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冷凍餃子事件について

中国製の冷凍餃子事件がこれほど大々的に報じられるとは思ってもみなかったが、報道熱は長くは続かず、また同じようなことを繰り返して行くのだろう。

三日前、知人と電話で話した際、序(つい)でに軽い気持ちで、近々台湾に行くのでお土産に鳳梨酥(パイナップルケーキ)を買って来ると言ったところ、中国製のものはいらない、家族も食べない、と言われて驚いた。

そういうものが一般の日本人の認識なのであろう。

それにしても、DDTの撒布を受けたり、甘味料としてサッカリンやチクロの有害性を知らずに平気で摂取していた時代が過ぎ去り、各種化学物質の混入を真剣に心配する時代となったのは宜(むべ)なる哉(かな)。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

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by ayanokouji3 | 2008-01-31 20:07 | Comments(0)  

戦前の台湾関連人物について-2

現代日本人が台湾のことを考えるとき、過去の一切を捨象して、これからの台湾の日本や大陸との関係を考えればよいという見方も確かに一理はある。

併し、日清戦争後の50年という期間に、日本国および日本人が築き上げていた実績というものを打ち捨てて顧みることのないようにはしたくないものである。

小生は台湾の若い世代の人が日本支配下の台湾における日本人による精神作興運動を調べるに至った動機について興味を有する。

台北での面談に期待している。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

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by ayanokouji3 | 2008-01-30 20:28 | Comments(0)  

戦前の台湾関連人物について

先日、台湾の大学の博士課程の学生より、戦前の台湾で惟神(かむながら)の道を推進しようとしていた一日本人に関する交友関係について、メールによる問合わせがあった。

偶々(たまたま)、小生の親戚が台湾在住時に詠(よ)んだ歌集を調べたところ、その人の死を悼(いた)む数十首の弔歌があり、家族ぐるみの付合いがあったことを知った。

戦前の台湾関連の日本人といえば、一部の人々を除いては全く歴史に埋もれてしまい、その子孫達も父祖の台湾での事蹟を知らないか、知っていても全く興味を覚えないような場合が多い。

大正や昭和初期生まれで存命中の日本人が、敗戦後味わった価値観の逆転に伴う虚脱感を今尚引きずっていることを思うとき、転(うた)た感慨深いものがある。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

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by ayanokouji3 | 2008-01-29 13:43 | Comments(0)  

スハルト元大統領死去について

インドネシアのスハルト元大統領が死去した。

汚職もあるが、経済的に活気のある体制を築いたのは、広辞苑にも「外資導入による経済開発を推進」と紹介されているスハルトの功績であった。

1990年代前半にジャカルタ港の近くにある輸出加工区に台湾企業が進出していて、小生もそこで多くの台湾人と話す機会があった。

インドネシアのことが報道される度に、台湾人の生き方や考え方を学んだ当時のスハルト体制下のことをなつかしく思い出す次第である。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

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by ayanokouji3 | 2008-01-28 19:42 | Comments(0)  

台湾人との話題について

小生が初対面の台湾人と話す事柄といえば、先ず自分の故郷が鄭成功の生れた地であることを伝える。

次に祖父・親戚の台湾勤務や小生の台湾人との以前の交流について述べ、更に相手が歴史・文学・政治に興味を有しておれば、話は蒋介石の評価・白楽天の詩・中台関係に及ぶ。

台湾人には「現金」な人もいれば、深刻に物事をとらえる人もおり、様々であるが、日本人よりは楽観主義者が多いように思われ、その点では打ち解け易い。

併し、何といっても、世代の差と性別の克服は如何ともし難く、小生の場合は経験上、民国30年代の半ばから50年代の半ば位迄の生れの男性でなければ、意思疎通は中々難しいように思われる。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

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by ayanokouji3 | 2008-01-27 19:46 | Comments(0)  

中公新書「台湾」について-2

古川さんご紹介の中公新書『台湾』は、私も発売後まもなくして読んだ記憶があり、懐かしく思います。

確かに15年も経てば、色々な面で新鮮さは失われますし、政治状況その他諸々の変化に伴い、書かれた頃の内容と合わない部分が出てくる事は致し方の無い事でしょう。然し、それを差し引いても、台湾の事をよく知らない日本人にとっては「入門書」としてとても重宝だった事は確かです。

緑藍相乱れる混沌とした政治状況に憂えるものが無いかと言われれば、全く無い訳ではありませんが、如何に外野(日本を含む諸外国)が騒ごう共、最終的には当事者(台湾公民)自身の問題であり、当事者の「斯(か)くありたい」と言う強い信念が進路(みち)を切り開くものと思っています。

「温故知新」はとても重要な事です。然し、台湾には「温故知新」や過去の歴史、緑藍の対立を超越した次元で、「新国家としての台湾」建設に邁進・発展してもらいたいですし、その台湾と日本がより親密になる事を願っています。

竹下義朗 TAKESHITA Yoshiro

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by ayanokouji3 | 2008-01-26 22:03 | Comments(0)  

台湾に関する報道について

台湾に関する日本の新聞報道の傾向として、断言を控えていることと感傷的に報じられることが挙げられる。

前者は中国に対する遠慮から、また、後者は歴史的な背景から来るものである。

最近、地球儀上の地名「台湾島」のことが記事となっていたが、NHKなども明言はしないが、語学・ニュース番組での台湾の取り上げ方は総じて「台湾島」に近い。

今後の台湾に関する報道姿勢が如何(いか)なるものとなって行くのか、総統選自体と併せ、刮目して俟(ま)つ而已(のみ)。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

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by ayanokouji3 | 2008-01-26 20:40 | Comments(0)  

中公新書「台湾」について

台湾人を母にもつ著者ならではの台湾の歴史に対する思い入れのある、コンパクトな手引書、中公新書『台湾』(伊藤潔著、1993年8月刊)をあらためて読んでみた。

出版直後には台湾の政治事情が新鮮なタッチで描かれていたように感じていたが、15年近く経った今、当時はそういう状況であったのかと感慨深い。

最後に「今後の台湾を考える上で重要なのは、中国との関係の処理、国際社会での孤立の打開、・・・などである。(中略)しかし、・・・台湾人や外省人のこだわりを捨てて英知を結集すれば、必ず解決の糸口は見いだされるであろう」とあるが、楽観的といえば楽観的である。

なるようになるという諦観が今となっては必要であると思われてならない。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

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by ayanokouji3 | 2008-01-25 20:06 | Comments(0)  

動物愛護について

「最近、ある件で動物愛護団体の活動の実態を知った」と昨年10月3日の本欄で記した。それは団体ぐるみの窃盗事件であったが、年末にも第二の窃盗事件が起った。

検察は不起訴の方針としているが、納得するも何も、犯人側が狂信的な動物愛護精神の持ち主であってみれば、警察も検察も手の出しようがない。

動物並に幼稚過ぎて責任能力がなければ、誰も罪に問うことは出来ない。豪州の捕鯨反対活動家の行為と同じことである。

動物を家族以上の存在とみなすようなテレビ番組を頻繁に放送しておれば、一般国民のみならず、警察・検察をも洗脳することであろう。困ったものである。台湾の愛玩動物熱の実態は如何ならむ。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

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by ayanokouji3 | 2008-01-24 18:57 | Comments(0)  

社会の胎動について

如何(いか)なる社会にも節目というものがあるが、昨年の参院選の民主党躍進と安倍氏の辞任は節目であったと思われる。

1997・98年が「マネー敗戦」の頃であったとすれば、昨年・今年が丸10年に当たるが、何となく盛り上がりに欠けているところの雰囲気は当時と似ている。

新旧交代が各分野で広く行われれば、社会の新たな胎動となってプラスの効果がある。

過去にとらわれ過ぎ、今を喞(かこ)つ時代遅れにはなりたくないものである。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

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by ayanokouji3 | 2008-01-23 18:39 | Comments(0)