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歴史認識一考-1

昨日、30、40代の中国人男女と話していたときに、ビザ延長申請に対する入管の処理が遅いということから始まって、突然日本の政治の不条理さ、そして、戦前の日本軍の蛮行の数々をまくし立てられた。

1990年代の半ばにアモイで車で移動して近場の取引先を回っているときに、同乗していた20代の女性2人から突然日本軍の残虐さをまくし立てられたときと同様の思いをしたが、中国人なる者、過去の不幸な歴史についてはかなり頭にすり込まれている。

丁度その頃、日本で働いている台湾の30代青年と場末の喫茶店でしみじみと話し込んでいたとき、日本軍による被害を切々と訴えられたことがある。その青年の父親は既に亡くなっていたが、本省人であった。

小生などは、祖父が二人共職業軍人出身であったこともあり、日本軍の「蛮行」や「残虐さ」はピンと来ないけれども、中国人や台湾人の本音を稀に聞くとき、国が異なることによる歴史認識の相異をひしひしと感ずる次第である。尤(もっと)も、このことはあらためて言う迄のことでもないが。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

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by ayanokouji3 | 2009-07-31 20:57 | Comments(2)  

陳前総統の拘置について-2

本裁判は、台北地方法院で28日午前開廷後、約14時間の応酬を経て遂に結審、9月11日判決となったという。

一口に収賄容疑といっても、その目的は周囲の人間に配分するか己の保身のいずれかであり、陳前総統が退任後の影響力行使を考えていたとすれば、欲に駆られていたと言わざるを得ない。

併(しか)し、かかることは下衆の勘繰りであり、本当のところは判らない。

本年の9月11日と言えば、米国のWTCテロより丸8年、日本の郵政選挙より丸4年、一つの節目として意味があるような気がする。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

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by ayanokouji3 | 2009-07-30 20:53 | Comments(0)  

開会式不参加について-3

本日付東京新聞夕刊の「世界の街 海外リポート」の9都市のうちの「高雄」の欄に、この開会式のときの状況が記されている。

「十四番目に登場した中国」には「歓声は驚くほど小さかった」、「四十四番目の日本に対する声援はひときわ大きかった。そして、八十八番目の米国には、日本以上の歓声が上がった」とし、「「親日台湾」のこの反応。存在感の違いが映し出されたのだろうか」とある。

然(しか)り、親日台湾ですら此(か)くの如(ごと)し、況(いわん)やサミット等における日本国の影の薄さは晩秋
の枯葉を思わせるものがある。

そうではあるが、バタ臭い欧米やその指導者の真似(まね)をせずに、日本独自の道を歩むことが最も望ましいと感ずる。「グローバリズム」や「日本の常識は世界の非常識」といった卑屈・自虐的な誤まった現状認識はもう沢山である。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

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by ayanokouji3 | 2009-07-29 22:07 | Comments(0)  

民進党議員処分について-2

昨27日、民進党は当該2名を除名することを決めたという。

党員の権利3年停止処分を受けて、党の名誉を傷つける言動があったためらしいが、除名を前提としていたのであれば、当初の暫定的な処分の真意は理解出来る。

とは言うものの、民進党も我国自民党同様、今少し柔軟な対応は出来ないのだろうか。

民進党が政治の潮目が変わる迄存続することを期待している。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

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by ayanokouji3 | 2009-07-28 22:55 | Comments(0)  

陳前総統の拘置について

本日付の東京新聞に「陳前総統 続く拘置 「政治裁判」に法曹界も批判」という見出しの記事があった。

かくなる上は、他国による人権上の干渉や今後の台湾の政治環境の変化といった僥倖(ぎょうこう)を切望せず、また、途中で自殺したり、病死することにより自らに終止符を打つことなく、最後迄(まで)徹底的に闘えばよいのではなかろうか。

判決が出た後は、服役したとしても出所後に活躍し、天寿を全うすることこそ本懐であろう。

事態の推移を見守るのみであるが、本省人としての将来のリベンジを期待している。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

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by ayanokouji3 | 2009-07-26 20:26 | Comments(0)  

民進党議員処分について-1

民進党が長沙で11、12日に開催された両岸経済貿易文化フォーラムに自党議員が参加した件で処分するという話があったが、遂に党員としての権利を3年間停止するという処分が出たという。

中々厳しいものではあるものの、党の方針を無視した行動は処分に値するということは勿論であり、中台関係の帰趨を見定めた上での処分であれば、特に何ということもない。

ところで、朝鮮人というのは、儒教精神を体したせいか知らん、可笑(おか)しく不可解な程(ほど)、処分が非常に好きな民族であることを、小生は経験上知っている。

翻(ひるがえ)って、我国自民・民主党の党内処分は甘過ぎるような気がしてならない。とは言うものの、それが日本人組織の良いところであるのかも知れない。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

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by ayanokouji3 | 2009-07-25 16:26 | Comments(0)  

開会式不参加について-2

当日の産経新聞には、その開会式への中国不参加は中台双方で合意済の旨の記事があったが、本日の東京新聞には、昨日の「自由時報」に陳前総統の投稿が掲載されたとある。

それによれば、馬氏が開会式で「総統」と紹介されたものの、「総統」と名乗らず「私」と名乗ったことが、陳氏にとって「残念だった」という。

今尚拘置されている陳氏に新聞投稿の自由が与えられていることを奇特なことと感ずる。

尤(もっと)も、そう感ずるのは台湾を理解していないとして、台湾の人々に大変失礼なことであるに違いない。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

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by ayanokouji3 | 2009-07-24 17:38 | Comments(0)  

「中正紀念堂」額付け替えについて

本日の東京新聞朝刊に、昨日、額の付け替え作業を終えた「中正紀念堂」の額の写真の載った小さな記事があった。馬政権誕生後、その話が出て久しいので、既に終わったものとばかり小生は勘違いしていた。

中正紀念堂の蒋介石の大きな座像とワシントンのリンカーン座像は、それぞれ、1993年と2002年に見たことがあり、必見の観光スポットであるが、昨年2月、台北に行った際は、中正紀念堂の一部は幕で覆われていたように記憶する。

政権交代に伴って、台湾においては此(か)くの如し。それでは、日本では一体如何(どう)なるだろうか。

額の付け替えはないだろうが、例えば、言葉の言い換えとして「従軍慰安婦」が定着するほか、中韓への理屈抜きの際限なき謝罪、社会的弱者と言われる人々の一層の救済が政策として暴走することとなるのかも知れない。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

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by ayanokouji3 | 2009-07-22 20:27 | Comments(0)  

「自民が生き残る道」について-3

愈々(いよいよ)衆院解散、「政権選択」選挙にしてはこれといった焦点のない、なし崩し解散とはなった。

今回注目すべきは、主に自民の古参・有力・世襲議員のサバイバル如何(いかん)であるが、若手世襲議員にとっては大物となるための試練であっても古参・有力議員にとっては議員退場の機会となるかも知れない。

他方、前回総選挙で苦杯を嘗(な)めた民主党議員の敗者復活がどの程度迄(まで)可能となるのかが見物である。

自民党は今回混乱の責任者を一掃し、新陳代謝を図るべきではあるが、実行不可能な、高らかな理想を謳(うた)い上げるような愚(ぐ)をおかすような真似(まね)はしてほしくないというのが率直な気持ちである。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

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by ayanokouji3 | 2009-07-21 20:25 | Comments(0)  

「自民が生き残る道」について-2

小生思うに、「自民が生き残る道」は先(ま)ず、大平政権当時のように弔(とむら)い合戦に持ち込むことである。

併(しか)し乍(なが)ら、以前の長崎市長選でも見られた通り、選挙民はかなりドライになっているので、この策は奏功しそうにない。

次に、憲法改正のような大上段に振り構えた志の高いところを見せつけることであるが、これは既に気運を逸し、余裕のない自民党議員にとっては当座の大盤振舞いの方が票につながるので、実現の可能性は極めて低い。

結局、策を弄(ろう)さず、無手勝流(むてかつりゅう)を押し通すことが最もあり得べき姿で、効率的ではないだろうか。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

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by ayanokouji3 | 2009-07-20 19:59 | Comments(0)