人気ブログランキング | 話題のタグを見る

人生の方針について

国家・団体・企業に目標があるが如く、個々の人生にも5年、10年といったスパンでの目標・方針があるべきと常々考え、ある台湾人とやりとりをしてみた。

「独立自主」「自力更生」は毛沢東や共産党の「専売特許」のように考えられているが、実は戦前の日本の家庭には「自力更生」の標語が至るところで掲げられていたという。

「万民同胞」や「四海之内皆兄弟」は笹川良一の「人類皆兄弟」と同じであり、宗教臭もするが、悪くない。「至誠通天」や「博施於民而能済衆」は儒教的で、高遠に過ぎるが、「至為」とはこのレベルであろうか。

台湾人よりは「如今全球經濟蕭條, 無一幸免於難 何以独立自主、自力更生?」(全世界レベルで不景気の現状下、誰もが影響を受けつつある中、独立自主・自力更生とは如何に)との厳しいコメントが返って来た。以て、台湾経済の厳しさを知る而已(のみ)。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

by ayanokouji3 | 2008-09-13 20:47 | Comments(0)  

<< 日本は対米一辺倒で本当に良いのか? 台湾関係記事について >>