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在日中国人について

 在日中国人は小生にとって最も興味ある観察対象の一つである。この十数年間、多くの人達を身近に観察する機会を得て、彼等の世代の交代と価値観の変化を感じて来た。

 文革を話題とすることの出来る、何となくぎこちない人達が少なくなっている一方、考え方が前向きで処世術に長けた若者が多くなって来ている。

 東京新聞朝刊「私の東京物語」に1980年代に来日した、作家楊逸が10話完結のエッセーを掲載中である。彼女と似たり寄ったりの経験をした中国人達を知っているが、エネルギーに満ち溢れている。

 他国での理不尽な思いを克服したからこその中国人の客観的成功は、日本人の安定した外国生活同様、簡単に得られるものでない。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

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by ayanokouji3 | 2017-11-14 11:57 | Comments(0)  

民進党の分裂について

 10月22日の総選挙に関する後講釈は種々あれど、民進党から希望・立憲民主党が派生したことにより、公明・共産・維新が割を食っただけの結果となった。

 民進党は解党せず、本体が未だに残っているところに、現状に至る矛盾・問題が露呈しているのは、無理からぬことである。

 「昔の名前で出ています」といった大物にどうしても頼らざるを得ないのは、政治の世界の奥深さ故でもある。

 各党が早期に意見を集約して「大同団結」、日本国の発展のために大いに貢献してほしい。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

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by ayanokouji3 | 2017-10-28 21:20 | Comments(0)  

台湾問題について

 世界に様々な変化が見られる中で目立たなくなっているのが台湾問題である。

 大紀元時報等により、中国による台湾での種々の工作が進行中であることは判っているが、以前程のインパクトがない。

 現在の状況下、台湾問題が大きくクローズアップされないことが良いことなのか否かは結果論である。

 ともあれ、中国にとって刺激的な、台湾の政治家による台湾独立の発言を期待するのは決して悪いことではない。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

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by ayanokouji3 | 2017-10-14 14:33 | Comments(0)  

政界再編について

 衆院解散を機に政界再編の動きが突如として加速化するという事態の急変に、殆(ほとん)どの国民が狐(きつね)につままれたような思いがしていることだろう。

 世界各国の様々な動揺に比べれば、このところの日本の政治はかなり安定して来ていた。主義・主張が受け入られなかったり、役職面で重用(ちょうよう)されなかった政党・政治家が遺恨を晴らす絶好の機会ではある。

 国民が政治に関心を寄せること自体は決して悪いことではない。他方、空疎・無責任・実行不能な、漠然とした評論・理想論に惑わされて、常識的・現実的・建設的視点が欠けていれば、以前の新党ブームと同じことになる。

 現状に不満を覚える一定数の国民に対するガス抜きの効果はあるものの、時間が経てば最大公約数的な状況に収斂(しゅうれん)し、落ち着くべきところに落ち着くのは過去の事例が教えるところである。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

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by ayanokouji3 | 2017-09-29 09:13 | Comments(0)  

北朝鮮問題について

 9.11の惨事が起きてから既に16年、欧米の動揺や中国での内部闘争が続き、世界にくすぶる火種の中で、ここに来て北朝鮮問題が前面に出て来たのは、必然のことである。

 北朝鮮問題には、欧米的価値観を是としない個人商店的国家からの異議申立という側面があり、人民の生活水準を抑制している独裁体制存続および国際的地位の向上への欲求に根ざしたものであることは言う迄もない。

 1990年代同様、歩調の揃わない国際社会がさんざん振り回された挙句、最終的に、国家存続に手を貸す結果となるような気がしてならない。

 南朝鮮である韓国はもとより、宗主国たりし日本が主導的立場で携わることが出来ず、本来持つべき解決能力もないことこそ、問題の本質である。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

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by ayanokouji3 | 2017-09-14 14:11 | Comments(0)  

日本国の行く末について

 一時期、一般の報道は「モリ・カケ」騒動で持ち切りであった。今、冷静に思い起こすに、入閣待望組の恨みとスクープ記事の枯渇から来たものと素直に解釈すれば、納得出来る。

 その間、「ファースト」の会派の勢力伸張が見られたものの、肝心の民進党の凋落(ちょうらく)には特段の驚きはなく、旧社会党をはじめとする、信念なき政党の栄枯盛衰を見る思いがする。

 さて、日本国の行く末を憂慮して識者が種々論ずることは尤(もっと)もであり、傾聴に値する。例えば、小泉氏子息が企業経営者の「年金返上」を提唱し始めたのは当然の成り行きであり、小手先の策であってもやらぬよりましである。

 政治でも経済でも暗中模索、試行錯誤した上で、所詮なるようにしかならないのが世のならいである。日本国の行く末は明るいものと信じて余生を送るほかはない。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

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by ayanokouji3 | 2017-08-28 13:10 | Comments(0)  

戦後72年の所感

 戦後30~40年頃迄は様々なレベルにおいて戦争の生々しい記憶を呼び起こす努力がなされていたように思うものの、50年ともなると、政治の駆引の材料に使われ、村山談話という、一方的な歴史認識を踏まえた、唾棄すべき談話が登場した。

 60~70年になっても村山談話が足枷となり、歴史認識の完全是正が遠のいたのは残念なことであるが、その後、籠池騒動の過程において、教育勅語に関心が集まったのは意外であった。

 戦後72年に当り、開戦と終戦の詔勅を襟を正して、眼光紙背に徹するが如く拝読するとき、今の時代にも十分通用する、日本民族の進むべき路線が明らかとなる。

 研究し尽くされて、再発掘・秘録といった区々たる歴史の事実というものに目新しさがなくなった今こそ、上記詔勅の意義を甚だ大きく感ずるのである。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

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by ayanokouji3 | 2017-08-14 20:07 | Comments(0)  

老台北の死を悼む

 作家・司馬遼太郎の『街道をゆく 台湾紀行』に「老台北」の名で紹介された台湾の親日家・蔡焜燦氏が7月17日、90歳で大往生した。

 「親日国」台湾に於いても、とりわけ「親日家」、いや「愛日家」として知られた蔡焜燦氏は、台湾の精神的支柱・李登輝元総統と共に、日台両国の友好親善に多大な功績を残し、我が国では平成26(2014)年春の叙勲で旭日双光章を受賞、今年度の外務大臣表彰も受けた。

 その蔡焜燦氏が逝った。

 「日本人」として生まれ、終戦迄、日本語環境の中で育った「日本語世代」も齢(よわい)を重ね、一人、又一人と鬼籍に入っていくが、日本統治時代を知らない若い世代にも、彼らの蒔いた種子は確実に受け継がれている。

 時は移ろう。だが、日台両国の絆は時と共に深まりこそすれ、薄れる事は無い。

 「老台北」の蒔いた種子は確実に育ち、芽吹き、そして、花開いているのである。

竹下義朗 TAKESHITA Yoshiro

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by ayanokouji3 | 2017-07-29 06:07 | Comments(0)  

孫政才失脚について

 習近平の後継者の一人と目された孫政才の失脚が明らかとなったが、江一派に通ずる不届者の処分として見せしめの効果が大いにある。

 2013年の王立軍事件から始まる一連の反腐敗闘争が一段落したかに見え、王岐山の醜聞が出て来た後にこうした事態が出来するとは、中国の権力闘争のダイナミックさには目を瞠るものがある。

 米国ではロシアゲート、オバマケア代替法等の難問が立ちはだかり、日本でもはっきりしない政治の世界での争いが続いている。情報が余りに多過ぎることが難点であり、日米それぞれの国民のレベルを反映している。

 中国の政治状況はこれと異なり、情報が少な過ぎて、何が起きているのか判らないところに不気味さと難解さがある。人民もそのレベルということである。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

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by ayanokouji3 | 2017-07-28 16:35 | Comments(0)  

劉暁波氏の死去と台湾について

 民主活動家劉暁波氏の死去について、蔡総統は「人権闘士に最高の敬意を表する」とツイッターに記したという。

 言う迄もなく、人口が多く、領土も広い、存在感のある中国にとって民主化や人権といったものを簡単に認めることになれば、国は四分五裂になるという可能性が高い。

 報道規制を敷いて同調の動きを押さえ込むという方法も既に時代遅れの感があるが、これが現在の中国の実力ということである。

 劉暁波氏の理想を顕彰することで、台湾の立場を国際的に主張することが出来れば、これに過ぎるものはない。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

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by ayanokouji3 | 2017-07-14 22:38 | Comments(0)