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尖閣問題に思う-1

靖国と並びいつも蒸返されるのが尖閣問題であるが、今回の竹下氏の意見発信は確かに早かった。

それは日本人の声となって台湾にも届いたことだろうが、忘れ易い一般国民にとっては、問題が起こる度に過去の経緯を「復習」せねばならない。

折しも、ガス田問題も境界線を曖昧にしたまま、日本側からの資金投入という形で決着する模様であるが、タイミングとして尖閣問題と絡み、中々油断ならない情勢となっている。

台湾での保釣(ほちょう)聯盟の運動が先行き、李叔徳氏の指摘する如く「清朝義和團」とならぬことを祈るのみである。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

by ayanokouji3 | 2008-06-18 20:16 | Comments(0)  

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