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台湾問題について

米中間に、キティホークの香港寄港拒否という出来事がある中、米大統領が中国外相と台湾問題の現状維持を確認した旨報じられた。

進展があるようでないのが台湾問題であり、両岸関係である。

北京五輪との関係も根底ではなきに等しく、一時の間泡の如く浮んでは消える小事の連続が台湾問題の問題たる所以である。

隔靴掻痒の割り切れなさと共に、大国間の狭間に在って往々にして存在が曖昧となるのは、台湾の運命である。「生為台湾人的悲哀」(台湾人に生れた悲哀)というのは意味深長である。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

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by ayanokouji3 | 2007-11-29 19:52 | Comments(0)  

前防衛次官逮捕について

10月23日に「前防衛次官の汚職について」記したが、到頭本日逮捕となった。

首相や防衛相が防衛省幹部に幾ら訓示しても、簡単に癒着の体質はあらたまるものではない。

折しも、中国の駆逐艦「深圳号」が日本へ寄港した。

今回の逮捕といい、寄港といい、変幻自在の北朝鮮情勢といい、日本の防衛・外交の脇の甘さが気になるところである。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

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by ayanokouji3 | 2007-11-28 20:29 | Comments(0)  

中台交流20年について

23日付読売新聞に、「中台交流20年 経済融合流れ加速 現状維持望む民意」と題する記事を見出だした。

1987年11月、台湾住民の大陸渡航解禁以来20年、「(総統)選挙の行方がどうあれ、20年の中台交流が築いた枠組みに重大な変動が生ずる可能性は低い」とし、「政治は分断、経済は融合という現状の二層構造が、引き続き中台関係を規定していくことになろう」とする。

中台交流が深化して行く中、独立も統一も夢のまた夢ということになるのか、台湾海峡をめぐる問題は未知数である。

シンガポールのリークワンユー氏は、最近、中国はオリンピックの故を以て台湾独立の動きを放置すべきではない、と発言したが、中国も台湾も右と左から支援・牽制されるという立場に変わりはない。日本が如何なる役割を演ずることが出来るか、期待することとしよう。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

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by ayanokouji3 | 2007-11-23 20:16 | Comments(0)  

馬英九氏の独自路線について

22日付朝日新聞に、来日中の馬英九氏が対中政策として「統一せず」を表明したとの記事があった。

「中国と一定の距離を置く独自の方向を示した形だ」とあるが、事はそう簡単ではない。

その距離が如何なる理念の下に保たれるかについて、台湾住民は慎重に判断すべきだろう。

経済優先となれば、「大は小を呑む」で、台湾は統一されざるを得ない。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

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by ayanokouji3 | 2007-11-22 19:55 | Comments(0)  

与党も野党も「日本詣」

「日台関係を再構築」
国民党の総統候補・馬英九氏きょう来日

11月21日5時46分配信 産経新聞

【台北=長谷川周人】台湾の最大野党、中国国民党の次期総統候補となった馬英九前党主席は21日からの訪日を前に20日、台北駐在の日本人記者団と懇談し、中国市場との連携による中台経済協力を軸とし、日台関係を国民党主導で再構築したいとの考えを強調した。
 日本の台湾統治に関する歴史認識で馬氏は、「許せるが、忘れない」と述べる一方、農業水利事業に貢献した八田與一技師の功績などを例に挙げ、「(インフラ整備など良いところも)一部にはあった」と認め、馬氏を「反日的」と見なす日本の一部世論に配慮する姿勢をみせた。
 その上で馬氏は、日米安保条約への支持を前提とし、日台の相互実務関係を強化させる持論を展開。中台関係の安定化を図り、東南アジア諸国連合(ASEAN)などとの経済協力を突破口に台湾の外交領域を広げる構想を説明し、今回の訪日で日本に理解と支持を求めるとした。
 馬氏は関西国際空港から日本入りして同志社大学で講演。東京では、森喜朗元首相や各党幹部と会談するほか、超党派でつくる日華議員懇談会(平沼赳夫会長、麻生太郎副会長)のメンバーとも意見を交わし、23日に帰台する。
 一方、与党・民主進歩党の総統候補で、京都大学留学の経験を持つ知日派の謝長廷氏も訪日の意欲を示しており、来年3月の総統選を控え、日本を舞台に与野党の総統候補が選挙活動を展開する形だ。11月中旬の訪日予定を延期した謝氏だが、中央通信によると、19日夜、12月か1月に訪日する考えを表明。12月上旬に具体的な訪日時期を決めるという。
野党・国民党の次期総統候補として政権奪還を目指す馬英九氏が本日、来日しましたが、与党・民進党の次期総統候補・謝長廷氏も追って来日するとの事。与野党双方の候補が共に「日本詣(もうで)」共言える行動を採る状況は、日本が台湾の政局に一定の影響力を持っている事の証左であり、日本も従来の様な「腫れ物に触る」が如き態度を改め、「台湾問題」の解決に積極的に関わっていく、その様な姿勢を持つ可(べ)きです。

又、兎角、「反日親中派」と評されてきた馬氏ですら対日姿勢を問われ、「親日派」と迄言わないものの、「知日派」を目指さざるを得ない現実に、与野党何(いず)れの候補が次期総統に就任しても、対日関係を重視せざるを得ない事がはっきりとしました。その事一つ採っても、日本にとっては「成果」だったと言えます。

何れにせよ、台湾総統選は来年3月。まだまだ長丁場の選挙戦が続く訳で、与野党双方の駆け引きは当然乍(なが)ら、日本の政治家をも巻き込んだ鬩(せめ)ぎ合いが続く事でしょう。

竹下義朗 TAKESHITA Yoshiro

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by ayanokouji3 | 2007-11-21 22:07 | Comments(0)  

改正出入国管理法について-2

報道によれば、1日だけで、問題のある5名の入国を拒否したという。鳩山氏の言の通り、これ迄は自由自在に出入りしていたということになる。

米国では両手の指紋をとるようになるとのことで、日本がこれに追随するのはかなり先だとしても、いずれはそうなることもあり得る。

数年前、中国人就学生の大量入国により、住環境が脅かされた地域社会もあった。

入国管理が厳格となった今、解決されつつあるのは結構なことで、全て、社会の要請による政治・行政の危機意識が然らしめるものである。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

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by ayanokouji3 | 2007-11-21 19:26 | Comments(0)  

改正出入国管理法について

改正出入国管理法の施行により、外国人は顔写真と指紋の提供を義務づけられるようになった。

これには抜け道もあるだろうが、犯罪の抑止効果の一手段たり得るのは間違いない。

他方、日本人もこうした登録を行っておくことは、自分を証明するためには好都合である。

人権々々とばかり言っていては、何も進まない。基本情報の住基ネット制度でさえ、時には便利なこともある。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

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by ayanokouji3 | 2007-11-20 19:49 | Comments(0)  

香港区議選について

18日に投開票された香港区議選の結果は、親中派が大幅に議席を伸ばしたという。

香港住民と大陸との関係は、幾多の曲折を経てよくここ迄辿り着いたものである。

威嚇と懐柔、面従腹背と不信・抵抗を繰り返しながらの10年であっただろうが、流石は世故に長けた香港住民ではある。

香港と台湾とは置かれた立場が異なることから、それぞれの教訓を生かすことは無理であり、台湾は台湾として独自の道を今後も歩んで行くのだと思う。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

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by ayanokouji3 | 2007-11-19 19:38 | Comments(0)  

「台湾国連加盟」消印について-3

正名運動が浸透し、企業名の変更等各分野に影響が出ている中、国内的には許されることでも国際的には当然制約を受ける部分は予想されていた筈である。

周囲の国々はそれを鷹揚に受け止めて、静観する余裕がほしい。

今回の消印問題は、歴史に記されぬ一つの出来事として記憶されることだろう。

台湾問題の帰趨を占うものというような大袈裟なものではないだろうが、さりとて全く無視することも出来ないと感じた次第である。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

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by ayanokouji3 | 2007-11-18 19:45 | Comments(0)  

「台湾国連加盟」消印について-2

国家として承認を受けるか受けないかは、スポーツ大会への単独参加はもとより、WHO加盟資格等もあり、大きな差異である。

日本の立場からすれば、国連は旧連合国の仲好し倶楽部との認識があるが、台湾にとってみれば、中華民国であれ、台湾名義であれ、国連加盟は多年の悲願であり、台湾の正統性を証明する唯一の手段である。

現在の国際情勢は台湾の加盟を許さないが、この願望を押し通して行くことにこそ意義があるものと思う。

消印の問題はその過程で生じた一種の小事であるが、小事を大事とするところに、中国側の苛立ちが透けて見える。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

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by ayanokouji3 | 2007-11-17 19:20 | Comments(0)