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台湾との外交規制緩和案について

6月28日、米下院では、1979年の国交正常化以来続いている台湾との外交規制(政府当局者の台湾渡航や台湾関係者との接触等の禁止)を一部撤廃する国務省関連予算案の修正案を米下院が可決したという。

成立には上院の可決が必要で、決定した訳ではない。

日本の場合、『台湾関係法』のようなものはなく、また李登輝氏の来日をめぐって何度も中国と悶着を起こしたことで、今は同氏が自粛している位であるから、今のところ、こういう形で明確な意思を示すことは出来ない。

長期的な観点に立てば、台湾との関係については、米国並とは行かずとも、何(いず)れ日本独自の主張を行なっておく必要がある。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

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by ayanokouji3 | 2006-06-30 17:26 | Comments(0)  

日台関係は過去30年間で最良のレベル

左翼野党だけでなく、自民党内部にも、小泉総理の靖国神社参拝「問題」で冷却化した対支那・対韓関係の立て直しを図るべきであり、その為には、靖国神社への総理の参拝は止めるべきであるとか、靖国神社から所謂「A級戦犯」を分祀すべきである、と言った発言が出ますが、支那(中国)・韓国、そして、拉致問題と核開発・テポドン2ミサイルで物議を醸している北鮮(北朝鮮)を評して「特亜」と称する向きがあります。「特亜」とは「特定アジア」の略称である訳ですが、何故「特定」なのか? それは、とどの詰まりが数多くあるアジア諸国の中でもこれら三国の日本に対する主張が極めて「特異」(異端)である所から、他の諸国と区別する為に「特定」の二文字を冠している訳です。

確かに、「特亜」は距離的に見ても日本とは直近の隣国です。その三国と良好な関係を維持出来るとすれば、それが非常に理想的な事だとは思います。然し、実際には、これら三国の主義主張は極めて利己的且つ傲慢であり、日本が三国の理不尽な主張に迎合迄して関係を維持すべきだ等とは、私自身全く思いません。いや、寧ろ、直近の隣国だからこそ、「敬して遠ざける」べきものと考えます。それとは逆に、特亜とは反対に極めて良好な関係を維持発展させている、もう一つの直近の隣国が日本にはある事を改めて我々日本国民は認識すべきですし、今後、益々この関係を維持発展させていくべです。

と言う訳で、以下、『台湾週報』に掲載された本日(6月29日)の記事を皆さんにご紹介したいと思います。
陳総統「台日関係は過去30年間で最良のレベル」

 陳水扁総統は6月28日、日本の新藤義孝、下地幹郎両衆議院議員と総統府で会見し、現在台日関係は過去30年間で最良の段階を迎えており、今後も既存の基礎のもと、両国の実務的友好関係をさらに強化しレベルアップしていきたいとの期待を示した。

 陳総統は、2004年5月に日本が米国とともに世界保健機関(WHO)年次総会で台湾のオブザーバー参加に賛成票を投じたこと、昨年2月、日本が日米安全保障協議委員会(2+2)において台湾海峡問題を初めて日米の共同戦略目標の一つに盛り込んだことを挙げ、台湾への支持と関心に改めて感謝の意を表した。

 陳総統はさらに、2005年9月、日本政府と国会が台湾からの観光客に対するノービザ措置の恒久化を決定し、それにより台湾の人々が日本を訪れるうえでますます利便性が高まったことを指摘した。具体的には、昨年台湾から日本を訪れた旅客は127万4,000人に達し、前年比18%と大幅に増加したこと、日本から台湾を訪れた旅客も昨年初めて100万人の大台を突破し、112万人を超えたことに触れ、「これは双方の相互連動が成功した一つのモデルである」と語った。

 また、経済貿易面での交流について、昨年双方の貿易総額は600億ドルを超しており、日本が台湾に対し300億ドル以上の貿易黒字となっていることなどに触れ、台日関係には今後も協力と交流をレベルアップしていく余地が数多くあるとの考えを示した。

 陳総統は、新藤議員が日本の国会の休会中に今回初めて台湾を訪問したこと、また下地議員は2000年につづき2度目の訪台となったことに触れ、日本の若き精鋭である両国会議員の訪問に台湾の政府と国民を代表し歓迎の意を表した。
【総統府2006年6月28日】

URL:http://www.roc-taiwan.or.jp/news/week/06/060629a.htm

竹下義朗 TAKESHITA Yoshiro

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by ayanokouji3 | 2006-06-29 22:35 | Comments(0)  

馬英九氏の取るべき路線について

「時事弁論会」で馬英九氏が今後取るべき路線─強硬か穏健か─について、国民党支持の評論家達が論じているのをテレビで視た。

馬英九氏は今回の総統追及について、最初は消極的で、その後積極的となり、罷免案が否決された後は一歩引いたように見える。

客観的に見れば、問題が大きくなり、立法院内の抗争を選挙民の間の対立に形を変えたのは確かなようである。

陳総統の土着的たくましさと馬英九氏のスマートさという面はあるが、馬氏の路線が如何であれ、最後は両氏の政治手腕が試される。今後の成り行きに注目したい。

(補記)
  1. 上記の路線については、穏健路線を取るべきという論者の議論の方が優勢に感ぜられた。

  2. 12月の台北市長選に、以前から去就が取り沙汰されていた前行政院長・謝長廷氏が正式に立候補を表明したとの報道が本日あった。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

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by ayanokouji3 | 2006-06-29 19:58 | Comments(0)  

「第三次国共合作」のまぼろし

およそ一年前の2005年4月26日、1945年8月の蒋介石・毛沢東会談以来、実に60年ぶりに北京に於いて、連戦・胡錦涛両氏による国共党首会談が実現し、「第三次国共合作」が演出されました。これは、民進党から政権(総統職)を奪還したい国民党と、独立傾向を強める陳水扁政権への「内的圧力」としての国民党支援と言う、両者の思惑がたまたま一致した事によるもので、大陸を支配し唯一の指導的地位にあるとされる共産党が国民党を全面的に「認知」した訳では無い訳です。若しも、両岸が大陸側の主導により統一された暁には、国民党が非合法化・解党されるのは火を見るよりも明らかです。その事を如実に物語る出来事が先日、嘗て蒋介石が支那事変の折り「戦時首都」を置いた四川省重慶市で起きました。
中国公安当局、国民党支持の大学生拘束

2006年06月24日19時06分(asahi.com)

 香港の人権団体「中国人権民主運動情報センター」などは24日、台湾の国民党を支持する中国国内グループの男子大学生1人が公安当局に拘束されたと明らかにした。容疑の詳細は不明だが、メンバーは天安門事件17周年の4日に重慶市に集まり、国民党の「青天白日旗」を掲げるなどしたという。
 大学生は22日夜、自宅で拘束され、パソコンも押収されたという。当局は拘束理由について家族らに「不法組織が不法な集会を行った」と説明したという。
 大学生は「中国汎藍連盟」というグループのメンバー。ウェブサイトによると、同連盟は孫文の唱えた「三民主義」を信奉する中国国内の国民党支持者らが設立した。

元記事:http://www.asahi.com/international/update/0624/011.html
このニュースの伝える事が現実であり、台湾が「台湾」である為には、決して支那との統合 ── 所謂「中台統一」等標榜すべきでは無いですし、「目先の利益」(経済面)から大陸に接近する事は、長い目で見れば、大陸に暮らす人民の様な共産党による圧政を受け容れることになる、と言う事を台湾公民は国民党員も含めて、より認識すべきでは無いかと感じた次第です。

竹下義朗 TAKESHITA Yoshiro

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by ayanokouji3 | 2006-06-28 20:37 | Comments(0)  

諸橋轍次博士の著書に思う

『大漢和辞典』で著名な故諸橋博士の最晩年の書である、「孔子・老子・釈迦『三聖会談』」(講談社学術文庫、昭和57年刊)は小生の愛読書である。

諸橋博士は、西洋近代の進化論が動物の観察によって適者生存・弱肉強食の原理を発見したのに対し、三聖の主要道徳(仁・慈・慈悲)は何(いず)れも草木に関する文字であり、東洋では育って行く草木の観察から道を感得した、と述べている。

日本が農耕民族として平和を希求して行くという姿勢を貫くということは、日本の周辺が安定している限りは間違いないとだけは言える。

万一事が起きたときに狼狽せず、冷静に対応出来る政権であってほしいとつくづく思う次第である。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

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by ayanokouji3 | 2006-06-28 19:19 | Comments(0)  

総統罷免案の否決について

6月18日の本欄に記した総統罷免案は否決された。

新聞論調風に記せば「否決されたとはいえ、今後苦しい政権運営を迫られるのは確実とみられる」こととなるのであるが、確かに身内の醜聞を以て罷免要求されること自体、恥である。

それにしても、今の台湾は民主的なところがよい。惜しむらくは、共産党支配下の中国やキリスト教の染み着いた米国と異なり、よるべきものがない。

先行き、韓半島問題を含め日米中の決着がついた後は、台湾は、天皇を象徴とする日本の一州に編入されることが妥当であり、人々の幸福につながるものと確信する。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

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by ayanokouji3 | 2006-06-27 20:18 | Comments(0)  

満州引揚げ60周年記念式典について

中国での満州引揚げ60周年記念式典の模様を紹介したテレビニュースを見た。

当時の引揚げ事業に携わっていない共産党が主催するというのが何とも不自然であるが、昨年来の国共合作の一環というのであれば、理解出来ない訳でもない。

中国が懐柔と威嚇、「恩威並び行なう」といった方法で隣国に接しても信頼を得ることは出来ない。

日中双方が真に胸襟を開くには、前途は尚遼遠である。

(補記)
北朝鮮ミサイル問題は、米露より先に中国が率先して抑止する態度を示せば、中国の株も上がるのだろうが、その見込みがないのは当然のことながら、甚だ残念である。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

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by ayanokouji3 | 2006-06-26 18:10 | Comments(0)  

台湾問題について

6月25日早朝のTBS番組『時事放談』を視た。

藤井氏の、日本外交は中国に対して一方的だという指摘に対し、塩川氏が色をなして反論していたのが、印象的であった。

藤井氏は、1972年の日中国交回復で台湾問題を日本に認めさせることが唯一中国の条件であったと発言していた。

台湾問題は日中国交回復の原点であり、日中関係を正常化する最も重要なカードであることを再認識した。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

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by ayanokouji3 | 2006-06-25 11:54 | Comments(0)  

台湾発の芸能について

テレビ東京の6月24日午後の番組『エンタメな台湾 最新事情』を見た。

台湾発の芸能が「華流」とされているのは、台湾が中華圏に属することを意味するが、芸能に「台湾」独自のものという意識が希薄となること自体には罪はない。

番組で政治問題には一切触れなかったのは当然である。台湾は北朝鮮とは異なる。政治外交と芸能は別物であるからである。

それだけに、競争の激しい台湾芸能界の厳しい一面を窺い知ることが出来た。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

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by ayanokouji3 | 2006-06-25 06:31 | Comments(0)  

米軍グアム演習について

5月4日の本欄で「来月には米軍がグアム周辺で中国牽制目的の演習を予定しているという報道があった。」、また同15日の(補記)で「来月のグアム演習に米国はオブザーバーとして中国を招待しているが、中国側は未回答だという。」と記した。

朝日新聞によれば、グアム演習は6月19-23日に、参加総人員2万2千名で行われ、中国はオブザーバーとして参加したという。

本来中国牽制目的の演習とはいえ、北朝鮮もオブザーバーとして参加させるべきであった。

米軍の迎撃ミサイルが本当に役に立つのかについては、演習ではなく、北朝鮮のミサイルで実際に検証せざるを得ないことであろう。尤も、その前に「戦わずして勝つ」のが上策ではあるが。

(補記)
米国側は、「返礼」として中国の軍事演習へのオブザーバー参加を認めるよう求めて行くという。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

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by ayanokouji3 | 2006-06-24 19:57 | Comments(0)