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台湾と日本の将来について-3

悲観的なことばかり記しても致し方ないので、明るい面を述べれば、一億総評論家にもなり得べき多くの情報が氾濫している中、国際輿論の動向が如何(いか)なる形で形成されるにせよ、国に力と徳があれば味方とすることが出来る。

中国に籠絡(ろうらく)されたり、欧米にあしらわれたりするのは、その国自体に力や徳がないからであり、日台として被害者意識を有つことは全く無意味である。

独立自尊の強烈な意思さえあれば、国としての存立は可能であり、そのために何をすれば良いかは自(おの)ずと判って来る。

科学的知識の上に立脚し、大本さえ定めれば、台湾と日本は「狼少年」となる愚を排し、明るい未来を築くことが出来るものと確信する。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

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by ayanokouji3 | 2010-03-26 17:04 | Comments(0)  

台湾と日本の将来について-2

事態は日本においても全く同じことで、衆院選で3年半後に満を持した民主党が自民党に負けたり、それを待たずとも解散・総選挙で自民党が復活したとしても、日本国の進むであろう大きな流れは変わらない。

国内問題や米中との関係をミクロの目であれこれ論じても、根本的解決策が見出される訳でもなく、益々袋小路に入って行っているような気もする。快刀乱麻を断つが如き政治手法が長い目で見て良い結果を齎(もた)らすとも限らない。

政治家・評論家の言にして信憑性・実現性のあるような予測・見通しは寡聞(かぶん)にして知らない。

当分の間は、国民各自が生業(なりわい)に安んじ、傍観するよりほかはないのではないだろうか。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

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by ayanokouji3 | 2010-03-25 20:34 | Comments(0)  

台湾と日本の将来について-1

台湾では現政権の支持率低迷と民進党の復活基調が伝えられているようだが、仮に2012年に民進党が政権復帰するとして、中国との関係において台湾が独自性を保つことが出来るかと云えば、事は然程(さほど)簡単に推移するとは思えない。

中国の台湾に対するミサイル配備の状況が五月雨(さみだれ)式に報道されても、何か有効・強力で新たな手立てが講じられたという話は聞かない。

中国の漸次的懐柔手段を排するような基本方針・思想は遺憾乍ら、台湾政府・住民双方に欠けているように思われる。

それは未知の領域において過去の残照をなつかしく感じたり、縋(すが)ったりしても何も生まれないことを意味している。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

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by ayanokouji3 | 2010-03-23 20:22 | Comments(0)  

黄文雄氏の講演会について-2

昨日、古川氏と共に文京シビックセンターにて開催された日本ネイビークラブ主催の黄文雄氏講演会を聴講した。

黄氏は私と同じく世界戦略総合研究所の評議員だが、拓殖大学日本文化研究所客員教授を務める傍(かたわ)ら、多数の著作を執筆する評論家でもあり、何かと多忙な御仁(ごじん)である。その様な訳で、私は今回初めてお目に掛かった。

古川氏も指摘している事だが、私が「台湾は日本の生命線である」旨述べた所、黄氏はそれ以上、寧(むし)ろ日台両国が一蓮托生(たくしょう)の関係にあると延べ、現在の台湾が「親中」国民党政権下にあるとは言え、日本時代を体験した老年世代は固(もと)より、日本のサブカルチャーを受容する若者世代ですら、概して親日である事を引き合いに出しつつ、当ブログの題名である「日台一宇」がある可(べ)き姿であろう事を指摘した。その意味では、黄氏の日台観は、私のそれと全く同じであると言える。

今後、チベット出身で黄氏同様に日本に帰化されたペマ=ギャルポ氏共々、世界戦略総合研究所の評議員会で顔を合わせる機会もあろう事から、その際に、よりじっくりと日台・日蔵(日本とチベット)の将来について意見を交換したいと思う。

竹下義朗 TAKESHITA Yoshiro

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by ayanokouji3 | 2010-03-21 00:38 | Comments(0)  

黄文雄氏の講演会について-1

日本ネイビークラブ定例会行事としての黄文雄氏の講演会に、竹下義朗氏と共に出席した。

思った通りの講演内容ではあったが、若い諸君の参加がなかったのが物足りなかった。

竹下氏より「台湾が日本の生命線である」ことに関してコメントを求める質問書を出したところ、黄氏よりは外交的な側面ではなく、日台の関係が様々な観点から深いことを縷々(るる)披露されたのが印象的であった。

日台は自ずから親密となるべき要素があることから、一蓮托生(たくしょう)の関係が続くことを期待している。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

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by ayanokouji3 | 2010-03-20 23:10 | Comments(0)  

台湾の法相辞任について

台湾で日本の法相に当たる法務部長の王清峰女史が死刑反対を理由に辞任したという記事が各紙に出ていた。

死刑反対というのは理念としては美しいが、実現するのは遠い先であろう。

理念一辺倒では実務に支障をきたす。次元は異なるが、日本の社民党の女性党首でさえ、自衛隊を合憲とあらためて認めるようになった時代である。

事業仕分け、福祉の見直し、密約暴露等々、民主党政権の努力は評価したいが、実を結ぶのは矢張り遠い先であろう。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

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by ayanokouji3 | 2010-03-13 21:01 | Comments(0)  

日米台事情について-3

日本で明るい話題といえば、外国人参政権問題の先送り解決しかない。まことにわびしい限りである。

米国もまたトヨタを「公開処刑」する位しか話題がない。諸事手詰まり感があり、何と悲しいことではないか。

台湾では民進党復調の兆(きざ)しがみられるものの、次回の総統選迄2年もあることを考慮すれば、決して安心は出来ない。

台湾だけは、日米の停滞ムードに影響されず、中国の恫喝に屈することなく、明るい未来を切り拓(ひら)いてほしいと心より願っている。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

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by ayanokouji3 | 2010-03-03 20:25 | Comments(0)  

日米台事情について-2

台湾の4補選で与党3敗、馬政権の退潮止まらず

2010年02月27日 22時52分配信 提供元:読売新聞

【台北=源一秀】台湾の立法委員(国会議員に相当)4議席の補欠選挙が27日行われ、野党・民進党が3議席を獲得、1議席に終わった与党・国民党を抑えて勝利した。
 国民党は昨年12月以降の補選・地方選で連敗しており、馬英九総統が率いる国民党の退潮傾向が一層鮮明となった。
 補選があったのは、桃園県、新竹県、嘉義県、花蓮県の4選挙区。民進党の改選前議席は嘉義だけだったが、今回、国民党の地盤である桃園、新竹の2選挙区を切り崩した。
 今回の補選は、「馬政権に対する事実上の信任投票」(民進党関係者)となった。馬政権は昨年8月の台風被害への対応の不手際や、米国産牛肉の輸入解禁で、支持離れを招いた。国民党主席を兼ねる馬総統の指導力不足も敗因だった。国民党は桃園で候補を一本化できず3候補に分裂、新竹では昨年12月の県長選が分裂選挙となった事が尾を引いて敗北した。



台湾与党4連敗 馬総統の求心力低下必至

2010年2月27日 20時27分配信 提供元:産経新聞

【台北=山本勲】台湾の立法委員(国会議員に相当)補欠選挙(4議席)の投開票が27日行われ、野党第一党の民主進歩(民進)党が3議席を獲得して勝利した。民進党は昨秋以降、立法委補選や統一地方選で4連勝、年末の台北市など5大都市首長選や2012年の次期総統選に向け弾みをつけた。与党中国国民党は、馬英九政権の支持率低迷のなか党中央と地方の連携を欠いた分裂選挙を迫られ、手痛い敗北となった。
 補選が行われたのは桃園(3区)、新竹(全県)、嘉義(2区)、花蓮(全県)の4選挙区。昨年12月の統一地方選で4人の立法委員が県長に“転進”したことに伴うもの。
 民進党は桃園で黄仁杼、新竹で彭紹瑾、嘉義で陳明文の3候補が当選、国民党は花蓮の王廷升候補が当選するにとどまった。この4選挙区ではこれまで民進党が1議席、国民党は3議席を保有していた。
 立法院の議席配分(定数113)はなお国民党75、民進党33、無党派5と、与党が3分の2の議席を維持している。しかし国民党が4連敗を喫したことで、党内分裂が表面化することが予想され、馬総統兼国民党主席の指導力低下は避けられない情勢だ。


日(自民党→民主党)・米(共和党→民主党)・台(民進党→国民党)の三国孰(いず)れ共、与野党の政権交代が実現したのだが、我が日本の鳩山政権が指導力ゼロで迷走し国民の支持を急速に失っているのと同様、米国ではオバマ大統領の「神通力」は既に効力を失い、台湾も又、政権を奪還した国民党の延命の為に、不倶戴天の敵共言える大陸の共産党に媚びを売り、自主独立路線をかなぐり捨てた馬政権が民心を失っている。

今夏、日本では与野党激突の天王山共言える参議院選挙が控えており、それを見越して野党に転落した自民党は、鳩山由紀夫(総理兼民主党代表)、小沢一郎(民主党幹事長)、石川知裕(元小沢一郎私設秘書)、そして、小林千代美(民主党北海道第5区総支部代表)と相次ぐ「政治とカネ」の問題を攻撃材料に反転攻勢を掛けている。一方の民主党も議席の「数」にモノを言わせて、国会の場で自民党の要求には一切応じず正面突破で乗り切ろうとしている。正に与野党の鬩(せめ)ぎ合いである。

翻(ひるがえ)って台湾は如何(どう)だろうか? 馬総統の指導力は鳩山総理に比べれば、まだ「まし」なのかも知れないが、最早(もはや)次の総統選での再選は無理だろう。とは言え、政権奪還を目指す民進党は前総統の陳水扁氏がご存じの状況である。日本の自民党と同様、攻め倦(あぐ)ねている様にも見える。然し、日本の天王山が夏であるのに対し、台湾は五大都市首長選が年末、総統選は2012年である。日本政界に比べれば多少は時間に余裕がある。この時間的余裕を最大限利用し、是非共、支那に媚びる現政権から自主独立を標榜する政権への交代を実現して貰いたい。

台湾は日本の生命線である。そして、台湾の自主独立は、即ち、日本の自主独立でもある。

台湾公民に於かれては、今後の選挙に於いて是非共、賢明な一票を投じて頂きたい。それが、隣国の親台派の一人としての切なる希望である。

竹下義朗 TAKESHITA Yoshiro

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by ayanokouji3 | 2010-03-02 23:00 | Comments(0)