日下公人氏・石平氏の著書について-1
『中国の崩壊が始まった!』(日下公人・石平著、WAC文庫、6月28日発行)を読んだ。
崩壊を如何(いか)なる意味としてとらえるかで現状が崩壊途上にあるのか、事実上崩壊してしまったのか、解釈することが出来るが、共産党が完全解体しない限り、崩壊したとは言えない。
体制崩壊の前に、延命策が講じられるであろうし、他国も傍観することはないだろうが、何せ「革命」を繰り返して来た国柄である。
本書の結論としては、「中国の内乱に巻き込まれない」ことであるが、現実の対応は困難である。日中の関係においては大東亜戦争の反省を踏まえ「敬遠」外交が或る程度奏功するとしても、台湾の場合は自ら守る気概を持たなければ歴史を繰り返すことになる。
崩壊を如何(いか)なる意味としてとらえるかで現状が崩壊途上にあるのか、事実上崩壊してしまったのか、解釈することが出来るが、共産党が完全解体しない限り、崩壊したとは言えない。
体制崩壊の前に、延命策が講じられるであろうし、他国も傍観することはないだろうが、何せ「革命」を繰り返して来た国柄である。
本書の結論としては、「中国の内乱に巻き込まれない」ことであるが、現実の対応は困難である。日中の関係においては大東亜戦争の反省を踏まえ「敬遠」外交が或る程度奏功するとしても、台湾の場合は自ら守る気概を持たなければ歴史を繰り返すことになる。
古川 宏 FURUKAWA Hiroshi
by ayanokouji3 | 2008-06-29 20:58 | Comments(0)