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台湾関係記事について

10日付朝日新聞の蒋介石日記(11)「台湾に渡り立直し」に、「台湾政治社会の組織と法律はできるだけ日本統治時代の原則と精神に戻すべきだ」(1950年6月12日)というものがあった。

経緯は略すとして、こういう記述は、国民党を快く思っていない台湾人にとっては、蒋介石の便法に過ぎないということであろう。

一方、10日付東京新聞夕刊には「中秋節の名物 馬政権で一変 環境重視、焼き肉パーティ自粛」という見出しで、「馬政権の重点施策である環境対策に呼応し、パーティ開催に協力してきた自治体が消極姿勢に転じた」とある。

政治における深奥と卑近さの対照に、台湾の今昔を思い、行く末を案ずる次第である。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

by ayanokouji3 | 2008-09-11 22:00 | Comments(0)  

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