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馬氏「非國與國的關係」について-2

考えてみると、我々は兎角(とかく)、中台関係のことを云々するが、それでは、日米関係は国と国との関係なのか、という疑問に突き当たる。

敗戦後、日本は米国に対し余りに卑屈になり、国の防衛を実質的に任せているというように、その後遺症は未(いま)だに続いている。

台湾が「民族自決」出来るのは何時(いつ)の日のことだろうか、と問う前に、日本が「民族自決」出来るのは何時か、と言われれば、答えに窮する。

『日本国憲法』を後生(ごしょう)大事に奉戴し、破棄乃至(ないし)改正に躊躇(ためら)い、他国のことは畏敬・軽蔑しつつ、自国のことは自嘲的に捉え、客観的に捉えられぬのが、日本国及び日本人の短所であり、長所でもある。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

by ayanokouji3 | 2008-09-05 20:38 | Comments(0)  

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