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台湾への武器売却について

金融危機で話題が持ちきりとなる中、中国の駐米大使が講演で、米国の台湾への武器売却を一つの中国の原則への明白な違反とする旨述べたという。

台湾問題は中国にとって「心の棘(とげ)」であり、米中・日中関係共に、それなりの制約を受けているのは言う迄もない。

国際関係は不即不離、いくら他国の外交政策が気に食わないからといって対抗措置を講じても、単なる独演に終わることは多い。

日本政府は、金融危機下の米中関係の駆引を冷やかに捉えるのではなく、主体的に判断する余裕が求められるが、現在の宙ぶらりんな状態では望むべくもない。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

by ayanokouji3 | 2008-10-09 21:30 | Comments(0)  

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