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北京五輪について-8

北京五輪で感じたのは漢字の有難味(ありがたみ)である。現代中国語音の素養があれば、国名は殆(ほとん)ど判る。

漢字はアジア民族の共通遺産であるにもかかわらず、韓国で漢字教育を蔑(ないがし)ろにして来たのは、為政者の大いなる誤りであった。

日本では、戦後平仮名(ひらがな)の多い文章が増えたものの、その後のワープロ・パソコンの普及が結果的に漢字の復権を齎(もた)らした。

中国古典の知識を弄(ろう)し、学を衒(てら)うような時代は過ぎ去ってしまったが、漢字だけは大事にしたい。それは「日臺一宇」の趣旨にも沿うのである。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

by ayanokouji3 | 2008-08-20 23:07 | Comments(0)  

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