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国際経済について-2

米国金融不安については、今日に至り報道が本格的となった。テレビ・新聞共に問題の背景を指摘しても、明確な対策を述べたものはない。

こうした雰囲気を実感するため、米国某銀行の某支店に行って来た。口座解約のため訪れた人が多いように見受けられたが、昨年2月に日興コーディアルが動揺したとき、支店に閑古鳥が鳴いていたのとは些(いささ)か異なる光景であった。

時代の節目に際会し、冷やかに傍観するのではなく、如何(いか)に生きて行くべきかを後生に示すのが高齢者のつとめである。

聞けば、台湾の御老人で台湾がそのうち中国に組み込まれると憂慮しておられる方がいるという。仮にそうなったとしても、それを精神的に乗り越えて行く智恵を出すのが、真の台湾人というべきであろう。国際経済の先行き不安に関連し、そのように考えた次第である。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

by ayanokouji3 | 2008-09-16 20:51 | Comments(0)  

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