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金融危機について-1

米国発の金融危機は、今のところ、日本にいると対岸の火事視する余裕があるが、10年前の日本の内向きな金融危機が今となってはなつかしく感じられる。

10年前の日本の金融危機は、3年間の野党・連立政権の後、橋龍という経済音痴の首相により国内経済統制不能となり齎(もた)らしたものであった。

振返ってみるに、あれは精神の荒廃以外の何物でもなかった。今の米国もまた精神の弛緩により危機を招いているのは自業自得(じごうじとく)でしかない。

日本人は米国のみならず、他国の状況を見て、「隣の芝生(しばふ)」的発想に陥ることは今暫(しばら)くはないことだろう。同病相憐(あいあわ)れむことにだけはなってほしくない。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

by ayanokouji3 | 2008-09-30 20:34 | Comments(0)  

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