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トランプ現象の影響について

 トランプ現象の余波と見られる金正男(キム・ジョンナム)毒殺事件が起きてより既に一年、オリンピックの最中にも半島情勢には様々な動きがある。

 トランプ現象は、居心地が悪いと感ずるような一部の米国民よりも他国政府への影響が大きく、報道された内容以外にも何かと振り回されていることだろう。

 世界の中心の位置にある米国に多くの国が長い間頼って来たことの反対作用として種々の側面における今日の動揺がある。

 日本としては佐藤首相の言の通り「自ら守る気概」で防衛につとめることこそ自国を含めたアジア地域の安定を招来するものであり、差し当たり何をすれば良いかは自ずと明らかである。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

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by ayanokouji3 | 2018-02-14 10:03 | Comments(1)  

昨夜の台湾東部地震に際して

 昨6日の深夜、台湾東部でマグニチュード6.4の大地震が発生、花蓮市のマーシャル・ホテルが倒壊する等し、死者2名・負傷者200名の被害が出ていると言う。

 月並みではあるが、亡くなられた方々の御冥福をお祈り申し上げると共に、負傷された方々の一日も早い回復、又、未だ救出されていない方がおられるとすれば、一刻も早い救出を願わずにはいられない。

 隣国にして友邦の台湾に心を寄せる者の一人として、今回の災害からの一日も早い人的・物的復興が為される事を切に祈念申し上げる。

竹下義朗 TAKESHITA Yoshiro

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by ayanokouji3 | 2018-02-07 07:27 | Comments(0)  

反腐敗闘争について

 6年前の王立軍事件に始まる中国の反腐敗闘争は対象を大物から小物へ転じ、地方の末端組織に及ぼす方向となったようである。

 これが可能となるのであれば、習政権にとっては長期安定を図る一つの要因となるが、果たして如何(いか)なる結果となるのだろうか。

 他方、新聞報道によれば、北京で「スカイライン・クリーニング」という街の看板撤去騒動があり、市は一時停止を決定したという。

 後のことは構わず忠誠心を示すための勇み足が続けば、当然のこと乍(なが)ら、揺り戻しが来る筈である。反腐敗闘争に限らず、そうしたことの繰返しを経て来たのが中国という国なのである。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

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by ayanokouji3 | 2018-01-29 05:02 | Comments(0)  

台湾の立場について

 13日の日経朝刊記事に、広辞苑が台湾を中国の一部として表記していることに対し、台湾外交部より修正を求めているとあった。12日発売の広辞苑第7版は小生も購入し、第6版との違いを適宜調べてみた。

 14日の同記事には、中国民用航空局が米デルタ航空の謝罪を受け、世界の航空会社の中国部門に対し、自社サイトで香港や台湾を国家として扱っていないか調査するよう命じる通知を出した、とある。

 中台共に他国の民間企業の措置について、非常に敏感となっていることが判るが、自国の存立意義がかかっているだけに譲歩出来ず、今後もこうした事態は頻繁に起きることだろう。

 台湾は中華民国という古めかしい国号を活かしつつ、中華人民共和国と距離をおき、現状維持を図ることしか最早道は残されていないように思う。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

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by ayanokouji3 | 2018-01-14 17:09 | Comments(0)  

本年を振返って

 「モリカケスキャンダル」の追及は、総選挙を挟み、長期間に亙(わた)り、新たな資料が次から次へと出て来たものの、神学論争の如く一向に決着を見ず、今となっては野党による自己の存在価値の証明という目的での「戦い」に過ぎなかったと感じている。

 そもそも、以前の保守系の人々がつながっていたのは、普通よりも緊密な関係のもとで子女の進学・就職・結婚等、お互いに様々な世話をしていたからで、「モリカケスキャンダル」のような状況が起きたとしても何ら不思議ではなく、本来指弾すべきものではない。

 かつてのアバウトで若く活気ある社会から、健康志向の静謐(せいひつ)・無臭・無菌を重視し、弱者の人権のみならず、犬・猫のような動物の権利迄大事にするような社会となり、種々の制約を受けることで、一部には肩身の狭い時代となった。

 国会・メディアのみならず、社会全体に奥行きがなく、皮相で軽薄な風潮が浸透しつつある中、充実した「福祉」制度で飼い殺しになり、自己の意見を適切に主張出来ないような、劣化した日本人が大量に発生していることの方が憂慮され、問題とされるべきである。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

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by ayanokouji3 | 2017-12-28 05:33 | Comments(1)  

「六月の雪」について

 オール讀物12月号で連載が終わり、来年6月刊行予定の小説、乃南アサ「六月の雪」を読んだ。祖母の願いを託された孫が台南に赴(おもむ)くという内容で、家庭問題も織り込んだ佳作と言える。

 台湾の置かれた立場や台湾人の複雑な思いが詳しく説明されており、これ迄台湾に余り馴染(なじ)みのなかった人達にとっては恰好(かっこう)のガイドブックたり得る。

 日台共に、世代一変、過去を過去として脇に置いたまま、新たな視点で日台関係を考える時期に到達したように感ずる。

 国対国、国対個人、個人対個人といった枠を越えて、融通無碍(ゆうづうむげ)に関係を築くことこそ日台の本来あるべき姿である。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

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by ayanokouji3 | 2017-12-13 17:38 | Comments(0)  

温又柔著『台湾生まれ 日本語育ち』について

 以前から書評等で何度も紹介されていた、1980年生の温又柔著『台湾生まれ 日本語育ち』を興味深く読んだ。

 これ迄も少なからぬ台湾人が様々な形式で語って来たものと似通(にかよ)っているが、日本語を主とし、台湾語・中国語を従とし、その間で揺れ動く若い世代の女性の感情の機微が良く表現されているように思う。

 言葉の違いで生ずる不安定な状況に関する台湾人の置かれた立場は、日本人が感ずる標準語と方言の差といったものを遙かに超えるものであることは明白である。

 内容としては、親の世代や自分自身が中国や台湾で生活したり、台湾人に接触したりした経験がなければ、細かいところを理解することが難しいかも知れないが、台湾および台湾人の一層の理解のために大いに参考となる好著である。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

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by ayanokouji3 | 2017-11-28 11:04 | Comments(0)  

在日中国人について

 在日中国人は小生にとって最も興味ある観察対象の一つである。この十数年間、多くの人達を身近に観察する機会を得て、彼等の世代の交代と価値観の変化を感じて来た。

 文革を話題とすることの出来る、何となくぎこちない人達が少なくなっている一方、考え方が前向きで処世術に長けた若者が多くなって来ている。

 東京新聞朝刊「私の東京物語」に1980年代に来日した、作家楊逸が10話完結のエッセーを掲載中である。彼女と似たり寄ったりの経験をした中国人達を知っているが、エネルギーに満ち溢れている。

 他国での理不尽な思いを克服したからこその中国人の客観的成功は、日本人の安定した外国生活同様、簡単に得られるものでない。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

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by ayanokouji3 | 2017-11-14 11:57 | Comments(1)  

民進党の分裂について

 10月22日の総選挙に関する後講釈は種々あれど、民進党から希望・立憲民主党が派生したことにより、公明・共産・維新が割を食っただけの結果となった。

 民進党は解党せず、本体が未だに残っているところに、現状に至る矛盾・問題が露呈しているのは、無理からぬことである。

 「昔の名前で出ています」といった大物にどうしても頼らざるを得ないのは、政治の世界の奥深さ故でもある。

 各党が早期に意見を集約して「大同団結」、日本国の発展のために大いに貢献してほしい。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

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by ayanokouji3 | 2017-10-28 21:20 | Comments(0)  

台湾問題について

 世界に様々な変化が見られる中で目立たなくなっているのが台湾問題である。

 大紀元時報等により、中国による台湾での種々の工作が進行中であることは判っているが、以前程のインパクトがない。

 現在の状況下、台湾問題が大きくクローズアップされないことが良いことなのか否かは結果論である。

 ともあれ、中国にとって刺激的な、台湾の政治家による台湾独立の発言を期待するのは決して悪いことではない。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

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by ayanokouji3 | 2017-10-14 14:33 | Comments(0)