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元気の出る記事について

 本日の日経朝刊に、DRAM(dynamic random-access memory chip)メーカーのエルピーダが台湾・力晶半導体の事業を取得、「日台連合、再編の軸」という見出しの記事があった。韓国勢に負けない再編を期待している。

 夕刊には12月前月比の鉱工業生産が3.1%上昇という記事に、基調判断は11月迄(まで)の「弱含み」から「持ち直しの動きが見られる」に上方修正した、とある。聊(いささ)か明るい材料ではある。

 経済が停滞した儘(まま)では、お先真っ暗(くら)である。日経新聞のみが元気の出る新聞であり、そこには、元気の出る記事が掲載されている。

 人間の特質として物心両面が相即してこそ、幸福な境地に浸(つか)ることが出来る。「武士は食わねど高楊枝(たかようじ)」では先行き「貧すれば鈍する」の苦境に立つことになる。官主導の経済優先の時代は最早(もはや)望むべくもないが、せめて経済重視の姿勢だけは国民各人が心掛けておく必要がある。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

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by ayanokouji3 | 2011-01-31 21:59 | Comments(0)  

「革命をプロデュースした日本人」について

 本年は辛亥革命百周年、日中の記念事業に併(あわ)せた形で、孫文を支援した梅屋庄吉の事蹟が顕彰されることとなったのを機に、小生もその曾孫(ひまご)の手になる『革命をプロデュースした日本人』という本を読んでみた。

 アイデアマンとしての梅屋庄吉が映画事業等で得た大金を以(もっ)て辛亥革命に寄与したというのは、誇るべき業績であり、これを中国共産党が評価しているというのは、ひとえに孫文・宋慶齢夫妻との深いつながりによるものであることは間違いない。

 ここに特筆すべきは、梅屋庄吉の妻トクが梅屋家の養女として発言力・行動力があったということと、この人が壱岐島出身ということである。内助の功といってしまえば簡単だが、その前にその出自による特異性があったのだろう。

 本書は非常に読み易く構成され、また、立派で篤実な夫婦の物語として描かれていることもあり、兎角(とかく)歴史の舞台裏を穿鑿(せんさく)したがる高齢者よりも、社会のどす黒い面に未(いま)だ染まっていない20~30代の青年諸君に一読を勧(すす)めたいと思う。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

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by ayanokouji3 | 2011-01-30 21:34 | Comments(0)  

麻生氏の懇話会について

 昨夜、麻生太郎氏の懇話会に参加した。人物月旦、デフレ状況の分析、リーマンショックの際の首相としての国際貢献、日本の今後のビジネス、自慢話に終始し、質疑応答を含め、正味1時間45分、十分聴き応えのある内容であった。

 「敗軍の将 兵を語る」のを聴くのは大いに意味がある。今あらためて当時同氏が何を目指していたのかを知り、国民が民主党に政権を委(ゆだ)ねた愚を思い起こすのである。

 ただ、同氏のようなタイプは、メディアの主張を一旦受けた後、徐(おもむ)ろに釈明を行うようにすれば良いが、如何(いかん)せん、メディアを莫迦(ばか)扱いし、無視することにより、攻撃の対象となってしまう。

 長期政権の小泉氏の後を継いだ安倍・福田両氏の失地を回復すべく登場した麻生氏であったが、就任直後の国際的経済危機に対処しているうちに、不完全燃焼の儘(まま)、民主党に政権を明け渡すこととなった。同氏の評価が固まるには、尚一定の期間を要することだろう。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

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by ayanokouji3 | 2011-01-29 21:45 | Comments(0)  

休眠口座の活用について

 昨日の各党代表質問の中で、新党日本代表よりの「金融機関の休眠口座を国家に移譲する法改正を行い、それを元手に新しい公共政策を展開する英国を見習うべきだ」とするものがあった。

 小生は、実子のいない高齢者が意識不明の重体となり、成年後見人制度の手続が終わる迄(まで)は一部費用の決済が出来ないという事例を最近聞いた。その口座も実質的には休眠口座の類(たぐい)である。

 「無縁社会」の深化により預金者の死亡による休眠口座は今後も増え続けるであろう。上記のような質問が出て来ること自体、全く寒々しい世の中になったものである。

 休眠口座の発生防止は本人の日頃の心掛け次第で如何様(いかよう)にでもなることである。身寄りのない高齢者は全員行政機関に監視された老後を送り、なにがしかの遺産は国庫に帰属させる方法が考えられるが、実に寂しい方法ではある。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

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by ayanokouji3 | 2011-01-28 20:35 | Comments(0)  

「定時到着率」について

 会社更生法手続き中の日本航空が、到着予定時刻に対する遅れが15分未満の便の比率を示す「定時到着率」89.9%で、主要航空会社33社中、2年連続の1位であったという。

 先月10日、日航財団理事長西松遙氏(前日航社長)の講演会に参加、航空業界の問題点を聴(き)いたのであるが、時間の正確さは誇るべきことであり、日航の優れた面をあらためて知った。

 日本企業は不景気の下(もと)、総じて、コストカットを含め悪戦苦闘中なるも、サービスなり商品の品質なり、レベルを一定に保って顧客の信用を得ておけば、倒産の憂(う)き目を見ることは先(ま)ずない。

 問題は企業努力が企業業績に直結せず、従業員に皺(しわ)寄せが来て、景気が停滞した儘(まま)の状態となっていることである。一定年齢以上となれば、企業間の移動は諦(あきら)め、自らの才覚により新たな道を開拓、邁進(まいしん)することしか選択肢はないように思われる。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

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by ayanokouji3 | 2011-01-27 21:55 | Comments(0)  

台湾総統選について

 台湾総統選迄(まで)1年となり、民進党候補者選定手続が決まったとのことだが、何処(どこ)も同じ、足の引張(ひっぱ)り合いで最終的に誰に落ち着くのかは判らない。

 3年前の総統選の民進党の敗北の原因が同党の選挙戦略の稚拙さにあったことを思えば、近頃は党勢回復が見られるとは言え、来年のことは予断を許さない。

 台湾が経済的に中国と漸次一体化しつつある中、国民党・民進党いずれの党が政権を担当しても、対中政策には然程(さほど)の違いはないと思われる。

 これ恰(あたか)も日本の政権与党が民主党・自民党のいずれであっても、「無い袖は触れぬ」で、政策実現に行き詰るのが見えているのと同じことである。日台の国民は政権・政策の表面上のことにとらわれることなく、家庭・個人生活を有意義なものとなすべく、日々自助努力せねばならぬ。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

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by ayanokouji3 | 2011-01-26 21:54 | Comments(0)  

日中関係の改善について

 本日の日経朝刊国際面に、在日中国大使館が毎月定例会見を実施する旨の記事があった。第1回は明26日、世界の中国大使館の中で定例で記者会見を開いている例は多くないという。

 上記の会見や辛亥革命100周年を機に行われる民間交流への支援が日中関係の改善に向けた中国側の努力と見て良いのだろうか。

 他方、日本側の努力について、『AERA』の1/31号で仙谷氏は「日中関係は両国とも前進させるしかない。日本は不健全なナショナリズムを抑えながら国民の理解を得てゆく努力が必要」と述べている。

 「不健全なナショナリズム」を抑えて、果して国民の理解は得られるのか。日中関係の改善に模範的な対策はない。トップ同士の深い絆は古い時代の話であり、民間交流の成功は所詮美談に過ぎない。日中は距離をおきつつ、悶着を起こさぬよう努むべし。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

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by ayanokouji3 | 2011-01-25 22:21 | Comments(0)  

河野洋平氏について

 本日、或(あ)る講演会で感動的な話を聞き、質疑応答も済んだ後、気分良く帰ろうとしていたところ、司会より河野洋平氏より一言挨拶があるという。小生は前列中央にいたのだが、同氏が左端の方にいたとは知らなかった。

 同氏の話は折角の講演の内容を台無しにするような、くだくだしいもので、本人も「能書(のうがき)」と認める、実に詰まらない、不愉快なものであった。

 それは、「日本の侵略により中国に多大の迷惑を掛けた。自分が中国に行く度(たび)に見る各種展示における日本人の過去の行為については全て認める。認めはするものの、日中関係はそれだけではないので、どうか別の面もあることを判ってほしいと中国の方々にお願いしている次第である」、といったものである。

 河野氏は引退した以上、公の場には姿を見せないでほしいと思う。日中関係を損(そこ)なって来たのは、同氏の過去の不用意・軽率な発言およびその軽薄な内容によるのは周知の事実である。中国共産党に対するリップサービスが、日本国民の怒りを買うのみであることを今尚悟っていない。小生は全く理解に苦しむのである。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

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by ayanokouji3 | 2011-01-24 21:06 | Comments(0)  

「崖っぷち国会」について

 本日の日経新聞第1面に「崖っぷち国会」という連載記事があった。予算関連の赤字国債発行法案が成立しない場合、「国のお金は6月末か7月末には尽きる。計算上は公的サービスの停止も考えざるを得ない」という政府・与党で検討しているシミュレーションがあるとする。

 結局、予算を執行する法案が棚上げになった儘(まま)、開き直りによる打開策しかないのかと政府・与党の無策に失望することよりも、これ迄(まで)の国民生活が安定して来たツケが回って来たとして、これが日本国の現状・実力と再認識し、諦(あきら)めを心地(ここち)良く感ずる方が余程(よほど)危険な香りがする。

 ところで、最近数名の生活保護手当受給者と話してみた。彼等(かれら)は経済的・精神的に安定しているだけに、「崖っぷち」の危機意識がなく、生活の根本にかかわらないような些細な苦情を持っている。健常者を安易な人道主義で生活保護という網の中で救済して来た行政の失策が社会の安定を生む一方、無気力で甘えのある「福祉貴族」を大量生産して来た。

 国民に国会を「崖っぷち」と批判する資格はない。「崖っぷち国会」とは飽迄(あくまで)メディアによる「ためにするキャッチコピー」であり、無責任且つ有害な表現である。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

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by ayanokouji3 | 2011-01-23 23:08 | Comments(0)  

台湾人の気質について

 昨21日夜10時よりNHK総合テレビ「世界街歩き」という番組で台湾中部の鹿港を神様と暮らす街として紹介していた。台湾人の素朴な気質と海洋性気候の明るい性格を知るに足(た)るものであった。

 或(あ)る寺で若い女性達に御利益(ごりやく)があるかたずねたところ、初めて来たので判らないとのこと、また、理髪店では、父親が昭和8年に得た理髪師合格証書を店内に掲げていた。都会にはないあたたかみが伝わって来る。

 と此処迄(みみまで)記したところ、台湾人から電話があり、たわいもない頼みを受けた。駄目元で頼んで来るが、当方の原則を述べて断ると直(す)ぐに引き下がる。そのこぢんまりとしてあっさりとした気質に不快感は全く覚えない。

 台湾人はこれからも台湾人であってほしい。政治絡みで台湾人本来の姿を失わないように切望している。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

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by ayanokouji3 | 2011-01-22 21:53 | Comments(0)