人気ブログランキング | 話題のタグを見る

台湾の呼称について-2

「去台湾化」は中国の30年以上に亙(わた)る一貫した政策であり、周知の如く台湾は中国の一部であり、国際社会の正式なメンバーとしては認めないというものである。台湾から財政的な援助を受けていた中南米諸国も中国の援助活発化に伴い、「金の切れ目が縁の切れ目」となり、次第に台湾から遠ざかるようになった。

台湾を如何(いか)に表記するか。国際郵便物の宛先は「台湾」・「台湾国」・「中華民国台湾」と様々であるが、中華民国のみで台湾と記入しない場合に大陸に送付されたケースが多々あるのは事実である。

中華民国は正式な国名で、台湾はニックネームなのだろうか。中華人民共和国が1949年の国共内戦終結以来唯一の政権である以上、中華民国という呼称は本来使用出来ない筈である。

実際は、台湾において「民国○○年」と西暦が併用されているが、正式な公文書においては必ず「民国○○年」と表記しなければならないのである。

李 叔徳

by ayanokouji3 | 2008-06-08 19:41 | Comments(0)  

<< 台湾の呼称について-3 支那に五輪大会主催の資格なし >>