、あるいはローマ字」によって漢字から脱却することにより「二千年にわたって続いてきた中国への心理的従属、依存を断ち切る道があらわれるだろう」というのである。

 漢字全廃は小手先の政策とは異なる。たとえ、議論されるとしても決して実現しない。政治の空洞化、日本人の無気力の状況が続く限り、「漢字が日本語をほろぼす」より前に、中国・朝鮮が尖閣・竹島を梃子にして日本をほろぼす可能性の方が断然高い。

 民主党政権が退場、自公政権が今のまま復活したとしても、日本国の名誉を挽回するのは困難である。ここらあたりで「日本文化が中国を吸収する」位のスケールの大きい目標を立てた右翼政権が誕生して、国民の期待に応えるのを気長に「百年河清を俟つ」ほかはない。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

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by ayanokouji3 | 2011-06-25 21:00 | Comments(0)  

ボランティアについて

 中年以降のボランティアとして、肉体労働は体力面で難しい。肉体を酷使しない、社会に裨益する活動に従事するに如かず。

 人生の経験を生かすという点では、住民の啓蒙・知識増進といった普遍的なものよりも、犯罪者予備軍の摘発前更生、エセ宗教団体・市民活動の膺懲といった、些かリスクを伴う活動の方が良いと思う。

 行政に関する愚痴をいっても始まらない。自ら実践するのみである。公務員や会社員を定年迄勤め上げつつ、軽度のボランティアに従事するのも結構なことである。

 注意すべきは、およそ、社会奉仕とか、生き甲斐・やり甲斐とか、綺麗事で感動を与える世界に入った途端、偽善のにおいが漂って来る。かかる低いレベルから上を目指すべし。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

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by ayanokouji3 | 2011-06-24 21:36 | Comments(0)  

早期退職について

 当事者にとっては切実である雇用問題も、それ以外の人からは他人事として見られる傾向がある。

 台湾より「身を粉にして働くようなライフスタイルは望んでいません。今の職場には年齢より老けて見える人がたくさんいます。はっきり言ってその人たちの体はボロボロです。あんな風にはなりたくありません。60歳まで若々しく働きたいものです」というメールが届いた。

 何と身につまされる話ではないか。60歳とはかなりの高齢である。早期退職、ボランティアとして余生を過ごすに如かず。

 早期退職した者が精神的に充実して暮らせる仕組みを作り、そうした雰囲気を醸成する方が国として社会として好都合であると思うが、定着への道程は蓋し遠からむ。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

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by ayanokouji3 | 2011-06-23 22:14 | Comments(0)  

ベトナムの反中デモについて

 南沙諸島の領有権をめぐる争いで、ベトナムでの反中デモが3週連続で行われたという。

 ベトナムは中国を恐れて来た経緯があるので、デモなどよもやあるまいと思っていたが、今回のことは政府・人民共、余程腹に据えかねたものと見られる。

 社会主義国家体制下のベトナム人というのは、性格が複雑、一筋縄では行かず、甚だ理解に苦しむことはかつて小生がホーチミンに1ヶ月半程滞在したときに感じたことである。

 米国に対し精神力で徹底抗戦したベトナムは中国に対しても精神力で一矢を報いてほしい。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

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by ayanokouji3 | 2011-06-20 21:11 | Comments(0)  

都知事定例会見について

 去る17日の都知事定例会見をテレビで見た。尖閣に自衛隊を駐留させるべしという勇ましい提案もあった。

 オリンピック招致であれ、国全体の停滞・閉塞感を何かの目標を掲げてすりかえるというのではなく、国民精神がより良い方向に進むよう指導誘掖するというのは正しいと思う。

 福祉が国力を削ぎ、エコロジーは偽善ということになれば、後は復古主義の擡頭しかないように思われ、都知事の意図もここにあるように感ずる。

 憲法改正といった気の長い話は目先のことに追われまとまらないであろう。このままでは日本は駄目になるというような各方面からの煽りも聞き飽きた。都知事の焦りは十分理解出来る。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

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by ayanokouji3 | 2011-06-19 20:30 | Comments(0)  

「孫文と日本の友人たち」展について

 辛亥革命百周年を記念して、昨日台北駐日経済文化代表処にて「孫文と日本の友人たち」展の開幕式(特別展 6/17~7/14)を催したという。

 これは1月30日の本欄に記した梅屋庄吉ほかの事蹟を顕彰するためのもので、小生は日本における百周年記念展が中国大陸側の「一手販売」とばかり考えていたので、台湾もこれに取組んでいることを知らなかった。

 馬政権下の台湾にも少しは台湾の歴史と独自性を主張する気概が見られることは、一日本人として大変喜ばしく思う。

 問えども答えはない孫文の友人たちは泉下にあって、今の日中関係および政治状況を如何に観ていることであろうか。恐らくは、市民運動家グループに政権を委ね、クレーム処理対策に奔走させ、静観を決め込む国民の側の責任とするであろう。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

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by ayanokouji3 | 2011-06-18 12:50 | Comments(0)  

大震災・原発避難者について-2

 大震災と原発の事故対応に際し、菅民主党政権の無能ぶりを国の内外に晒している訳だが、これは総理の資質や政権内部の混乱と無力に全て起因する訳では無い。逆説的に言えば、「官僚の無能ぶり」も大きく影響している。

 官僚 ── お上(おかみ)── と言うものは、前例の無い事はしたがらない。内部に有能な若手が入り、優れた施策を提案してもなかなか採用されない。それはとどの詰まり、幹部が「無難に役人人生を送ってきた」結果、前例が無くどの様な結果が生じるか分からない事には手を出したがらない気風が大きく影響しているからである。

 お上と言うと、概して中央 ── 国家公務員 ── にばかり目が行くが、地方公務員とて同様である。住民が困って何かしらの相談をしに行っても、納得のいく様な対応はなかなか望めない。兎に角、システム上「硬直している」のである。その結果、在野有志がNPOやNGOを立ち上げ、行政に代わって何かしらの施策を打ち出し、それが軌道に乗った所で徐(おもむろ)に行政が支援の手を差し伸べたり、事業に参画したりするのが常である。この様な事例は全国津々浦々の自治体で見られる事であり、そこから得られるのは「お上に過度の期待を寄せるな」、「お上に頼るな」と言う教訓である。

 今次大震災に際し、国の内外から多額の義捐金が寄せられたにも関わらず、未だに被災者の元に満足に届かないのは、硬直した行政システムの欠陥もさる事乍ら、それ以上に、お上を構成するお役人自身にも大きく起因しており、「融通が利かない」、「機転が利かない」お上特有の悪弊が顕著になったに過ぎない。

 被災者に自助努力を求めるのは随分と酷な話ではあるが、お上に過度の期待を寄せる事は、それに比例して大きな落胆を味わう事でもある訳で、この際、「お上は頼りにならない」位の心持ちでいた方が精神衛生上も宜しいのでは無いだろうか。

竹下義朗 TAKESHITA Yoshiro

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by ayanokouji3 | 2011-06-16 22:22 | Comments(0)  

大震災・原発避難者について-1

 テレビに映し出される大震災・原発避難者の様子は先の戦争における空襲被災者、海外からの引揚者の苦境につながるのであろう。

 全財産を外地に置いて来た引揚者の子供で、親戚の家の離れに居候し、窮屈な思いをしつつ少年時代を過ごしたという知人の話を最近も聴いたが、避難所生活の模様は自分の体験を想起させるものだという。

 避難所生活からの脱却は数年かかると思われる。公に頼ることなく、自立自活の道を一日も早く何とか実現されることを祈るものである。

 公平性を重視する余り、配布遅延しているという義捐金は貰う側からすれば当てにしない方が良く、僅か乍らも出した側からすれば、一定期間後残ってしまったものは一種の税であったと納得し国庫収納となっても諒とすべきか。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

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by ayanokouji3 | 2011-06-15 21:22 | Comments(0)